レベルをあげよう
はぁ、まったくもぉ大変だったぁ!午前と午後どっちもログインできなかった私はようやく落ち着く事が出来た。......お小遣い今月増やしてもらおうかな。本当に......まぁやろう!ようやくゲームできるよぉ。両親の2人にはお酒の禁止令出しておいたし大丈夫でしょ。はぁ......疲れた。
午後の9時になってようやく部屋に戻ってこれた。酔ってでろんでろんになった両親を午前午後共に介護してようやく酔いがさめたところでレシートを叩きつけてきたしお金は後で払うとレコーダーで録音したし......本当に災難だった。現実のことを思い出し憂鬱になるけどゲームの中で発散することにしようっと
ゲームにログインするとログハウス風のところで寝てる人がいる。まぁ分かるアイさん以外いないもんね。待たせ過ぎたのかな?あ~、まだ向こうでアイさんにフレンドコールしてないや......暇だろうなぁ。他の人のAIってどうしてるんだろう?さて、アイさんを起こしますかね。
アイさんの身体を揺すって起こしてみる。......こうしてみるとあれだねぇ。本当に良い身体してるよねぇ。身長高いしボインだし、可愛いし。でも起きて貰わないと私がログインできないんだよぉ。起きてーゆさゆさと揺らしてみると少しずつ目を覚ましてくれたようでしばらくすれば目を完全に覚ました。
アイさんが目を覚ましてこっちを見るなりワタワタと焦りだした。ソファーで暖炉に当たり寝てたものだからね急に立って私の頭と「ゴッ!」てぶつかった。当たった2人は床をごろごろと転がった。その際に私の足に机の脚が当たりさらに転がることになった。......なんで痛覚まで再現してるんだよぉ!!いったぁいぃぃいぃ!
「っく......ミーノさん......こんばんは」
「こんばんはぁ......いったぃ」
「ろ、ログインですか?」
「はぃ......お願いしますぅ」
「はい。行ってらっしゃいませ」
「行ってきます」
まさか頭をごっつんこして足をテーブルの脚にぶつけるとは。......ログインするまでにここまで頭と足が痛くなるのは初めてだなぁ。......ゲームの中なのになぁ。そして私は今日初めての図書館の仮眠室に来た。......はぁここまで長かった気がするなぁ。
身体を伸ばし、ベッドからでて仮眠室を出る。図書館の中には人がおらず、やはり閑散としているなぁここは。図書館の中を見渡すと司書さん以外見当たらない。司書さんは私のことに気付くと微笑み手を振ってくれた。私も手を振って司書さんのところに近づく。
「こんにちはミーノさん」
「こんにちは司書さん」
「......ふむ、そうですね。」
「どうかしたんですか?」
「そろそろジョブの方をあげたほうがいいですね」
「そうですか?」
「はい。そろそろ上げ切れば魔法も調合も作れるものが増えたり、出来ることが増えます」
「ほほぉ?......そうですね、出来る限り頑張ります」
「それがいいです。無理をしてもダメですからね。......でも、念頭にはおいておいてください。」
「あ、はい」
「それで本日はどうするんですか?」
「あ~......東行ってきます。森の中ってまだ探索しきってないんですよね」
「......北東や南東に向かわないようにお願いしますね。」
「あぁ......はい。分かってます。敵わないのは知ってるので」
「ならよかったです」
「警戒してきましたからね......じゃあ行ってきます」
「いってらっしゃい」
図書館からでて私は東の方へと向かう。街中にプレイヤーの数がそんなに多くない感じがする。東と西ってもう空いたのかな?たとえそうだとしても私の速度で攻略するだけだしなぁ。東の門番さんに挨拶をしたのちに私は東のリンゲル森へと向かう。今回はラビちゃんとテウスの2人を召喚した。
テウスに周囲の索敵を任せて私はテウスと並走する。ラビちゃんは私の腕の中ですよ。それから30分ほどしてリンゲル森の入り口?に到着する。この前来た時は確か夜だったし、久しぶりに昼に来るなぁ。そしたらテウスにご褒美と言う名の焼き串をあげて送還し、ライムを召喚する。採取をするときはこの2人がちょうどいい。
森の中には単独のウルフ、集団のウルフと束ねるリーダー。後は蜂がいたけどこちらには気づいていなかったのか攻撃はしてこなかった。そのまま私たちは色々と採取した。ライムは溶かしてるしラビちゃんは食べてるけどね?まぁいいかなって。鑑識のレベルをあげつつ採取に勤しむ。こっちに向かってくる敵は私が魔法で倒しておく。熊が出てきたときは焦ったけど何とか倒せた。めっちゃ驚いたけども魔法を数発撃ったら倒れてポリゴンとなっていった。......でかかったぁ。
ちょっと驚いたけどそれ以外は順調に採取を続けていった。うんうん。結構集まったね。さぁて帰りますかね。ラビちゃんとライムをなでなでしてから送還する。私はそのまま森の深部へとすすむ。森の深部に進むけどあまり周りの環境が変わっていない。
それにポチポチとプレイヤーが増え始めているように感じる。そろそろボス前なのかな?私はまだいいかなぁ。なんとなく場所を確認したし帰ろうっと。回れ右をしてきた道を引き返す。もちろん採取をしながら帰ってきましたよ。総量はかなり増えたので私は嬉しいかな。まだ時間はあるし後は調合でもしようか!




