表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
56/153

西に行ってみよう

 夕方にログアウトして私は家の用事を終わらせ、帰ってきた両親と夕飯を食べてお風呂に入りログインできる状況になったのでログイン。アイさんからは特にないようでそのままいつもの天井を見上げていた。......よっし、行こうか。


 仮眠室を出て司書さんに会いに行く。今回は何をしようかなぁ。たまには本を読んでもいいんだけど、まだ行ったことない場所に行ってみようかな。そうなると西か南なのかな?でも南ってもう解放されたよね。だとすれば西にでも行こうか。


 なんとなく行き先を決めたところで司書さんとお話しする。司書さんはこちらをみて微笑んでいます。いつも微笑んでいる気がしますがいつもお美しいです。ところで図書館の中、人が減ってますけどもいなくなったんですかね?まぁ四六時中本を読んでいる訳にも行きませんよね。けど今は午後の4時ちょっと。夜の時間になったら来るのかな?


「こんにちは司書さん」

「こんにちはミーノさん。本日はどうするんですか?」

「遅くなりそうですけど西の方へ行こうと思ってます」

「なるほど、西ですか。......ならグラスタイガーに気を付けてください。」

「ありがとうございます!いってきます」

「はい。いってらっしゃい」


 司書さんからアドバイスを貰い、私は西へと歩を進める。門のほうに近づいてもあんまりプレイヤーの数が少ない?西は東より人気ないのかな?それとも解放されたところに行っているのかな?見渡してみても少ないプレイヤーと門番さんしか見えない。私としては他の人が少ないということがあの子たちを出せることになるのでいいんですが.....そろそろ街中に出してあげたいんだけどなぁ。


 う~んそろそろいいのかなぁ。分からないので!後で司書さんに聞きましょうかね。さてさて、私は西の門から外に出た。もともとここは全部の門から出てもここに繋がる。もっと西に行くかぁ。私はとりあえず他のプレイヤーの目に留まらない場所まで移動した。そこまで来るとなんだか草原と言うよりサバンナに近いと思った。


 さて、今日のお供はチューンにしますかね。チューンはウルフにしては身体が小さい。それでも索敵能力は高いはず!さぁ!行くよチューン!わっしゃわっしゃと召喚したチューンをもふもふとその身体を撫でていざ!初西へ


「よろしくねチューン」

「わふぅふっふ!」

「よーしよしよし」


 存分にモフモフを堪能したところで改めて行きましょうか。このフィールドは草木が茶色で枯れているみたいで風が吹くとカサカサと音が鳴る。ここは草原より草の丈が高いっぽい。私の胸近くまで来てる。チューンはすっかり隠れている。


 見える感じ枯れている木が見えたり見たことないモンスターが木の上に上っているのかな?茶色と言うかここら辺の枯葉に似ている色合いかな?私の身長が小さくて空の色と比較で来てるし、観測のスキルがあるから分かる感じ。これはまぎれられたら分からない。全然分からない。色合いほとんど一緒。


 私が観察しているとがさがさと右側から音がする。バッと振り向いて注目してみるが、見えない。何もいない?『う”う”う”う”』とチューンが唸っている時点でその線はないな。じゃあなんだろう?しばらくその方向を見ていると一匹の小さいライオンが現れた。私は鑑識をそのライオンに対して行ってみた。すると


________

モンスター名【ミニマムライオン】

レベル14

________


 との表示が!名前だけじゃなくレベルまで分かるとは。しかしミニマムライオン。......確かに体長1メートルもないっぽいし、ライオンにしてはミニマムかな?子ライオンでも通用しそうだけど立派な鬣が付いているから子供じゃないだろうなぁ。


 私たちとミニマムライオンがにらみ合って20秒ほど経った頃、ミニマムライオンが『ウォオオオン!』とかなりの音量で咆哮を放った。その咆哮は周りの草木を揺らし、山のない場所のはずなのにやまびこが聞こえるほどだった。


 そしてこれが戦闘の合図となり、私とチューン、それとミニマムライオンの戦闘が始まった。ミニマムライオンの行動は素早く、私の目じゃ追えない。チューンも翻弄されているようでちょっと落ち着きがない。そんな状況でファーストアタックはもちろんミニマムライオンだった。私の背後から現れたミニマムライオンはその速さで私に体当たりを仕掛けてきた。当然私は躱せるわけもなく激突する。


 「あびゃ」という私の何とも情けない声を出して前のめりに転んでしまった。攻撃の瞬間をとらえたはずのチェーンの攻撃はするっとかわされ、その素早い動きに翻弄されることとなった。......どうしようどうしよう。周りから『ガサガサ』と絶え間なく聞こえるのであっち見たりこっち見たりしなくちゃいけないのがつらい。


 こうしている間にも体当たりに当たって体力が減る。むむむ、どうしたらいいんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ