検証変態との出会い
目覚ましがうるさい......ん~あぁ。朝かぁ。んん~起きようか。身体をベッドの上でグググッと身体を伸ばし部屋を出てリビングに行く。今日は仕事のようで、もうすぐ出るらしくちょっと憂鬱そう。頑張って!とは言っても今日明日行くとまた休みらしい。今だけ限定らしいけど休みが2日あるのって久しぶりなのでは?
行きたくないと顔に書いてある両親を何とか仕事に向かわせちょっとため息が出る。さて、朝ご飯食べよっと。今日のご飯はなんじゃろなー。キッチンへ行き、冷蔵庫を見てみると、卵焼きに納豆、卵、オクラ、鶏の胸肉、か。納豆にオクラ刻んで入れるかな。あ、素麺あるかな?あるなら今日のお昼にでも食べようかな。ん~夏だし、そんな長時間キッチンに放置するわけにもいかないからなぁ。インスタントのお味噌汁にしよっと。
今日の朝ご飯は白ご飯。卵焼き、冷蔵庫に入ってたきゅうりの浅漬け、インスタント味噌汁です。お昼は素麺と麺つゆに納豆とオクラを入れたネバネバしてるけど美味しい素麺にしよう。さて、茶碗を洗ってゲームの時間にしよっと。
終わらせて時刻は既に9時。3時間は出来るから向こうで9時間かな。えっと向こうで午前の3時かな。よし、ログイン。私は自分の部屋に入り、エアコンを設定した後にアラームを設定。そしてベッドに寝転がり頭に機体を付ける。意識が沈み、浮かぶ。......うん。アイさんがいるね。アイさんが私がここに来たことに気付いたようでこちらに来てくれる。
「おはようございます。ミーノさん」
「おはようございます。アイさん、何かありますか?」
「そろそろイベントが来ますよ。あとアップデートですね。」
「お、ほんとですか」
「えぇ、しかしまだ話せないのでご了承ください」
「あ、はい。分かりました。じゃあおねがいします」
「はーい」
イベントとアップデートかぁ。イベントかぁ。何をするんだろうなぁ。初イベントだし、PVPかなぁ。そんなことを思いながら私は仮眠室へやってくる。さて、起きようかね。ふぅ、司書さんに会いに行きますかね。仮眠室を出て司書さんの元へ行く。
およ?誰かいるね?白衣かな?誰だろう?私はそのままそっちに近づく。司書さんと共にその人もこちらに気付きこっちに視線を向ける。司書さんは特に気にした様子もないけどもう一人の人は少し驚いた顔をしていた。おや、女性だったね。......う?嫌な予感が。寒気がしてつい身体を震わせる。
つかつかと私の方に近づいてくる。......い、一体何の用ですかね?こ、怖い。つい司書さんの方に顔を向けてしまう。司書さんの顔も少し歪んでいてちょ、ちょっと助けてほしいかなぁ。その女の人がじりじりと近づいてきて『ガシッ』と肩を掴んできた。「ひぃ」と声を上げるのは仕方ないと思う。正直怖いです。
「君はどうやってきたんだ!」
「しょ、初日からいますけど」
な、なんだろうか?天を見上げてるんだけど。手を放してくれてないけどえ、え?な、なに?ふぁぇ?え、え、わ、私はどうしたら。私はつい固まってしまった。ど、どうしたらいいんだろ?え、え?
少し経ち、司書さんがその人を引きはがしてくれてすごいほっとした。ほっとした!本当に!司書さんは固まっている女性をそのまま引きずり、外に放り出したのが見える。そのあとこっちに来てギュっと抱きしめてくれた。......めっちゃ安心する。確かに私は小さいけども、そこまでじゃないはずなんだけどなぁ。頭を撫でてくれるとさらに安心する。
しばらくすると放してくれた。ふぅ。落ち着いた。
「ありがとうございます......司書さん」
「まったく......あういう人だとは、確かに研究所から来たと言ってた時点で警戒すべきでした。」
「少し怖かった」
「本当に申し訳ありませんでした。......今日はここで本を読んでいきますか?」
「はい......そうします」
司書さんは扉に向かって何かをしてこっちに戻ってきた。......私は今回のログインに関して絶対に街に出ない。あの人怖かった。たとえ美人であったとしてもあそこまで詰め寄られると普通に怖いんだよぉ。今回は司書さんと共に本を読んでました。今回は【古代語】の本を読んでます。めちゃくちゃ難しい!
今回のログインだけじゃこれを読み切るのは無理なので、司書さんに本を預け「ありがとう」と言ったのちにもう大丈夫とも言っておいた。多分もう大丈夫でしょう。あの人は存分に怒られるのがいいと思う。それに私だけ図書館に入っているのもなんか悪いので。......最初に言っても全然聞いてくれなかったんだもんなぁ。
私は司書さんと離れた後仮眠室に入り、ログアウトする。......その前にあの変な人について何か聞きたいんだけど。......絶対何かしら来るだろうからいいや。そのままログアウトしよう。ログアウトするとアイさんが少し不機嫌だったけど.....あぁうん。触らぬ神に祟りなしってね。
「アイさんログアウトお願いします」
「......分かりました。お疲れ様でした。」
絶対何かあるけど絶対触らない。そのままログアウトしよう。今日のお昼は素麺だ!流石に触れたくない事には触れなくてもいい気がするのではい。そのままログアウトしました。機体を頭から外してキッチンへと向かう。さぁ、ご飯の時間だ!




