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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
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報告へ行こう。

 私たちがボスを倒した翌日の午前のログイン。ログインするとアイさんから「おめでとう」と言う言葉を頂き、嬉しくなったところでログイン。昨日はディッカの街でログアウトしたのでディッカの広場から始まった。昨日は街をよく見ていなかったので改めて見てみるとここは鍛冶場が多いのか所々から『カンカン』という音が聞こえる。......プレイヤーはまだ来ていないようで、私は一旦ババンドラへ戻る。


 一瞬浮遊感に襲われたが、ログイン時のそれとそっくりなのでまぁ驚くような事でもない。さて、司書さんのところに行ってししょーに顔出してこよっと。私はそう考えその場から小走りで走り始めた。プレイヤーを見ていると少なからず元気が出たようで上を向いて歩いている人が多いように思えた。


 そしていつもの青い屋根の建物に入る。図書館の中にはやはり人はいない。ふぅむ、なんでだろ?司書さんのところに行こっと。すぐそこに司書さんはいるので司書さんに小声で話しかける。


「ただいま司書さん」

「おかえりなさい。ミーノさん。倒してきたようですね。街の鍛冶師が喜んでましたよ」


 なるほど、変化があったのか、疑似的な流通システムなのかな?


「それは良かったです」

「そうですね......次はどうなさるんですか?」

「次は......東ですね」


 微癒草の上位互換が欲しいし、状態異常を治すのも欲しい......まだ作らせてくれないだろうけど毒薬も作れるんだよね。レシピに書いてたけど怖くて作れませんよ。それに携帯用のもの......道具屋にあるのでは?う~ん。まぁあるなら買おう。


「森ですか......確かに調合や調薬には必要ですね。」

「ししょーのところに行けばある程度あるんですが頼り過ぎるのもどうかと思いまして」

「ふむ、まぁそうですね。それは良い心がけですね。」

「ありがとうございます」


 さて、司書さんに報告は終わったしししょーのもとに行っておこうっと。


「ししょーの方にも行ってきます」

「いってらっしゃい」

「行ってきます」


 図書館を出て、ししょーのところに行くために街をあるく。待ちゆく人は相変わらず賑やかで楽しい雰囲気が漂っている。ん~~≪リーン街道をパーティ【NINJA】が攻略しました。以降ボスモンスターのレベルが下降し、街に物資が入りやすくなりました。≫お、南が解放されたのか。何が特産なんだろう?


 街にいるプレイヤーが一瞬止まって中には雄たけびを上げる人たちもいた。それを見てビクッ!てする住民の人たちと冷めた目で見る人たちがいる。あはは、仕方ないね。そんな人を眺めながら私はししょーの家へと向かって歩く。


 街を歩いていると一軒の露店に目が止まる。......ん?筋骨隆々の......おねえさん?おにいさん?が服売ってる......え、気になる。ちょっと気になるので近づいてみる。そこだけ人の流れがおかしい。こう、避けてる感じが半端じゃない。そこにわざわざ行く私。うんうん


 私が近づくと彼?彼女?はこっちを向いた。.....商品見せてもらおうっと


「おはようございます。見ていいですか?」

「あらぁ、もちろんいいわよぉ」


 商品を見せてもらう。うん。フリフリの服もあるけどローブもあるし、うんいい腕っぽいかな。おねえの方って女子力高いよね。例外はあるだろうけどなんていうのかな。その、より美しくとかより綺麗にっていう意識が高い気がする。


 う~ん、白衣でもいいけど黒衣でもいいなぁ。でもレザーが出来たらそうしようかな。ん~どうしようかなぁ。悩んでいるとおねえさんが


「ん~、あなたならこれじゃなぁい?」


 といって空色のワンピースと黒色のコートをおススメしてきた......可愛いねこのワンピース。うん。別に機能はあんまり気にしてないからなぁ。いいかな。


「ふむふむ、これいくらですか?」

「あら、そうね......ん~3000かしらぁ?」

「3000でいいんですか?」

「えぇ、練習用だもの全然いいわよぉ」

「......じゃあ買います!」

「お買い上げありがとうねぇ。あ、わたしは【ジェミニ】よぉよろしくねぇ」

「ミーノです。......贔屓にさせてもらいますね」

「ありがとねぇ」


 3000G払って商品を受け取り、私はこの場で装備を変える。いままでの奴とは比べようがないほど肌触りがいい。これは良い買い物したかも。私は上機嫌でこの場を後にし、ししょーの家へと行く。......あの人儲けあるのかな?自分で狩ってるのかな?


 そんなことを思いながら、私はししょーの家の前に到着した。一応ここで午前中のログイン時間を使いつくそうと思っている。ししょーが大丈夫ならだけど。『トントントン』と扉をノックして待つ。すぐに扉が開いてししょーが出迎えてくれる。ししょーは私が来たとしるや


「待ってたぞ小娘」

「ふぇ?どうかしたんですか?」

「まぁ入れ。......ふむ、服が変わったか」

「あ、はい。そこに服を売っている人がいて気に入って買ってきました。」

「ふむふむ......いい性能じゃの」

「そうなんですか?」

「小娘は鑑定とか鑑識を持ってないのか?」

「持ってないです。」

「......持っておった方がいいぞ」

「なら取ろうかな」

「ま、それよりじゃ」

「あ、はい」


 そういえば待ってたとか言ってたっけ。何だろうか。


「ほれ、これをやろう」


 ししょーから箱をもらった......え?これ何の箱?


「これは?」

「携帯用の調合セットじゃよ。渡すの忘れててのぉ」

「え、あ、ありがとうございます」


 おや、買いに行こうと思ってたのに。手間が省けたと思えばいいのかな?インベントリに入れておこうっと。そんな私を確認してししょーはポーションを作るように私に言った。しかも今度はポーションだけじゃなく状態回復用のも作るように指示があった。それでも手本を見せてくれるししょーは優しいと思う。


 それからセットしておいたアラームが鳴るまで作り続け、ししょーに断りを入れてから図書館へ戻り、仮眠室でログアウトした。アイさんからは特にないようでそのまま現実へ戻ってきた。......午後はどうしようかなぁ

ブックマーク1000件ありがとうございます。ジャンル別2位になってました。ありがとうございます。

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