魔法のお披露目
ユーカたちのパーティと組むのはいいけど、もうすぐ夜になるのでは?まぁいいけど。夜になったらどんなモンスターが出るんだろ?蝙蝠は出るのかな?まだ見たことないんだよね。周りをキョロキョロと見まわしながら進む。
しかしまぁモンスターがまだ出てこない。そんなにポップ数が多くないのかな?それか出ずらいところを歩いているか。そのまま山の方へ、そうするとようやく一体のゴーレムが出てきた。周りにプレイヤーはいないかな?
「ん、ロックゴーレムね」
「ここらはゴーレム系とトカゲしかいないだろ」
「まぁそうなのだけどね」
「それじゃ、やるでござるか」
「待って待って」
「おっとそうでござったな」
ん?ん~まぁ30メートルか、届くかな?まぁ届くでしょう!本にはそう書いてあった!まぁいいか。
「ん~といいんですね?」
「いいよ」
「じゃあ失礼して『サンダーショット』」
「「「「!!」」」」
使えるところを見せるだけだったら使用MPが少ないショットを使用したほうがいい。見た目はボールを細くしたような形。急所を狙うんだったらこの系統の魔法がいいはず。もっと鋭くできればいいんだけど今の私では無理!
ゴーレムは攻撃されてこっちの存在に気付いたようでこっちにのっそりと向かってきた。まぁ後はボールを撃ってればいいかな。MP管理は面倒だけどそんなに消費多くないから何発も撃てる。うんうん。いい感じに削れてる気がする。足を部位破壊できれば走れないだろうから足を中心に
「ほんとに出るんだな」
「そうでござるなぁ」
「杖持ってないじゃん」
あれ?なんか言われてるけどまぁいいや。私も図書館で読まなかったら同じ過ちを犯していただろうからね。そしてこっちに来るまでに倒した。ここら辺経験値効率良さそうだよね。司書さんはこのことを知ってたのか。はぇ~すっごい楽勝。
「俺らが......苦労したのに」
あれ?心にダメージ負わせてる?まぁ確かに時間がかかってた相手に数10秒で勝ててるもんなぁ。そりゃそうだよなぁ。さて、終わったんだけど、どうすればいいのかな?ユーカに話しかけておこう
「で、ユーカどうするの?」
「......ん~ちょっと待っててね」
「は~い」
ユーカはパーティの人たちと話をし始めた。その大体の人たちが唖然としてた、というか頭を悩ませてた。私としてはどっちでもいいんだけどね。ソロならソロで大丈夫。しばらくはここらへんで魔術士のレベル上げをしようと思うしね。
しばらく待っていると、ユーカが話しかけてくる。話が終わったかな?そろそろ夜だから戻りたいんだけど。う~ん、まぁあの様子だとパーティを組むことになるのかな?まぁどっちでもいいかな。
「ミーノ」
「うん?」
「今回はパーティを組んでくれないかな?」
「ん~とりあえず今回だけでいい?」
「あぁうん。それは大丈夫」
なら良いかな。今回だけパーティに入ることになり自己紹介された。タンクの【バスティン】無口なタンク【ハイク】拳士【ユーカ】盗賊【ムササビ】弓士【アンバー】結局回復役がいないのかよ!脳筋じゃんか。と思ったけど本来はここに回復と魔法を担当する【ジャスミン】がいるらしいけど、今回の魔法騒動に巻き込まれ一時抜けているそう。
私も自己紹介をして改めてパーティを組む。〈ユーカからパーティの申請が来ています。了承しますか?Y/N〉イエスっと。では改めてよろしくお願いしますね。みなさん。
「まぁ、それでだ。魔法について聞いていいか?」
「そうですね......図書館に行けと言うのが早いんですが」
「......また図書館か。どれだけ重要な場所なんだよ」
「まだ入れないんだけど」
「拙者もでござる」
「俺もだ......くぅ」
え?まだ入れない人いるの?それはそれで驚きなんだけど。なにか個人的にも違うのかな?私とユーカ、ハイドとケミンドさんくらいかな?それ以外の人は見たことない気がする。いや、見てない。ん~何だろうね?よくわかんないや。
「はぁ、ここまで図書館が重要施設だとすると入るのには何か足りねぇのか?」
「NPCから話を聞くとか?」
「あ~いや、どうなんだ?」
「ほら、行かないの?」
「あ、そうだな」
なんだ、攻略する人はあれか。ある程度考察しながらゲームするのか。けど、立ち止まって話し合うのはどうなんだろうか?セーフティーエリアなら大丈夫かもしれないけどまだフィールドだし。まぁうん。それでも戦えるのが攻略組なのかな?
私は5人と山を登る。ゴーレム系は私が速攻で倒した。そのたびに何とも言えない顔をするのは止めてほしい。なんか私が悪いことをしているみたいじゃないか。けど経験値は美味しいんだよなぁ。ゴーレム倒してるだけで魔術士が10に上がったもん。
ん~東で採取か、北で魔術か。選択肢が増えたな。後は師匠のところに行ってポーション作りとか。あと、露店も開いてみたいなぁ。そんなことを思いながら私は臨時パーティと一緒に登山をするのでした。




