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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
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北へ行こう!理由はない!

 両親が帰ってきて、ご飯食べてきた後に私はお風呂に行き、両親は酒盛りをするようでリビングへ。時刻は午後8時40分。もう後は寝るだけだしログインしよっと。ログインした私はアイさんに見送られ、ゲームの中へと入って行くのだった。


 ゲームの中に入るといつもの天井が見える。体を起こし、ベッドから這い起き身体を伸ばす。ここら辺は気分なんだけどやってしまう。さて、司書さんに会いに行こうっと。扉を開け、司書さんの元へ行く。司書さんは私を見つけると小さく手を振ってくれる。.....可愛いなぁ


「こんにちは、ミーノさん」

「こんにちは司書さん」

「本日はどうなさるんですか?」

「今日は北の方へ行こうかと思って」

「北ですか......そうですね。ゴーレムは魔法に弱いので頑張ってくださいね」

「あ、はい。行ってきます」

「はい。お気をつけて」


 司書さんからのアドバイスを受け取り私はまだ行ったことの無かった北の方へレッツゴー!まぁあれよね。なんとなく行きたかったんだよね。北の方には鉱石があるようだし、まだまだ攻略進んでいないようだしね。人が多いかもしれないけどまぁいいか。


 北の門へ行くと東の門よりも多くのプレイヤーと思われる人たちが多く見える気がする。前衛の人はさっさと鉱山を開放しておきたいのかなと思うのかな?採掘持ってないと取れないけどそれはどうするんだろうか。


 私は私で遊びましょ。北の門を抜け、草原に出る。ここら辺は変わらないけど、向こうにうっすら山が見える。あそこが鉱山なのかな?街から離れていくと東とは違いだんだんと岩が増えてくる。プレイヤーの数も多く、私はモンスターと戦闘せずに進めるのでラッキーです。そしてどんどん歩くと、草木がすこし減っているような印象を受ける。そして傾斜が出始める。


 でも何だろう。少しはげている山って感じかな?モンスターもちょっと変わっているようで、トカゲみたいなモンスターが出てきている。まだゴーレムは見てないんだけどな。もう少し先かな?


 もう少し先に進むとプレイヤーの数がさらに増えてきた。......これは出せないかなぁ。魔法はいいけどあの子たちはまだ出せないかな。私から書き込めばいいんだろうけど、信じてくれるか分からないし、のんびりプレイしたいからなぁ。ん~どうしよ。


 しばらく他のプレイヤーを見ているとやはりというか何というか剣士と拳士しかいない。ん~ゴーレムだから打撃系にも弱そうだけどなぁ。そしてそのほとんどが6人パーティということ。私みたいな1人で来る人は少ない。しかも初期装備!縛りプレイをしている訳ではないんだけどね。


 ん~、ゴーレムってあれかな?誰かが戦っている様子もないので試しに戦ってみることに。ゴーレムの種類は分からないけど、なんか茶色くて岩っぽいからロックゴーレムかな?魔物図鑑には特徴が書かれていてもその姿までは分からないしなんとなくで察するしかない。ゴーレムの大きさは大体2Mほど中々大きい。ゴーレムも私に気づいたのか、その巨体に見合うゆっくりとした動作でこちらに近づいてくる。しかし私までの距離は15メートル以上あるのでその速度では私に到着するまで時間がかかるような?


 魔力を見ると黄土色っぽい?黄土色の魔力なんて初めて見たな。観察している私にだんだんと近づいてくるゴーレム。私は一応魔法を準備する。使う魔法は雷魔法。岩に雷って効くのかな?まだ、ゴーレムとは10メートル以上離れている。......遅くないかな?


 私は右手を前にもってきて魔法を唱える。魔法はサンダーボール。私の中でイメージがしやすいのでこういう初見の相手には持ってこいの魔法。サンダーボールがゴーレムに当たるとゴーレムが感電したかのような動きを行う。......ゴーレムって感電するの?


 こちらから攻撃を受けたゴーレムは戦闘態勢に入る。しかし、しかしだよ?遅すぎないか?この位だったらスルーしていけばいいのでは?近づいてきたところ悪いけど、私はゴーレムから一定の距離を保ったままサンダーボールを撃つ。そんなのろまなゴーレムだけど、変化が起きた。急激に速度が上がったのだ。正直驚きすぎて魔法の威力間違えてゴーレムを消し飛ばした挙句自分のMPがすっからかんになってしばらく動けなくなった。


 ......いや、聞いてないよ。急にあんな動くって、びっくりし過ぎてMP使い切っちゃったよ。具体的に言うならば、10メートルほど距離を空けてたのにも関わらず一瞬でその距離を詰めてきたし、しかも振りかぶってるんだもん。びっくりしてサンダーボールにMPを全部注いでしまった。....はぁ、木の上から魔法撃とうかな?そのほうが安心できる気がする。


 そこらへんにある木に寄りかかり、上を向いて空を眺める。......ふぅ、他の人の戦い方でも見てみようかな?よいしょっと。身体を起こし伸びをする。さて、なんとなく人がいそうなところに行こうかな。


 それから1分くらい進むと1つのパーティがゴーレムと戦闘を行っていた。でも、戦闘音がなんか『カキンカキン』と弾かれている音しかしない。剣だとやっぱり弾かれるのか。そのパーティは結局ゴーレムを倒すのに5分近くかけていた。そう考えるとやっぱり魔法に対しての耐性が無いのか。


 ふぅむ、いったん帰ろう。私は帰ろうと山に背を向け街に戻り始めた。今回はそんなに急いでないし、歩いて帰ろうっと。プレイヤーの皆さんとはたまにすれ違ったりしながらモンスターと戦ってみたりしながら戻る。


 ぶらぶらとあっちこっちに寄り道したりしながら歩いていると街の方から見知った顔がやってきているのが見える。これから行くのかな?でも周りに人がいるってことはパーティ組んでるのか。まぁ少しなら大丈夫かな?


「やほ、ユーカ」

「あら、小さいと思ったら。ミーノこっちまで来たの?」

「来たよ。今から行くの?」

「そうよ。あ、紹介するね。こちらベータの時にパーティを組んでた人たち」


 見た感じタンクが2人、近距離戦闘型がユーカ含めて2人で1人遠距離。あれ?回復使いは?


「回復の人いないの?」

「魔法だからね.......いないのよ」

「へぇ。あ、だから回復系のポーション買いこんでるのか」

「そういうことよ。ミーノからメッセもらってようやく攻略再開よ」

「へ~頑張ってね」

「......ミーノも来る?」

「ん?」


 おや、これはなんというか。う~む、どうなんだ?パーティの人に聞かなくていいのかな?


「待て待てユーカ」

「流石に初期装備の子を連れて行くのは」


 そうだよ。それが普通だよ。よく言ったタンクの人と弓使いの人


「そもそもどんな人か分からないでござる」

「え~」


 ご、ござるって、と言うことはこの人盗賊?忍者プレイがまだ出来ないからかな?それとも派生が忍者なのかな?そう思っている間にも話は進む。


「ミーノはどうなの?」

「え?ん~、ユーカとやりたいとは思うけど、魔術士いる?」

「「「「え?」」」」


 一応私の方からカミングアウトしておくけど、まぁこれであれだよね。魔術士の地位が分かるよね。予想はつくけどね。しばらく固まっていたようだけどタンクの人が動き出した。


「いやいや、魔術士って。まだいるのか」

「もういないのかと思ってたでござる」

「産廃ジョブとしか聞かないんだけど?」

「ミーノ、言っちゃってよかったの?」


 あれ?もういない感じなのかな?ん~物好きはいるでしょ。多分。私は手に顎を置き少し迷う。言っちゃっていいのか。ダメなのか。ん~~!分からない!


「ん~~、正直目立ちたくないんだよね」

「あ~そう言ってたわね」

「.....その言い方じゃ魔法使えるようだな」

「う~.......黙っててくれます?それか誰か情報出してほしいんですけど」

「いいの?ミーノ」

「ここまで図書館に来る人が少なかったからだと思うんだよね。だとすると出しちゃったほうがいいかな」

「信じられないわね。魔法使えるなんて」

「まぁそうですよね.......人目は避けたいんですよ。面倒ごとに絡まれたくないですし」


 言ってしまえば私は自由に遊びたいから何かに捕らわれたくないんだよね。そこから数分各々がいろいろ悩んでいるようで、その間ここを通るプレイヤーにはジロジロとみられた。というかユーカは攻略を走らないんじゃ?まぁいいけど。ハイドも見かけないしなぁ。ん~、まぁいいか。


「信じてみないとわかんないか」

「そう...ね」

「そうでござるな。ミーノ殿」

「はい?」

「よろしくでござる」

「あ、はい」


 なんか一緒に行くことになってしまった。というかタンクのもう1人めっちゃ無口。仕方ないので頑張りましょうか。うん。魔力の消費を少なめにしてショットを撃っていればいいかな?そうして私はユーカのパーティと共に来た道を引き返していくのだった。

戦闘描写が難しい。

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