キックラビット捕獲作戦!
寝る準備を整え、時間は午後9時。さて、ログインしましょ。向こうだと午後の3時かな?だから向こうの午後の0時まではプレイできるのかな?ま、やりましょう。私はベッドに寝転がり頭にかぶる。そしてお決まりのセリフを言うと意識が遠のいた。
目を覚ますとやはりこの場所へ来る。ここに来るのも慣れたものです。やはりいるのはアイさんです。こちらに気づくと手を振ってくれる。かわいい。さて、何かあるかな?と考えていると話しかけてくる。
「ミーノさん。ログインですか?」
「はい。そうです」
「分かりました。では、行ってらっしゃいませ」
「は~い」
軽く話をしてログインする。今回のログイン場所は図書館の仮眠室だったはず。目を覚ますと私は仮眠室のベッドの上に寝転がっていた。ベッドから起き上がり、仮眠室から出る。司書さんとあいさつを交わした後に街へと赴く。さぁ、ウルフとラビットズを捕まえに行こう!
......と、思ったけどまずはインベントリに入っている肉で少しお腹を膨らませよう。ついでに街の観察もしておこう。ここに初めて来た時はなんかもう少し活気があったような気もするし人がいたような気もする、のだけど?まぁ今はフィールドに出て稼ぎに行ってるのかな?
街を歩きつつ肉をモグモグしていると街の一角で言い争いか何か分からないけど罵声が飛んできていた。......関わりたくないのでスルーしましょ。さて、今回は~......北に行こう!どうせこの辺りは同じらしいし遠くまで行かなければ問題ないでしょう。
「じゃ、いってきまーす」
「あぁ、いってらっしゃい」
門番さんと軽く挨拶をかわし、私はフィールドに出る。ん~、プレイヤーが少ない?まぁいっか。皆はもう1こ先のフィールドにいるのかもしれないしね。さて、ライムを出して探しに行こうかな~。
周りにプレイヤーの数は少なく、ライムを出していても問題ないという結論が私の中で出たので出す。相変わらずプルプル震える身体だなぁ。微癒草でも食べさせるかな。ライムに微癒草を少し食べさせて、街から離れていく。見える限りモンスターは見えないね。
腕にライムを抱えながらテクテクと歩いていく、いっそ肉の匂いで釣ろうかと思い始めたころ、私はついに見つけた。白くふわふわの兎を!見た感じキックラビットかな?ふふふ、私にもラビットが!ふふふ、さぁて手に微癒草を持ってしゃがんでから、しばらく待ってみよっと。
・
・
・
「.............」
こ、来ない。......う~む、しばらくの間待っているけど、来ないなぁ。すぐそこまで近づいてきてくれるんだけどなぁ。うぅ~ん?......もう少し待ってみよう。よいしょっと、座っててもいいや。どうせ汚れないし。夕方まで待ってみるかな。
・
・
・
「キュー」
くっ、待つのがつらかったけどようやく1羽のキックラビットがこっちに来てくれた。微癒草をずっと手にもって待っていた甲斐があったよぉ。ずっとここで待ってたから周りを通るプレイヤーの人の視線がね。ちょっと痛かった。こっちに近づいてくる人がいなかったのが良かったかな。流石に答えるのがちょっと危なそうだったからなぁ。
ようやく来てくれた1羽のキックラビットはこちらを警戒しながら少しずつ近づいてきてくれている。私がここで動けば当然逃げそうだからなぁ。アイさんに話しかけるかも迷ったけど止めておいた。なんとなく止めた方がいいと思ったからなんだけどね。
一歩一歩こちらに近づいてくるキックラビットに私は動かずにずっとその姿勢でいた。右手に微癒草を持ってずっと待機してた。ライムはとっくに送還しておいた。餌じゃないからなんだけども。万が一があったら怖い。キックラビットはそっーっと近づいてきてバッ!と右手にあった微癒草をひったくった。
ふふふ、まだまだあるんだよ!インベントリの中にある微癒草をまた1枚取り出して様子を見る。そうするとキックラビットは口にモゴモゴと微癒草を入れながら私の手にある微癒草をまたひったくっていった。うんうん。少しずつ慣れてほしいんだけど。も、もふもふをモフモフしたい!
「きゅっ?!」
おっと、いけないいけない。大丈夫だよ~怖くないよ~ただモフモフしたいだけだよ~。......採取のスキル取ろうかな。いや、ハイドから買い取ったほうがいいかな。ん~でもノートのスキルのほうを優先したいからなぁ。ま、後で考えればいいかな。
もふも......ちがう。キックラビットは再度警戒しながら私の手から微癒草を受け取った。そして〈キックラビットが仲間になりたそうに見ています。仲間にしますか?Y/N〉お、来た。もちろんイエス!〈キックラビットが仲間になりました。名前を付けてください。〉んふふ~名前はね。ラビちゃんだ!〈ラビちゃんでよろしいですか?〉はい!じゃ、ステータスオープン!
_______
モンスター名【キックラビット】
個体名【ラビちゃん】
モンスターランク:1
モンスターレベル:6
ステータス
HP:170/170
MP:60/60
STR:12
VIT:5
AGI:8
INT:7
スキル
・キックLv6
・跳躍Lv3
・頬張り
称号
【ミーノの従魔】
________
攻撃面は私より強いんじゃ?......まぁいっか。さてまずはライムも出して挨拶と行きましょうかね。ライムを私の腕に召喚してラビちゃんと対面させる。そもそも言葉が分かるのかが分からないので、まぁうん。何とかなるんじゃないかな?ラビちゃんは私の前にじゃあ
「初めまして、2人とも。私はミーノよろしくね」
「......」
「きゅい」
喋れないライムは身体を揺らしてラビちゃんは普通に返してくれた。か、かわいい!うぅ~可愛い!いやぁ、ついにふわふわがわが手に!そして私はふわふわの兎とプルプルのスライムを仲間にする事が出来たのだった。次はウルフだね!わんわんお!
私は立ち上がり空に向かって拳を振り上げるのだった。現時間驚きの7時!そろそろ夜に差し掛かるため、周りは暗くなり始めている。そんなとき、あらゆる方向から『ワオーン!』という叫びが聞こえた。あ、あ、夜ってもしかしなくてもウルフが多く発生するのかな?!しゅ、集団では無理なので!ライムとラビちゃんを送還したのち街まで急ぎ気味で帰り始めたのでした。
平成の終わり間際に書き始めたこの物語を令和もよろしくお願いします。




