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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
17/153

ログアウト、それと現実

 ん~~~っ!!いやぁ、読んだ読んだ、つっかれたぁ。9時間も読んでた。特にアナウンスもなかったし、称号関係も無かったのかな?さて、っと。読み終わったのは全部で4冊......っふ、まだまだかかりそうだね。さて、と。一回落ちなきゃいけないなぁ。図書館で仮眠室借りよっと。


「お疲れ様です。」

「はい。...あの仮眠室借りても大丈夫ですか?」

「はい、大丈夫ですよ。そうですかマナーの本をお読みいただきましたか」

「えぇ、最初に読ませていただきました」

「なるほどなるほど。本は机の上に置いてください。ではこちらへどうぞ」

「はい」


 図書館のマナーという本に書かれていた。仮眠室について。これはまぁ、不親切というか本を全部読まなきゃいけないって言うのがまた大変で。ふぁ...ふぅ、疲れたぁ。一応メッセージ残してログアウトしよっと。そろそろ洗濯ものとかをたたまなきゃいけないし。もしかしたらご飯も作ることになるかもしれないしね。


 さてと、いたのは10時間くらい。だから向こうでは3時間ちょっと経ってることになるのかな。...それでよく分かったのは、ノートのスキル。とてもとても欲しくなる!主に図鑑から重要な事を書き記すときに。


『ぷー』

「こちらが仮眠室です。それでは本のほうは預かっていますね」

「お願いします。」

「はい。では」

『ぷぷー』


 ...この扉はどうなんだろうか。鳴き声はかわいいが...気にしたら終わりですね。はい。そして部屋の中は、二段ベッドが2つ置いてある。それぞれにカーテンが合って、中から閉めるとロックされる仕組みになっているよう。当然マナーブックに書いてありました!それじゃあ連絡してー


『フレンドリスト』

AIアイ

・ユーカ

・ハイド


 ん?まぁいいや。えっとユーカとハイドに「いったん落ちるね。また後で」っとこれでいいでしょう。ふぅ、疲れたぁ....べっどフカフカだし、カーテン閉めて、っと。よしログアウトっと


__________

 ふぅ、少し浮遊感がありますが問題なし!アイさんもいるし、あの場所に来たみたいですね。


「お疲れさまでした。連続4時間46分です。」

「ふぃ、そんなに立ってたかぁ。もう6時?」

「もうすぐ6時です。あ、フレンドリストに私の名前ありましたでしょ?いつでも連絡してください。」

「いいんですか?」

「はい。大丈夫ですよ。今日はもう一回ログインされる予定ですか?」

「一応」

「分かりました。ではお疲れさまでした。」

「はい」


 現実に戻りますか。ゲームのし過ぎで没収されるのも嫌ですし、仕方ないねぇ。でもあの2人は一体何してるんだろうか。1人はレベリングでしょ?もう一人はあいさつ回りに行った後、やっぱりレベリングに行ってるのかな?連続使用可能時間は平気なのかな?まぁ、いっか。


_________


「うぅ~~~っ!!つっかれたぁ」


 ふぅ、よっし。戻ってこれたね。いやぁ、身体を動かしていなかったのに動かした気分になるし、食べた感じにもなる。すっごいなぁ。......実際にお腹はたまらないけどね。さて、家の用事を済ませますか。今日も8時までに帰ってくるかな。今日は何がいいかなぁ......メールに、あぁ、来てる。えっと?


『今日は早く終われたので7時30分にご飯を食べに行こう?』


 お、外食かな?じゃあシャワーあびて~....その前にメールのほうに「いいよ。食べるものは決めておいてね」っとよし、パパパーっと済ませちゃいますか。まずは洗濯物から。

___________


 よし、終わったぁ。洗濯物と、シャーワーを浴びて、お風呂掃除、お部屋の掃除。と、茶碗も洗い終わったし。今は....7時。よし、後はもうテレビでも見て待ってよっと。......ニュースしかやってないかなぁ。ん~~。特に気になるニュースもないなぁ。


 テレビを付けて、ぼーっとしながら人を待つ...あと、水でも飲んでおこっと。こまめな水分補給は必要だからね。脱水症状になるのはちょっと困る。どうしようかな。携帯端末で攻略状況でも見ればいいんだろうけど、どうでもいいんだよね。


 ...だってユーカのあの感じじゃ新情報を見つけるのにも時間かかりそうだし、攻略を進めても自由にするつもりだもん。...それに、さっきまでは阿鼻叫喚の状態だったはず。街に入れず、ギルドにも登録できない。......気付くまでは鬼畜そのものだね。


『ガッチャ』

「「ただいまー!!」」


 ん、帰ってきた。相変わらず騒がしいなぁ、我が家の親は。まったく、一体何の仕事してるのやら。知ろうとしたことなかったな。聞いてみようかなぁ。教えてくれるかは分からないけどもね。


「おかえり~」

「よっし!俺らも仕事終わったんだよー!」

「そうなのよ!やっと少し休めるわ!」


 ....やっぱりうるさい。しかし仕事が終わった?休める?...まぁいいか


「でも、何の仕事してるの?」

「え?あぁ、今日発売した新作ゲーム知ってる?」

「え......あぇ?Another dimension?」

「そう!それの開発だ」


 ふぅむ、まさかの開発陣でしたね。これはまぁう~む?予想外です。


「....え、やってるんだけど」

「「え?」」

「...この前ゆーかからもらっちゃった」

「...ユーカ...破壊姫?」

「破壊姫と友達?」

「そうだよ?学校の友達だよ。」

「なるほどねぇ......今日は寿司だ!」


 しかし、今日はリリース日じゃないか。いいのかな?打ち上げは無いだろうけど、問題点は出てくるんじゃないのかな?


「会社にいなくていいの?」

「俺らは今日、もう帰っていいんだとさ」

「そうなのよ!いやったぁ!」


 めちゃくちゃ嬉しそう......それもそっか。開発が終わったもんね。嬉しいか当然だよね。


「じゃあお寿司食べに行こう!」

「あ、うん!」

「回る寿司がいい?回らない寿司がいい?」


 え、そんなお金あるの?いやでも、私としては....近い近い!...あと汗臭いかな


「...汗臭い」

「ぅ....シャワー浴びてくるっ!」

「...私も浴びてこようかしらね」

「そうしたほうがいいよ」

「...じゃあ浴びよっと」


 お父さんにはよく効いたみたいだね。お母さんにもだけど。...あと私も少し着替えてこよっと。流石にタンクトップで外に出る勇気は無いよ。...半袖に着替えてこよっと。


___________

 結局近所にある見知った回らないお寿司屋さんに行き、両親ともにアルコールが入る。...お酒弱いんだから飲まないでほしいが労いも必要だから仕方ないか。...でも絡み酒は止めよう?私まだ未成年!


「「うぇへへ」」

「...はぁ、ごめんなさい」

「気にするこたぁねぇよ...けどどうしたんだ?酒なんて」

「開発したゲームが発売したんだって。あ、イカで」

「あいよ......まったく、相変わらず酒に弱いなぁ」

「ごめんなさい。はぁ~ぁ」


 まったく、もう9時だよ?食べ始めて20分で酒が入ってるんだよね。...はぁ~いっそ寝ててくれた方がありがたいよ。運ぶ手間はあるけどそのほうが私としては楽なんだよね。......早く寝てくれ!


「「うぇへへ~」」

「......はぁ~~」

「2人とも絡み酒がひどいな...そんな食ってないのにな」

「食べてないからこそじゃないの?」

「腹が空いてるからこそか」


 このお寿司屋の板前のおじさんはなぁ。気前もいいし、優しいんだけど、お気楽すぎるんだよねぇ。腕はかなりいいけどね


「......ふぅ、ごちそうさまでした。...お会計をおねがいします」

「......まぁいいか。あいよ」

「あとこの人たちを運ぶ人」


 私1人だと身長も力が足りないんだよね。はは....はぁ。帰りましょ。もう今日はインできないかな。


「ははは!任せろ!うちの何人かよこしてやる」

「ありがとう。おっちゃん」

「なに、気にするな。お得意様だからな。......ま、行くのは俺だがな。後会計は後でいいぞ」

「いいの?」

「あぁ、後でこいつからもらう」

「そう?じゃあお願いします」


 ここはご好意に甘えましょうかね。お酒が入るとこうなるのは当たり前だよね。...本当にお酒を飲むのは止めていただきたいものですね。本当に。

_________


 送ってもらえたのは良いものの......はぁ、玄関にほって置くかな。私じゃ運べない。寿司屋のおっちゃんはもう帰ってったしなぁ。...はぁ、手のかかる親ですね。ほんとに。私ではどうしようもないので置いておきましょう...仕方ないね、寝よっと。


 もう関係ないかな....流石に水くらいは用意しておこう。それじゃあおやすみっと。そうして私のゲーム生活が始まっていった。

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