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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
15/153

ギルド登録

 街を観光しながら、ギルドを目指す。私とユーカはインベントリを持ってるけどハイドは持っていないのでユーカに手紙を預けている。仕方ないね。最後まできちんと見ないのが悪い。あと、ミニマップのスキルが自分でちゃんと踏破しないといけないとか、やっぱり罠じゃないか!便利にはなるだろうけどもね?


「むぅ、やっぱりまだ人多い」

「フィールドに出てる人は出てるだろうけどね、やっぱりまだまだ最初だからね」

「そっかぁ」

「インベントリが標準じゃねぇのかよ....くっそぉ」


 喫茶を出てから後悔しているのは良いんだけどいい加減うざったいよ?悠馬。早くジョブレベルを上げて取得してくださいよ。全くもう。


「うるさいよ?後しつこい」

「っく!だがなぁ」

「ちゃんと確認しなかったのが悪い!」

「うぐぐ」

「まったくこの会社がわなを仕掛けないわけないじゃない。ミニマップだってほとんど真っ白から始まってるんだから」

「...この調子だと絶対何かしらの罠が潜んでるでしょ」

「当然そうだよね」


 運営の悪知恵が頭を痛くする要因だ!と運営を悪者に仕立てたのち私たちは冒険者ギルドへたどり着いた。


『カンコン』


 おっ、また違う鈴の音だ。


『がやがや』

「....う~ん、おおい」

「多すぎるわね?」


 なんでこうなってるんだ?聞き耳を立てれば分かるかな。実際に今受付の人と言い争いしている人がいるし


「だから!ギルドに登録するには紹介か魔物の素材を持ってきてくださいと言っているんです!」

「だから!外に出たら身分を証明するものがないと街に入れる事が出来ないと門番から止められるのは分かってるんだから!魔物を狩りに行けないって言ってんだろ!」


 ....あ~これ私たちには無縁の話だ。というかここにも罠があるのね~...どんだけ嫌がらせが得意なんだこの運営


「...私たちには関係ないかしら」

「さっさと受け付け行こう?」

「そうだね~そうしよっか!」


 まぁそんな人混みを掻き分けるようなことをすれば当然目立つわけで


「お、おい破壊姫だ!」


 と、周りから避けていく事態になっていく。...モーゼかな?(違う)


「後ろがつっかえていますので!お退きください!」

「あ”?!いまおれ...が......す、すいません!」


 えぇ、あんな筋肉ムッキムキなのに逃げてった...ユーカはどれだけの影響力があるのやら


「いらっしゃいませ、登録ですか?」

「はい。そうです。」

「紹介状をお持ちですか?」

「これですか?」

「はい、そうです。皆様お持ちですか?」

「はい。これですね」

「あぁ、はい」

「確認いたします。......えぇ~っと、はい。身分の方、証明できましたので発行させていただきます。あと、こちらお返ししますね」


 結構早く終わったなぁ。そして周りからの視線が怖い。...あれ?無意識にユーカの服の袖を...あれ?


「???」

「ではこちら冒険者ギルドカードになります。なくさないようお気を付けください。」


 ま、まぁいいかな。受け取ったギルドカードは白色のカードだった。はぇ~....これがギルドカードかぁ。軽いし木っぽい質感なんだけど、これちゃんとしたカードなんだよねぇ、不思議


「そのギルドカードは自由人の方だけが持つ特別なギルドカードになります。安全とか配慮しなくていいよって上の方から言われましたから。バンバン依頼を受けて稼いでください!以上です。」


 ざ、ざつ~い。これは雑過ぎる。それでいいのかぁ?強大なモンスターに喧嘩売ってそのまま帰ってくるかもしれないのに?


【ワールドクエスト:ギルドに入ろう!をクリアしました。称号に【初めてギルドカードを手にした自由人】を入手します】

「....わぁ~お」

「ではご活躍をお祈りしています」

「...まぁ行きましょか」

「そう...だな。そうするか」

「お~」


 面倒ごとの匂いがプンプンするこの場所から逃げたいです。はい。超逃げたい。目がギラギラしていて怖いです。


「...通してくれる?」


 ほとんどの人は避けているから出口にだんだんと近づいて行ってる。何も起こりませんように。


『カランコロン』

「....ふぅ、こ、怖かったぁ」

「あぁ、そうだな...あの情報をよこせという目が怖かった。」

「まったく、あんな感じの奴らは好きじゃないんだよね!......で、いつまで私の袖を握っているのかな?」


 っは!ほんとだ。もうあの施設から出たのにずっと握ってた。は、はずかしぃ~~~~///


「うぅ~」

「さて、次はどうする?」

「あ~...どうしよう?他のギルドにも行ってみる?」


 商売をする時って商業のほうで登録しなきゃいけないのかな?少し面倒かも。でもあったほうが今後楽かもなぁ


「俺は良いが、ミーノ、お前はどうする?」

「私もいいよ。今後のためにもね登録はしておいた方がいいかもしれないし!」

「お、そうか。なら行くか」

「おー!」


 さて、商業ギルドはどんな風になってるんだろうなぁ。できれば冒険者ギルドのようなことは起きませんように。祈ってもどうなるか分からないけども


 街の景色を楽しみながらカツカツと歩いていく。...ふむぅ、現実みたいだなぁ。なんかここが本当に電脳世界とは思えないんだよねね。街ですれ違う人、買い物をする人、客引きをする人、集まっておしゃべりする人、すべての人が生きているかのよう...ゲームということを忘れそうになるなぁ。


『チリリン』


 おぉ、やっぱり違う鈴の音が聞こえたなぁ。細かいけどこういうの好き...で、ギルド内はそんなにいない?あれ、もっといると思ったんだけどなぁ。受付が余ってる。


「すいてる」

「そうだな」

「受け付け行ってみれば何か分かるかもしれないわね」

「そうだね」


 入り口で悩んでても仕方ないし、さっさと受けつけ済ませちゃった方がいいよね


「いらっしゃいませ、どのようなご用件でしょうか?」

「ギルド登録したいんですが」

「えっと...紹介状とかございますか?」

「これで、大丈夫ですか?」

「確認いたします.......なるほど、大丈夫です。お連れの方もお持ちですか?」


 おぉ、ユーカに任せておけば話がすんなりといく、私じゃこの身長のせいで....っけ!


「ミーノ?どうしたの?」

「...なんも問題ない。はいこれ」

「はい......はい確認しました。ではお返しします。では少々お待ちください。」

「はい」


 やっぱりこの封筒の効果はすごいなぁ...鑑定取ってないからよく分からないけど、そもそも鑑定を取っていいものか分からないしなぁ。とりあえず仕舞っておこうっと。あ、あと一つ聞いておきたいことがあるんだよね。カードのついでに聞いてみよっと。


「お待たせしました。こちら、商業ギルドカードとなります。」


 あれま?商業ギルドカードって薄い青色なんだね?ギルドごとに違うのかな?こういうちょっとした変化も面白いね。


「ありがとうございます。...あの少し良いですか?」

「はい、どうぞ」

「露店を開きたいときってどうすればいいんですか?」

「えっとですね、ここに「露店セット」という商品があるんです。それを購入していただくことによって露店を開く事が出来ます。」


 アイテムが必要なのか...ふぅむ、場所はどうなってるんだろ?場所決まってたりするのかな?


「露店を開く場所って決まってたりしますか?」

「いいえ、そういうことは決まっていません。ご自由にどうぞ」

「...なるほど、ありがとうございました。」

「いえいえ、何か気になることがございましたらお聞きください。」

「はい。ありがとうございます。失礼します」

「はい。ご利用ありがとうございました。」


 さて、次はどこに行こうかなぁ。お金は少しならあるし、どうせなら食べ物も買いたいなぁ。あ、でもまだギルドあるんだっけ?じゃあそこにもいかないといけないのか。


『チリリン』

「さぁて、最後に生産ギルド行っておしまいにしましょ」

「お、そうか。ようやく終わるなぁ!チュートリアル自体そんなにないし、フィールドにそのまま行ってたらどうなっていたことか」

「そもそもインベントリも最初から搭載されてなかったからね。まだまだ見逃していることはあるでしょうしね」


 なるほど、情報を仕入れるということなら図書館がいいのかな?大体図書館って情報を得るには一番いいよね?多分だけど


「じゃあ図書館は?」

「あぁ、いいかもね。あともう1つギルドがあるから、それが終わったら行ってみる?」

「私は行ってみたい。どこに図書館あるか分からないけど」

「...おれは少しフィールドに出てみるかな」


 おや、着いてくるかと思ったけども。そうじゃないんだね。


「俺はちょっとレベリングしてこないと、早くインベントリが欲しい」

「ねぇ、ほんとに余ってないの?」


 騎士のジョブでそんなにとるのあったっけ?


「...もう一回見てみるか」


 そもそも初期スキルってすごい少なかったし、そんなにポイントも多くなかったはずだしなぁ。私は多かったけど


「あ...4ポイントしかないって思ってたけど...14ポイントだった、うっわしかも称号が不名誉うっわぁ」


 ......14の1が見えないって、注意力が足りないよ。まったく


「くっそ、はぁインベントリを入手して、残り9ポイントか。...まぁでも俺は生産職は取ってないからな。少しでも狩ってくる!」

「まぁそう言うことなら、はいこれ返しておくね」

「おぅ!後で合流しよう!」


 ん~、駆けていっちゃった...まぁいっかぁ。レベリングは大切なのは分かってるから何も言えないけどね。さてさて、生産系のギルドに行ってみますか。それが終わったら図書館行ってみよっと。


「あ~...行っちゃったね~」

「仕方ないんじゃない?」

「ま、私たちは生産ギルドに行こっか」

「ん、行こ~」


 私は生産ギルドの場所知らないし、付いて行けばいいかな。そうじゃなくてもこの街並みを見るだけでも楽しいしね。時間に余裕があるからね~急いでも仕方ないんだよね。


「あ、ここかな?」

「そうなの?」

「う~ん。多分ね?」

「え?」

「ベータの時とは変わってるかもしれないから」

「そういうことねぇ......入ってみれば分かる入ろ入ろ~」

「え、ちょ」


 そんなに迷っている時間はない!...訳じゃないけども入らなきゃ始まらないよね。というわけでお邪魔しまーす!


『ピンポーン』


 ......え?これが鈴の音ですか?予想外です。がっつりインターホンみたい。...えぇ、めっちゃさびれてる?いや、そんなことはないかな?いやでも、う~ん?まぁいっか。


「えぇ......えぇ~」

「生産ギルドへようこそ。登録ですか?」

「はい。登録です」

「分かりました。では紹介状はございますか?」

「持ってます。」


 この紹介状出すのも三回目ですね。...でもこれで終わりかな?パパパーっと済ませちゃいましょ。


「はい。確認できました。この紹介状はお返しします。ではギルドカードを持ってきますので少々お待ちください。」

「は~い」

「...生産ギルドあっててよかった~」

「そうだねぇ」

「お待たせしました。こちらが生産ギルドカードになります」

「ありがとうございま~す」


 うわ~薄緑色のギルドカードだ~......へぇ~やっぱりギルドごとに違うんだね~面白ーい


「では、質問されたいことはありますか?」


 う~ん。今はないかなぁ。ユーカは何かあるかな?


「...今は無いです。気になったことがあったら聞きに来ても大丈夫ですか?」

「はい。大丈夫ですよ。」

「分かりました。では失礼します」

「はい。登録ありがとうございました。ご活躍を祈ってます」

「ありがとうございます。」


 特にないのね。まぁ後で聞ければ問題ないかな。じゃあ次は図書館だ~!


『ピンポーン』


 ...やっぱこの鈴の音はあわないなぁ。


「...さて、っと。ん~」

「ん?どうかした?」

「ん~...私もちょっとフィールドに行ってきていい?」

「いいよ?私は図書館に行こうと思ってたし」

「そっか、じゃあちょっと行ってくるね。後でメッセ送るから。後、知らない人にホイホイ付いて行っちゃだめだよ?」


 私はそこまで子供じゃないやい!


「分かってるよ!」

「え~?....じゃ気を付けてね~」

「うん、ユーカもね」


 ......ハイドに続いてユーカも行っちゃったかぁ。...私は図書館に行ってみよっと。場所分からないけども、住民の方に聞けばわかるでしょう!......でもどっちに行けばいいんだろ?......まぁ時間はまだまだあるし!たのしんでこ~!

2019/4/19 22:18 19ポイントで日間ランキング57位!ありがとうございます!

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