オープニング
どうも、茶影さんです。VR物があんまりないと思ったので書きました。
新作VRMMOが発売されると予告された時、大いに盛り上がった。しかし!しかしだ、皆が注目したのは会社の名前だった。
少し前では大手と言われていたゲーム会社はVRに対応できずに潰れていくことも珍しくなかった。そんな中VRで急成長を始めた会社が数社出てきた。その中でも【ミラージュ社】【ミライド社】【マダガ社】の三つが急成長をしていた。そんな会社の1つ【ミラージュ社】からの新作に世間は大盛り上がりをした。
ミラージュ社からの新作それは【Another dimension world online】というファンタジー作品だった。これは期待できると思い期待に胸を躍らせた。
それから4か月後なんとクローズドβを行うらしい。抽選1000名様の応募に30万名以上の応募があった。そのことをミラージュ社の社長本人が生放送にて暴露していた。それでいいのか運営。
そしてクローズドβが始まり、様々な情報が流れた。VRのゲームはプログラムで動くNPCが絶対いるのだがこのゲームにはいなかったように見えたらしい。さらに初期職業はあまりないが派生が多い。スキルが多すぎて馬鹿になりそうなど、様々な情報がもたらされさらに期待値がぐんぐん上がっていった。
そしてクローズドβの期間も終わり、夏休み前に発売されるらしく予約数がドンドンと増えていった。しかしそんな数が多く出せるわけもないのでバグを調査してもら......間違えた。人柱になってもらい、より完成されたタイトルを出すようだった。それをポロっとこぼす社長は馬鹿だと思う。いや、ほんとに。
ゲーム掲示板にもフラッと現れてはポロっと情報をこぼしAIから怒られる。なんていうのは日常。さて、そんな話も終わりにして、場所は変わりとある高校へ。
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1人の少女が教室でのんびりと読書をたしなんでいる。しかしそんなゆったりとした時間は早々に崩れ落ちる。『バーンッ!』という扉の開く音で騒々しく小走りで近づいてくる。何故か紙袋を持って
「のぞっ!ゲームしよ!」
と言って読書を邪魔してくる少女。ぺったんこの少女。胸をみて鼻で笑うとグリグリとあ”~~~!
「の~ぞ~!鼻で笑ったでしょ~!」
「いたいっ、痛いって悪かったってぇ!」
「もぉ!」
はぁ痛かった...で、なんだっけ?ゲームだっけ?......まだ頭痛いんですけどぉ
「それで?どんな名前のゲーム?」
「ふっふっふ、よく聞いてくれました!これです!」
そう言って手に持っていた紙袋から「じゃじゃーん」と言って私の目の前に出してくる。ちかい!見えない!じゃまー?
「えっとね、見えない」
「あ、あごめんね!これ!アナザー!」
「え、えぇ?......これすっごい話題になってるゲーム......え?」
ちょっと意味が分からない。えぇ?なんで学校にゲーム持ってきてるの?......え?違うそうじゃない?.....まぁいいです
「なんで学校にもってきてるの?」
「え、出てくるのがそれ?」
「ん?」
「ま、まぁいいや、のぞの目の付け方が違うのは今に始まったことじゃないし」
「え、それどういう意味?」
「えっと......それで、これやろ?ゆーまも後で誘ってみるから!じゃね」
「えっちょっ!」
......え、えぇ?いや、えぇ......押し付けて逃げたぁ。なんでぇ?いやいいけど...これ月額かかるでしょ?......でもなぁこれ私も気になってたしなぁ。....やろっかなぁ。
「......まぁいっか。続き読もうっと」
今この小説もいいところなんだよねぇ。ミステリー小説なのにレビューではギャグ小説としてのほうが知名度が高い謎小説。ギャグの要素をふんだんに入れながらミステリーっぽさもあるこの作品はやっぱり謎。
『キーンコーンカーンコーン』っとチャイムが鳴ってしまった。......そろそろ夏休みだなぁ。
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「じゃあ気を付けて帰るように~かいさ~ん!ふぅ!あと2日ぁ!休みが俺を待ってるぜぇ!ひゃっほー!」
邪念まみれの担任が教室から出ていく。しかし私は知っている。教員の夏休みはまだ始まらないと。しかもあの担任、部活動を受け持っていた気がするんだが休みあるのかな?
「....帰ろっと、あぅそうだこれ持ちかえらなきゃ」
『ダーン!』「のぞ~!か~えろ~!」
......静かに扉を開けられんのか君は。
「はいはい、かえろかえろ~」
「うんっ!それで本当にゲームしてくれる?」
「お昼休みにも言ったけどちゃんとするよ。それでゆーまはどうだって?」
「やるって~」
「そっかそっか。でもゆうか、よかったの?」
「ん?あぁ、お金?」
「うん。高かっただろうし」
「それは問題ないよ!なんせ、わたしはβ版の特典でタダでもらえたし、追加で買っても問題ないよ!......あっでも月額は自分で払ってください。お願いします」
なんというか詰めの甘い友人だこと。まぁそのくらいなら私のお小遣いからでも余裕で出せるから問題ない。VR用のゲーム機もあるしね。後さっきから注目度が高いのは気のせいではないと思う。
「そのくらいはやるよ」
「よかった~、じゃあ一緒にゲームできるね!」
「もぉ~そんなに一緒にやりたかったの?」
「うんっ!楽しいことは共有したいからね」
「そっかぁ」
しかしそれは照れ隠しと言うことを知ってるぞ?嘘を付くときゆうかはいつも右手の人差し指を弄る癖があるからね。伊達に友人やってないよ?本音は「ちょっとだけ寂しいから一緒にゲームしよう」と言うことだろう。......ツンデレか!
「お~い、お2人さん」
む、この声は
「ゆーまじゃん。今日部活は?」
「おま、俺が部活してないの知ってるだろ」
東島悠馬。身長が高い。.....私の天敵。身長高い属のなかでも中学からの付き合い。
「まぁね、それでどうしたの?」
「いやなに、そのゲームの話をすると敵が増えるだろ?」
「あぁ、うん。初回生産少ないもんね」
なるほど、こいつは私たちに注意しに来たのか。真面目な奴だなぁ
「で?希もやるのか?」
「やるよ~!夏休みの宿題は即効で終わらせるよぉ!」
「あ~配布明日だったか。俺も早く終わらせないとな」
「わたしも終わらせて遊ぶよ~!」
「キャラクタークリエイトっていつからできるの?」
「おぉ~やる気だねぇ!もう出来るよ~」
家に帰ってから設定してやってみようかなぁ。リリース初日は混むだろうし、今のうちに終わらせた方がいいでしょ。...そういえば
「ねぇ」
「ぅん?」
「リリースっていつ?」
「えっとね、確か8月2日の13時だったかな」
「8月2日の13時......3日後?」
「夏休みと同時にスタートとか最高だな!」
「宿題が1日2日で終わらせる事が出来ればね」
「そこだよなぁ」
「え、あんなの普通に終わるでしょ?」
...さらっと言いやがるなぁこいつ!ゲーマーのくせに頭いいんだもんなぁ。腹立つなぁ。しかも効率がいいときやがる。まったくもって解せぬ。
「え、何その目」
「はぁ....こういう奴だったな」
「そうだね。こういう奴だったね」
「え、えっ!ちょ?!」
すたすたと悠馬と歩き、ゆうかを置き去りにしようとして歩く速度を速める。けど私の歩幅じゃ、す~ぐに追い付かれる。まったくもって遺憾である。
「ちょっ!まって~!」
そうして夏休み前の終業式に向け日時は進んでいく。ちなみに私は宿題を配布日と終業式の日を使って全部終わらせました。私マジ有能。
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