人生5週目に突入した俺が異世界の魔王になって世界を破滅させたが根は安定志向だしチートモードと最強スキルを使って世界を作り直してなんだかんだハーレムを作った。
とある日差しがほどよく心地よい昼下がり、24歳学生の俺は昼寝をしていた。
???「……きろ」
???「……おきろ」
???「おい、起きろと言ってるだろ!只野昇!!」
飛び起きた俺は鍵がかかっていて完全に密室のはずの部屋に立つやたらデカイ白塗りの男を見つめた。
???「やっと起きたか。ワシの名前はブラックペイン・トカーだブラペと呼んでくれ」
いったいこいつは何を言っているのだろうか、寝起きの俺にはまったくわからない。
ブラペ「ワシは魔王だ。114514年は生きているがもう間も無くワシは死ぬだろう。だからおまえに次の魔王になってもらおうと思って頼みに来たのだ」
だからさっきから何を言っているんだ。そんな長い年数生きてんなら子供の一人や二人居るだろう。そいつに次の魔王をやらせればいいじゃないか。
ブラペ「なるほど、確かにワシには息子が6人いる。だがこいつらは一人がノッポであとはチビ、そして全員ニートだこんなやつにはやらせられない」
ブラペ「そのてん、おまえなら痴漢・カツアゲにボケたじーちゃんから二度お年玉をもらう、水泳の時間素っ裸で女子更衣室に突入など法では裁きにくい悪事を働いている。まさに魔王の素質を持っているのだ!」
まじでこいつがなにいってんのかわかんなくなってきた。
ブラペ「魔王になれば世界も月も簡単に破壊できるし、砂漠化も止められるぞ!どうだなりたくなっただろう」
ああ、なりたいなりたい。とってもなりたいぜ。どうせ夢なんだろうけど俺は寝るぜ
ブラペ「そうかなるか!ではワシが死んだら迎えのものが来るだろう楽しみに待っておれ。ふははひー」
まったく。なんだったんだ?
1年後
いらっしゃいませー。
5年後
はっ申し訳ありません。
10年後
まいどー。
50年後
ジャラジャラジャラー。
80年後
ピー
120年後
ブラペ「ウッ」
執事「只野さまお迎えに上がりました執事のイパン・セウジュヤでございます」
イパン「!!?た、只野さま!」
イパン「し、死んでる……」
❬おわり❭