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幸せで無いなら恋にあらず

 恋とは幸せなものである、と誰かが言っていたのを聞いたことがある。周りの女子を見ていると、確かにそれは事実なのだろう。好きな人のことできゃいきゃいと騒ぐ女子達はとても幸せそうで、嬉しそうで、キラキラしてて。


 僕、とは、正反対。


 僕にも好きな人がいる。でも僕の抱える思いはあんなに綺麗なものじゃない。もっともっとどす黒くて、醜くて、幼くて、身勝手で。触れるだけで、壊してしまいそうで怖くなる。

 決して幸せじゃ、ないのだ。胸に渦巻く激情が痛くて苦しくて仕方がない。


 ――恋なんて、幸せじゃ、ないじゃないか!


 そう思ってから、気付いた。恋が幸せなのはきっと世の中では「当たり前」なのだ。なら、僕がこんなに幸せじゃないのは、もしかしてこれが、恋じゃないから?


 なら、これが恋でないなら、これは、ころしていい感情のはずだ。

拙いものですがごゆるりとお寛ぎいただけましたら幸いです。

終わりなき物語を、あなたに

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