功績
お待たせいたしました。色々構想を練り直しての短文投稿でございます…
神王襲撃から数日後、ミズガルズ城にて。
「この度は大変だったね~」
いつも通りのらりくらりと話しかける王様。
「クソアホボケカス大変でしたね」
半分白目向きながら心底嫌そうな顔をするムゲンをマクナがどついた。
杖で。
股間を。
「アッガイッッ!!」
なんかアレな叫び声を出して転がるムゲンを脇目に、マクナは国王に向き直る。
「で、本日はどのような案件で…」
「どうせまた面倒ごとだろ」
股間を抑えながら恨めしそうに国王を睨むムゲン。
アザイの一件以降、国王から直々に「お使い」を頼まれ、お小遣いをもらうということがしばしばあった。つまりは便利屋のようなものである。
が、今回は少し違った。
「君たち、そろそろ肩書欲しくないかい?」
「は?」
*
「で、こんなものを貰いました」
白目をむきながらムゲンがその日の夜に仲間たちに見せたのが、以下の宣誓書である。
【宣誓書】
『世界王家の名の下に、以下の者達を[勇者]として認める。ムゲン・シン、マクナ・メリッツ、タクウ・レブ、ガンバ・レブ、アザイ、ルスガ、カイザ・クーダ なお、代表者であるムゲン・シンの判断の元に相応しいと認めた者を新たに勇者として認定することを許可する。』
少しの沈黙。そして
「ええええええええ!!???」
局所的に天と地がひっくり返ったかのような騒ぎになったのであった。





