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まぁ、頑張りましょうか。【学生編】  作者: 和水 璃雨
四章 学園編 高等部
937/2202

933話 とんでもない事をサラッと…。


影の精霊に、巨大水竜の詳細を尋ねた所…どうやら、何百年に一度目覚める類いの、ご長寿で穏便なドラゴンらしい…ただ、起きた時にちょっと(・・・・)モゾモゾ動いた反動で、人の間では地震と津波…場合によったら、火山まで噴火しちゃう可能性もあるそうで…かなり油断ならない状況だったりするらしい。流石ドラゴン。規模がでかい。


「ま、魔法少女モドキをやっている暇なくないですか?」


「あ〜、後数年は大丈夫やて。今回は寝惚けて水面まで浮上しただけやし。顔を出した後は、軽い二度寝入ったみたいやし。…まぁ、沿岸部の人らには、波が荒れたりした被害があったみたいやけどな。」


あ〜…微妙に海産物の値段が上がってるなぁって思ったら、そんな世界規模な事が起こっていたなんて…つか、数年が軽い二度寝とは…流石ドラゴン。二度寝すら規模がでかいとは、恐れ入りました…助かったんだけど。


「そう言えば、この話で思い出したんですけど…その悪の組織さん、今はどうなってるんですか?最近、ニュースでも見かける回数減ってきましたけど。」


今までの反省で、最近ニュース番組やニュースサイトは良く見るようにしてたから気になってたんですが…全盛期に比べたら、ニュース記事自体が格段に減ってきてるんだよね。あんまり表立った活動をしていないってのもあるんだろうけど…あの組織が居る事に、私達が慣れちゃったのもあるんだろうなぁ…。


「ああ〜…悪の組織さんらな、今ちょっとした大魔法を組んどるで〜。」


「ちょっとした…大魔法?」


何でだろう。影の精霊の口から『ちょっと』って言葉を聞くと、微妙に身構えてしまうのは…影の精霊的『ちょっと』は、私達換算で『かなり』や『とてつもない』と同義語だからな…いや、本当にちょっとの時もあるんだけど。


「そや。えっとなぁ…魔法陣から見て、世界を一旦壊して再構築、そして自分達の都合のええ世界を作るタイプの魔法やね。」


「それのドコがちょっとした魔法!?つか、何で魔法陣の内容見れるんだ…って、そこは影の精霊…貴方でしたね…覗き見はお手のものか…。」


「いやん、誉めても…お嬢さん達のパワーアップした時の衣装ぐらいしか出てこんでっ!!」


「……それは…こっちも、どう反応(ツッコミ)したら良いものか悩むんですが…。」


まず、影の精霊誉めてないとか、パワーアップした時の衣装ってなんだよ…と言うか、私達パワーアップするんですか?最終話間近で?って言葉が頭を過り、喉まで出かかったけど…あまりにも沢山言葉が出ようとして、喉がつっかえて上手く言えなかった。(だから、言われて直ぐに反応出来なかったんだよね…。)


「ほら、苦戦に苦戦した結果、色々と皆から力貰って、一時的に劇的パワーアップする…魔女っ娘モノの劇場版とかに良くあるアレや。」


「うわぁ、メタい…本当に良くあるパターンだから、余計にメタい…。」


通常テレビ放映版では、絶対見る事の出来ないぶっ飛び仕様のアレかぁ…えぇ、アレ私達着るの?ルナさんは似合うとしても、私が?肉体年齢はギリギリ大丈夫でしょうが、精神年齢考えてくださいよ…言った所で、所詮無駄でしょうけど…。


「ふみゅう…?あれ、コトハ?どうしたの?」


「あ、いえ…すみません、起こしてしまいましたか?」


「ううん、へーき…ふわぁ、良く寝たよぅ。」


わぁ…長年で流石に慣れたから、最近そうも見てなかったけど…こうして真面目にルナさんの寝起きを見るのは久しぶりかもしれない。


こうして見ると、やっぱりルナさんって幼いなぁ…寝起きだから目がトロンってして、寝癖で髪の毛がピョンピョン跳ねてるし…良く見たら、パジャマの袖に腕が足りてない…って事は、市販品着てるんだ。


まぁ、何にしても…ルナさんも起きたし、私も朝の支度をし始めようかな。




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