920話 疲れてるけど…気になるし。
あの後食器とかを片付けてから、ルナさんと、小春と、日辻さんとで一緒にお風呂に入り…髪乾かしたりし終わって、ベッドでグッタリしていたら…ふと思い出した…思い出してしまった。
「そう言えば、ルナさん。シロエ君って、短期留学してたんですか?」
今回は、小春が夕飯時に口の周りを汚してしまった為、お風呂は小春と一緒にお風呂に入ったので…お風呂に入ったのにも関わらず若干疲れていたけど…何かそう言う時に限って、妙に気になった事を思い出した。…ので、その手の事に色々と詳しいルナさんに、何となく聞いてみた。
「え?…ああ、うん。元々、十分すぎるぐらい単位持ってたから、短期間ならさほど問題なかったみたいで…ちょっと隣国にある、ウチの学園の姉妹校に行ってたみたい。お土産のグミみたいなモッチリしたお菓子、美味しかったなぁ。」
「ああ…何か、ルナさん経由で貰ったアレですか。」
「そー言えば、そうだったね〜…あのお土産は、シロエ君からコトハには僕から渡してって頼まれたけど…直接渡せば良かったのに。」
…個人的には、ルナさん経由で来てくれて助かりましたけどね。色んな意味で。(いまだ抜けきっていないトラウマが怖いし、色気とか諸々で目のやり場に困るし、上記の理由で居心地悪いし…全く、心臓に悪い子に成長したもんだよシロエ君は…。)
「まぁ、シロエ君にも色々事情があったんじゃないですか?」
「ま、だろうねぇ…にしても珍しいね、コトハからシロエ君の話題なんて。」
「今日たまたま、シロエ君に会ったんですよ…雰囲気変わっててビックリしました。」
冗談抜きで、あの再会はビックリした…しかも偶然とはいえ、その再会をお膳立てしたのが小春って言う…。
今、当の小春さんは爆睡してらっしゃいますけど。
「ああ…確かにグーンと落ち着いた雰囲気になったよねぇ!!僕も短期留学したら、シロエ君みたいに変わるのかな?」
「……多分ですが、無理じゃないですかね?」
「ひっど!?」
だってさぁ…ルナさんって、初めて行く土地でも初対面の人でも、行って早々それなりに馴染んじゃうからなぁ…荒波って程凄くはないんだろうけど、シロエ君みたいに落ち着いた感じになるのは、ちょっと難しい気しかしない。
「ルナさんは、今のルナさんで十分魅力的なので…そのまま居てください。」
まぁ、最大の理由は…ルナさん、天真爛漫な方が個人的に似合ってると思うからなんですが。
「むぅ…良い様に、丸め込まれた気がするよ…えへへ。」
言葉裏腹に、顔が物凄くニヤけてますよルナさん〜。(これ言ったら、絶対拗ねるだろうから言わないけどねー。)
「でも…短期留学しただけで、あんな風に、落ち着く物なんでしょうか?」
「さぁ、そこら辺は僕からは何とも…も、もしかして…シロエ君、大人のへ階段をステップアップしたとか!?」
「大人の階段ってなんですか…いや、意味は分かりますけど。」
でも確か…私の聞き間違いや思い違いじゃなかったら、シロエ君…中等部の頃には大人の階段何段か上ってなかったかな?
「向こうで、らコトハばりのナイスバディーなお姉さんがアプローチ掛けてきた…とか?」
「ナイスバディーってなんですか…それだと、ある程度身長があって、腹が引っ込んでて胸あったら、誰だってナイスバディーになりますよ。」
「それが簡単じゃないから、世の大半の女性達は悩んでるんじゃんか…。」
「…はぁ。」
ルナさんの場合だと、身長なくて困ってるんですよねぇ…。
でも、身長以外だったらルナさんだって…胸あるし、体引き締まってるし…小柄ながら、中々良い体してると思うんだけど。(まぁ、童顔と残念な中身が、その要素を限りなく相殺してるって言う…こればっかりは、ルナさんの肩を叩きながらドンマイとしか言い様がない…。)




