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まぁ、頑張りましょうか。【学生編】  作者: 和水 璃雨
四章 学園編 高等部
923/2202

919話 ふ、普通の家庭料理だよ!?


影の精霊つかったりして何やかんやで…まぁ、上手いこと目玉焼き載せハンバーグと、その他付け合わせの数々は完成した。…うん、やっぱり目玉焼き載っかったハンバーグは、見た目からして美味しそうだ…例え、作ったのは私自身だったとしてもな。


ハンバーグと目玉焼き、付け合わせの温野菜とマッシュポテトは皿、レタスだけのサラダはサラダボウルに入れ、後で小皿によそう感じになってるが…ご飯だけはお茶碗にしてある。


洋食なら、ご飯も皿でにした方が良いのだろうが…ぶっちゃけ、皿で食べるご飯って食べづらい。ハンバーグ食べるのもサラダ食べるのも、どのみち私は箸使うし。(ルナさんと日辻さんは、フォークとナイフ、箸を使い分けるみたいだ。…食に対しては、こう言うのは面倒にならないんだなぁ…。)


「うひやぁっ!!僕達のハンバーグ、コトハ達よりもしかして大きい!?美味しそうっ!!」


「めぅめぅっ!!」


「いやまぁ…貴女達二人は、もう食べる事が良く分かってましたから…。」


本当は、癖で多目に挽き肉とかを影の精霊に買ってこさせてしまった…ってのもあるんだけど、それを言ったらルナさん達が(おかわり的な意味で)調子に乗るから黙ってよう。このハンバーグのタネは…後々で、お弁当用のハンバーグとか、肉団子とかに化ける予定だし。


「ふふ〜ん…ハンバーグに載っかってる目玉焼きの黄身を、こう崩してトローリさせて…その状態でハンバーグを一口大に切ったら…ふわぁっ、ハンバーグに掛けたソースと黄身が混ざりあって、凄く美味しそうだよ!!」


「めぅ…めうめうめっ!!めう、めうめう!!」


「ああんっ、ダメだよ日辻さん!!このハンバーグは僕のだからね!?いくら日辻さんの頼みでも、この一口はあげないよ!?だって、この一口は絶対美味しいもん!!」


うわぁ…何か久しぶりに、日辻さんが人の言葉話してないのにルナさんは何故か理解してるの見たかも。…本当、良くわかりますよねルナさん。(つか、あの『めうめう』って鳴き声…?の中に、そんな意味があったなんて…。)


何にしても、この食いしん坊同士の攻防はどうにかしないといけないな。


「日辻さん、日辻さん。そんなことしなくても、日辻さんも…えっと、目玉焼きの黄身を割れば良いんじゃ?」


「めぅ!?…ご主人のハンバーグに気を取られて、すっかり失念してた…。」


し、失念する程大したハンバーグじゃないですけどね?ただの、家庭で簡単に作れるハンバーグ、ハンバーグ焼いた後のフライパンで作ったソース(トマトベースで適当に作ったやつ)、購買のスーパーで売ってた、普通の卵で作った半熟の目玉焼きですからね?せいぜい特殊なのは、影の精霊を存分に(調理道具として)使った、付け合わせ達ですからね?


ホント、この二人の食い意地は良くわかんないなぁ…。


「あむあむ…きゅう、琴姉…うまうまなの〜!」


「本当?ありがとう、小春〜。…でも、口の周りのソースと目玉焼きの黄身はどうにかしようね〜。」


「むきゅう…きゅう。」


口周りを拭いてるだけなのに…どうしてこんなに、小春は嬉しそうなんだろう?尻尾がめっちゃパタパタしてる…可愛いけど、不思議だなぁ。


「ん〜…こりゃ、小春と一緒にお風呂コースかなぁ?」


「きゅっ!?お風呂、イヤイヤなの!!」


「コトハっ、ハンバーグのおかわりって貰えるかな!?」


「めぅめぅっ、さっき冷蔵庫に、余ったタネ仕舞うの見えた!!」


ちぃっ、黙っていようって思っていたのに…何気に日辻さん目敏いな…。


「明日や明後日のオカズの事を考えなかったら…まぁ、焼きますけど。」


「う、うぐ…そう言われちゃったら、ちょっと…ねぇ、日辻さん。」


「めぅ…ちっ、今日は我慢する。」


「コラ、日辻さん…舌打ち聞こえてますからね?」


と言うか、精霊が舌打ちするって…大食いキャラでも夢壊れるけど、これはないわ…。




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