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4話

「やっほー!遅れてごめん!結婚式に遅れてごめんね!エルガとサラさん、結婚おめでとう!」


「あ、エジド。結婚式に遅れるとかダメなのじゃ!」


「ごめんごめん、エリル。なんかミスった!ところでエゼカは?あー!エゼカはエルガのことが好きだったから来なかったんだな!」


なんか似たようなというかはじめにエがつく名前をつけたせいか、エリルの兄弟姉妹誰が誰か分からなくなりそうだぜ。


「エジドー!」


「あー!エパム姉さん!」


エジドに抱きつくエパム。


「エゼカ結婚式抜け出しちゃってね!もう、エルガ兄さんは諦めて私にしとけばいいのにー!」


「うんうん、姉ちゃんが女だから嫌なら私にしとけばいいのにな!」


「いや、私よ!エゼカちゃんはエジドより私がいいに決まってるわ!」


「いやいや、そんなこと言ったらエゼカは確実にエルガの方がいいんだから」


「ふふふ、エゼカちゃんかわいそうに。エルガはなんでエゼカちゃんを選ばずにサラさんと結婚することにしたのかなー?」


と、エゼカがやってきた。

なんか持ってる。



「くらえ!エルガ兄さん!生クリーム砲発射!」


「うわっ!?」


エルガは生クリームだらけになった。


「結婚おめでとう!私を選ばなかったことを後悔するがいい!バーカ!」


エゼカは逃げていった。


「大丈夫、エルガ?」


「うん、大丈夫だよ、サラ」


そして、生クリームまみれだけどサラに誓いのキスをするエルガ。


歓声が響き渡る。


「いやー、結婚式はめでたいですなー!なあ、エリル!」


「うん、そうなのじゃ!お父さん!」


エリルの父、つまり王様にサインをもらおうとする人たちが現れる。

王様は逃げるが、結婚式場からは出ていかない。

唐揚げを食べながら逃げる王様。


「頑張れ、お父さーん!はっはっは!愉快なのじゃ!カルナ、ジャンケンでもするのじゃ!」


カルナとただのジャンケンをなぜかするエリル。


ジャンケンは互角。


「エルガについてる生クリームでも食べるのじゃ!」


エルガについた生クリームをスプーンで取って食べるエリル姫様。


「普通に美味しいのじゃ!カルナも食べるのじゃ!」


「いや、私はいいかな。普通に用意されたケーキ食べるから。」


「ケーキ!?私も食べるのじゃ!」


ケーキをむしゃむしゃ食べるエリルとカルナ。


「そう言えばカルナの彼氏は結婚式に来なかったんじゃな?なぜなのじゃ!」


「いやー、なんとなく誘わなかった!」


「ええー!?なんでじゃ!今からでも呼ぶのじゃ!」


「んー、じゃあ呼ぼうかな?」


呼んで5分後。


「やあやあ、私のカルナ!彼氏が来たよー!」



結婚式楽しいね。うんうん。

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