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3話(1.5話?)

ヒトエルフ歴115年1月2日。


「おはようなのじゃ!エルガ、サラ!」


「お、おはよう!姫様!」


「よく眠れた?」


「ドキドキしすぎて夜しか眠れなかった!」


「それはよかったのじゃ!サラはエルガと結婚するのか?」


「ええー!!エルガさんは、好きな人とかいるんですか?」


「いないけど。」


「じゃあ私と結婚しませんか!」


「うん、いいよ。」



そして、3日後、結婚式がはじまる。


結婚式でいっぱい机に置かれた料理を食べまくるエリル姫様。


「めでたいのじゃ。サラとエルガの結婚はめでたいのじゃ!」


「なあ、エリル姫様、エルガ様とサラってほとんど話したことなかったのでは?1年くらい付き合ってから結婚した方がよかったんじゃないかな?」


「まあまあカルナ、もし仲悪くなったらすぐに離婚すればいいのじゃよ!」


「いやでも、こんな高そうな結婚式やってさ」


「そんなに高くないのじゃ!安い結婚式なのじゃ!」


「え、そうなの?」


「多分!お父さんは結婚式でお金はかけない!」


「いや、かけてそうだけどなー?」


「エルガ兄さん!!私と結婚するんじゃなかったの?!」


「あ、第二王女エゼカさんだ」

とカルナが言う。



「エゼカは妹だから!結婚とかしない!」


「兄弟姉妹でも結婚はできるわ!私と結婚するよう考え直してよ!」


「いやー、サラと結婚するから。エゼカはもっと私よりカッコいい人見つけて結婚しなよ」


「くー!エルガ兄さんよりカッコいい人を見つけられる気がしなーい!」


「エゼカちゃーん!!」


「ゲゲ、エパム姉さん!!」


第一王女エパム


「エルガ兄さんは諦めて私と結婚しましょう!姉妹でも同性愛でもこの国は結婚を認めてるわー!幸せの国バリオスター王国なのですからー!エゼカちゃんは私と結婚するのー!」


「なんかよく分かんないことになってるね、エリル姫様」


「そうなのじゃ。あとそういえばエルガとサラは子供の頃に遊んでたことがあるのじゃ。だから、ほとんど話したことないってわけでもないと思うのじゃ」


「へーそうなのか。まあ結婚して幸せになるといいね。」


「うんうん、ねえねえ!エパム姉さん、エゼカ姉さん!この私を撫でて落ち着くのじゃ!私の頭を撫でたら落ち着くはずなのじゃ!」


「「分かった!」」


エリルの頭を撫でるエゼカとエパム


「エリルちゃんもかわいいよねー!私と結婚するー?」


「エパム姉ちゃんはカッコいい男の子と結婚するのがいいと思うのじゃ!エゼカ姉ちゃんも!」


「うう、エリル!エルガ兄さんと結婚したかったー!」


「もっといい人が現れると思うのじゃ!」


「くー、悔しい!私は結婚式から出て行くわー!エルガ兄さんのバカー!」


結婚式は色々あるのでした。

読んでくださりありがとうございました。

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