10話
「あのさ姉さん、このタブレットの機能応用すれば、遠くの人と字で会話できるんじゃない?」
とエジド。
「んー、動画配信の神を名乗る人はね、会話とかそういうやりとりを嫌うみたいで、投稿された動画とかにコメントとかできても、コメントに返信とかできないし、多分そういう技術持ってても、遠くの人と会話する機能とか作ってくれないと思う。うん」
とエパム。
「そうかー。それと、そろそろ世界会議がはじまるんだけど、父さんと母さんは旅行でその日いないし、エルガ兄も新婚旅行でいないから、順番的にエパム姉さんが行かないといけないんだけどさー世界会議にエパム姉さん顔出してくれる?」
「せ、世界会議に顔を出すくらいなら乳を出すわ!」
「なに言ってるの姉さん……」
「冗談よ。なんか乳出すって言いたくなっただけ!世界会議行ってもいいわよ!ゴーゴー!」
「私もついていきたいのじゃ!」
「いや、エリルはお留守番!世界会議は危ないところかもしれないからかわいい妹は連れていけないわ!」
とエパム。
「えー。まあいいや!」
そして、世界会議の日。
世界会議が行われる場所。
護衛や軍人100人と一緒に来たエパム。
「エパム王女。私と結婚してくれませんか?」
「嫌です!」
「くっくっく、断るならあなたの国を爆破して戦争はじめますよ!」
「ええー?それは嫌だなぁ。でもさ、あなたの国、私の国と比べて軍事的にかなり弱くなかった?私の国と戦ったらあなたの国滅びるわよ?」
「私はあんたと結婚できないなら、自分の国が滅びても構わない!!」
「カッコつけて最低なこと言ってるわね。ちょっとイケメンの王子なのに最低ね」
「ふっ、ちょっとイケメンのこの私のプロポーズを断るなんて酷い奴だぜ」
「酷いのはあんただよ」
「ええー、では、世界会議をはじめようか」
となんか爺さんが言ってる。
「じゃあ一番権力とかあるバリアスター王国王女さん、議題どうします?」
「ええー、議題決まってなかったの?世界会議やる予定だったのに議題決まってなかったの!?」
とエパムは言う。
「まあ、平和ですからねー。そこまで社会問題とかもないですしなー」
と爺さんが言う。
「議題議題……そうだねー。明日の夕飯なんにするかでも話しますか」
「おい、エパム!!私とのプロポーズを断っといてなに訳のわからない議題にしようとしているんだ!」
「じゃああなた決めてよ議題」
「よし分かった。私とエパムとの間にできた子供の将来について考えよう!」
「あんたとの子供なんていないわ!何言ってんだ!」
平和でした。




