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第六話 渋谷事前編2
「ところでさー、副業って興味ない?」
「え?」
「今さ、簡単に稼げるネットワークビジネスがあるんだけど、絶対稼げる。」
「え?」
「今から集会あるんだけど行く?」
「え?」
そう連れて行かれたのは渋谷のアム○ェイだった______
「くそ、どう見ても情弱ビジネスのねずみ講じゃねぇか(泣)」
「なんか言った?」
「いいえ」
「ところでコーヒー飲まない?これア○ウェイのコーヒー。」
「え?」
「美味しい?」
「ゲホッ!」
こ、これは毒?
そう、今気づいた。奴はアムウェイ会員に成りすました中○共産党員ということに。
そして、同時に記憶が喪失していた10年間を思い出した。俺は北朝鮮へ向かい亡命した。しかし北朝鮮の生活は苦しく、中国へ亡命したんだ。だか北朝鮮と中国は実質的な外交があり、そこから逃げるように日本に戻ってきた。金正恩の重要な情報を掴んでる俺は当局と北朝鮮にとって不都合な存在。暗殺を試みるのは当然だ。しかし、負けていられない。俺にも守るべきものがある______
「必殺!電マトルネード攻撃!!!」
「くそ!や、やめろ!アッーーーー//////」