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「好き」という言葉のきっかけ

ほのぼのしながら見て行ってください(*^^*)

 私はマナ。私に家族はいない。というかどこで

生まれたのかも分からない。

旦那様はいるが旦那様には、お子様、

ミラ・エールダムお嬢様がいらっしゃる。

つまり、私は世間でいう拾い子兼家政婦だ。

旦那様によると私は薄暗い路地でミラ様によって

見つけられたらしい。今も感謝している命の恩人だ。

いつもの私の日課は、

朝5時に起きて朝食の準備とお昼ご飯の弁当を作る。

6時に旦那様と奥様を起こして6時30分にミラ様を

起こす。

7時に皆様の朝食のお世話をし、片付ける。

8時に旦那様、奥様を見届け、ミラ様を高校に

送り、私も高校に行く準備をする。

8時30分に私も家を出て、勉強をし、2時に家に帰る。

そして旦那様と奥様のお部屋を掃除し、

3時にミラ様のお部屋を掃除する。

4時に皆様のお着物をそれぞれ洗濯し、

5時にミラ様をお迎えに行き、

6時に旦那様、奥様のお出迎えをする。

7時にご夕食を作り、片づけをする。

9時にはミラ様のお勉強のお手伝いをし、

10時にミラ様を寝かせ、

10時30分は旦那様と奥様は寝られる。

そして私は明日の学校の勉強の予習をしてから

12時に寝る。

これを3年前から続けてきた。

現在私は高校1年生、16歳でミラ様も同い年だ。

そして同じ高校。だが、違うクラスだから

学校では話さないで済む。

旦那様と奥様の年齢は...秘密にしてあるから

私でも分からない。もしかしたらミラ様は

知っているかもしれない。


 ある日ミラ様からご相談をされた。

「マナ。今から話すことはお父さんとお母さんには内緒にしておいてね。」

「はい。分かりました。」

「同じクラスのワース・シングルって人もしかしたら、

私好きになってしまったのかもしれない!」

私は戸惑った。なぜなら私は好きという言葉が

分からないから思ったままのことを言った。

「あの...好きとは何ですか?」

ミラ様は「分からないの!?」というような顔をしていたが、もちろん私には分からない。

「それじゃあ他のお友達に相談するわ。

 変なこと言って悪かったわね。」

そう言い残してミラ様は去った。

そしてこの出来事がきっかけで私は「好き」という

意味が分かるようになっていく。

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