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探偵(ではない)  作者: 裃白沙
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自称天才名探偵 敷島浩二の疑問

 一体なんだってことだ。どうすればこんなシチュエーションに遭遇できるのか、本人だってわかりゃしない。どういうシチュエーション? 耳の穴かっぽじって聞けばいい。頬を引っ叩かれるってシチュエーション。相手は水着の女の子っていうんだから驚きだ。

 まず初めに君たちが考えるのはこれだ。俺がこの女子に手を出した。たしかにそうすりゃ簡単だ。でも、だが、しかし、残念ながら、俺はそんなに馬鹿じゃない。


 ただちょっと、事件を解決しただけなのさ。ただ、ちょっと、な。


 解せぬ。とにかくお前が俺を引っ叩くのは解せぬ。理由を聞きたい。確かに俺は二ケタぐらい、今まで正義じゃないことをしてきただろう。でも今回だってとどのつまり、結果オーライじゃあないか。

 ああ、同情してくれるかい、画面の前の君達は。そりゃあとっても嬉しいよ、それじゃあ聞いてくれ、これが俺、敷島浩二の正義論だ。

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