46 アマノ王女を連れ戻すには?
「だから、帰りましょうって!!みんな、待ってますって!!」
とんでもないくらい、声を高く張り上げている。
それぐらい、必死なのに。
「嫌なものは嫌よ!なぜ、あなたは代わりをしてくれないの?いままで代わりを大人しくしていたじゃない!!これは王女からの命令よ!!」
それなのにまだアマノ王女はワガママっぷりを発揮している。
なんでこんな時に「王女命令」使うわけ?
っていうか正式に「女王」じゃないから位は「ガシス王」の方が上だと思うけど。
まあ、どっちにしろ、私は動きません!!
「いつわってばかりじゃ、平和は訪れませんって」
この国が平和なのかは知らないけど。
「つかまえたぞ、アマノ」
「「えっ?」」
アマノ王女と、私の声が重なった。
私は振り向き、アマノ王女は私の視線を追って、大きく目を見開いた。
・・・・まさか・・・・。
そこに立っていたのはガシスだった。
ボウボウにひげをはやした王様・・・・。
今回もガシスにつれられ
「ア、アマノ??・・・アマノが二人・・あ、アマノが・・・」
ガシスは、アマノ王女と私の顔を交互に見た。
そういえば、アマノ王女と私の顔って似てたっけ・・・。
ガシスの前で二人が現れたこと、なかったっけ・・・。
「はああああっ・・・」
「「ガシス様!!」」
ガシスは、気を失って倒れてしまった。
思わず、後ろにいたメアイはガシスにかけよった。
同時にガシスの後ろにいた、キトワもかけよってきた。
ええ?キトワ、いたの?
もう穴の中はパニック状態。
メアイと、キトワはもちろんかけよったし、関係のない「オリレル」だってアワアワしてた。
「と、とりあえず・・・話を聞こうか・・・アマノ王女がなんでここにいるとか・・・ね?」
キトワは、いったん冷静になって、メアイに察してほしそうに視線を向けた。
・・・そういえば、メアイは逃亡中だっけ・・・。
メアイはそんなキトワを睨んだ。
「あっ、私・・話を聞けるいい場所、知ってます!」
そんなに必要もないのに手をあげて、言った。




