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第1話 誕生

書きたいときに書くので不定期です。(2018/10/11 あらすじを変更しました。)

私はシュナク、シュナク・キュヴェルルージュ・ロンディーネと申す者でございます。

元地球人です、おそらく。というのも私自身この世界に生をもらってからというもの記憶が曖昧でしたので確かなことかは分かりません。もしかすると違う星で生まれたのやもしれません。ご了承ください。

突然ですが私は人間ではございません。魔物でございます。お察しの通り異世界転生 というものでございます。その為様々な困難に直面することが多々ございました。もう思い出すのも億劫なほどでしたね。現在はそのころに比べればはるかに恵まれているといっても過言ではないでしょう。

そんな私は今とある御方たちに仕えております。その御方たちは貴族でございます。貴族と聞くと関わりたくない等嫌なイメージを持つ人が多いですが私の御主人様達はそんなことありません。私の命を救ってくださり、私に居場所を与えてくださったのです。

さて、私がここで話をし続けても意味はございませんでしょうからそろそろ参ると致しましょうか。


「シャナク~、どこじゃ?」

「シャナクさんどこですか~?」

「シャナクどこ~?」


おや丁度御主人様達が私をお呼びのようでございます。それでは一度お別れといたしましょう。私の少しばかり変わった物語をどうぞご覧ください。













ここはどこ?自分は確か信号を待ってたら突然トラックに轢かれて・・・ってあれトラックって何だっけ。確か車とかいうやつの一つだった・・・はず。



待ってまって自分の名前は…は、はいざ……ダメ、思い出せない。

どういうこと?自分は何なの。

自分ってどんなの?というかなぜ目の前に巨大なイモムシがいるの?待ってホントにわけ分かんない。

ホントに何なの~~~!?

















…とりあえず落ち着きました。

自分はどうやらイモムシですはい。虫は前も好きだったんだけどこの大きさはちょっと笑えない。なにこの圧。自分の大きさと同等だとこんなにも気持ち悪く感じるのね・・・。

どうやら自分は記憶を遡ってみたところトラックにひかれて・・・おそらく死んだ。でもイモムシとして生き返った。ていうか転生とでも言うのだろうか。とにかくこうして生きている。

ただここが地球かどうかといわれれば答えは否だ。だって目の前にいるイモムシの色が見たこともない色をしている。なにあのカラフルなパステルカラーのイモムシは。しかも他に何匹もいるし。

もしかしてこれってあれ?自分もこのイモムシたちと一緒に生まれましたってこと?兄弟ですか?確かに後ろに卵の殻があるけどもイモムシと兄弟って…あまり考えないでおこう。




グゥ~



…今のもしかして自分のおなかの音?


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