新創作 宣伝
珈琲の苦く、香ばしい匂いが鼻を擽る。
寝起きの喉に一杯 急かすように飲み干し目を覚ます。其の苦々しさが寝起きの頭を刺激し丁度いい具合に気分が良くなる。
そんな幸福の一時も束の間_古い煉瓦造りの廃図書館を安く買取り我が家とした_その角部屋、書斎のドアを蹴り開け心地よい静寂をぶち壊した張本人を廃図書館の持ち主 藍原克樹は呆れた様な顔で見据えてただ一言
「帰れクソガキ共。」
と相手に聞こえるような少し低めの皮肉の篭った声で呟いたのだった。
_ここは「何でも屋」その割にあった報酬があるなら、客の要望をその名の通り「何でも」叶えるのだ。
経営者は藍原克樹だが、本人は乗り気でなく実際活動しているのは藍原克樹とたまたま知り合っただけの高校生から小学生の幅広い年齢で構成された「freedom Army corps」自由の軍団である。
藍原克樹と自由の軍団が知り合った経緯はとてつもなく複雑なので後日話すことにしよう。
私が何を伝えたいか単純にまとめると「自分達の本当の自由を求める」純粋無垢な子供達と「己の自由を肯定されたかった」自由を失った男の「何でも屋」を通して自由を紡いでいく物語である
どうでしたでしょうか…
一応宣伝というかテストというようなものなので
宜しければ感想お願い致します。