第五話 伝承
今話はこの主人公のいる世界の始まりを紹介します!
とあるところに「無」の空間があった
その中に混沌の海というものがある
混沌の海は全てが未確定
結果を決めるサイコロが振られていない状態
神は一人の柱の神を中心として世界を作っていく
神を一括りに「神」とまとめていても色々な種類がいる
その種類を大まかに分けると3つに分けられる
一つは始まり:生命の誕生・文明の誕生・知識の発展
一つは終わり:生命の終わり・文明の崩壊・知識の遺失
一つは死:生命が滅んだ後に来る場所・その魂を正しき所へと導くもの
一つの世界は主に三つの神々の陣営に分かれる
普段は生命の誕生と生命の終わりのバランスが取れているのだが
時に「終わり」に分類される神々が暴走し生命の数を急激に減らしてしまうことがある
だが神々は世界に物理的に干渉することは不可能で「代行者」を使って戦いを繰り広げる
「終わり」の神々は全ての人々に正しき瞬間に死を与える存在であるべききはずがなぜか暴走し、大量の死者を意図的に生み出している。そして今回の「終わり」の陣営の「代行者」が『魔王』なる存在である
対して「始まり」の神々は「転生者」と呼ばれる「代行者」を呼び出した