俺のコントを読めぇぇぇぇぇぇ!!!
登場人物
『冷気バカラ』
口癖は「○○なんてくだらねぇ!!○○なんかよりも~な、俺のコントを読めぇ!」
いつもギターを持っているが全く弾けない。コントで戦争を止めた実績がある
『塊レイラ』
毒舌美女
『炎上ミレーナ』
口の悪い美少女
真っ黒sブランドが好き
塊レイラ「ミレーナ何処行くの?」
炎上ミレーナ「まずは買い物!超時空洋裁店『真っ黒s』行ってもいい?」
レイラ「いいけど・・・何かトラップで冥王星に飛ばされそうな物騒な名前ね」
ミレーナ「あはははは。そんなわけないじゃない。頼んだ服をだいぶ大きくされたり、選んだ服が全て真っ黒にされるくらいよ」
レイラ「いや、それは服飾店として大問題じゃない?・・・あら?あれ何かしら?」
ミレーナ「ん?どれ?」
レイラ「ほら前からくるツンツン髪の男よ」
ミレーナ「ぷっ!何あれ?」
レイラ「鋲打肩パット付きの袖なし革ジャンに丸メガネ・・・」
ミレーナ「全身パンクファッションなのに持っているのは何故クラシックギター?」
レイラ「しかも何かダサい魔改造してるしw」
ミレーナ「あ、こっちに来るわ」
レイラ「目を合わせてはダメよミレーナ」
謎の男「・・・・・・」
レイラ「何よ!道を塞がないでよ」
ミレーナ「待ってレイラ、この顔何処かで見たことが」
謎の男「戦争なんてくだらねぇ!ミサイルなんかよりも爆笑力のある、俺のコントを読めぇぇぇ!!!」
ミレーナ「そのフレーズ!?思い出した『冷気バカラ』!たしか『コントで戦争をやめさせた男』だったかしら?」
レイラ「えっ!ホント?戦争止めたの?凄い!」
ミレーナ「なんかドヤ顔がムカつくけどね」
レイラ「そうね。それに読めって、コントなら聞かせなさいよ!」
ミレーナ「そうよ。ギター持ってんだから弾き語りしてるんでしょ?」
バカラ「ギターなんてくだらねぇ!」
ミレーナ「だったら何で持ってんのよ!」
レイラ「アンタ弾けないんでしょ!」
バカラ「弾き語りで聞くよりも達筆な、俺のコントを読めぇぇぇぇぇー!!」
レイラ「うるさいわね!分かったからそれ貸しなさい・・・ホント無駄に達筆ね」
ミレーナ「草書体!?それ読めるレイラも凄い・・・」
レイラ「えーなになに『暖かな日差しと共に柔らかく吹く風が気持ちの良い季節となりました』って何よこれ!?まんま入学式の答辞じゃない!」
ミレーナ「今初夏よ!ネタの時節があってないわよ!」
レイラ「コントの前振りにしたって酷いわ!」
ミレーナ「あまりの寒さに初夏でも寒気がするわ、って思い出した!」
レイラ「どうしたのよ?」
ミレーナ「この男『コントで戦争をやめさせた男』じゃなくて『コントで戦争を凍結させた男』だったわ!」
レイラ「どう違うの?戦争をとめたんでしょ?」
ミレーナ「この『冷気バカラ』はコント界ではちょっと有名で、どんな温まった会場も一瞬で凍らせ、爆笑の渦も凪いだ海面と変えるほど寒い男」
レイラ「は?」
ミレーナ「そのいかなる熱量も奪いさる寒さはエントロピー増大の法則さえ嘲笑い、ベテラン芸人達を恐怖のどん底に落としたとか。ついた二つ名がコント界の絶対零度!」
レイラ「分子運動止めるコントって・・・」
ミレーナ「噂ではどんな場でも凍らせたためコント界を追放され、流れ流れて行き着いた戦場では兵士達の戦意まで凍らせたとか」
レイラ「それで『コントで戦争を凍結させた男』なのね」
ミレーナ「もう行きましょ!」
レイラ「そうね。まったく時間の無駄だったわ!」
ミレーナ「私たちこれから服買いに行くんだからそこどいて!」
バカラ「衣服なんてくだらねぇ!」
レイラ「くだらなくなんかないわよ!」
ミレーナ「服着てなかったら公然わいせつよ!」
バカラ「ウールなんかよりも温まる、俺のコントを読めぇぇぇぇぇー!!」
レイラ「あんたのコントを裸で聞いたら初夏でも一瞬で凍死よ!」
ミレーナ「あんたのコント読むんならゲラゲラライブ読むわよ!!」
バカラ「ゲラゲラライブなんてくだらねぇ!出展作品なんかよりも笑撃力のある、俺のコントを読めぇぇぇぇぇー!!」
レイラ「アンタのそれはコントじゃないでしょ。面白くないのよ!笑えないのよ!!」
ミレーナ「そうよそうよ。だいたいそんな内容で笑い取れるんなら入学式シーズンは日本全国大爆笑の渦よ!」
レイラ&ミレーナ「「アンタ、コントなめんじゃないわよ!!!」」
バカラ「コントなんてくだらねぇ!」
レイラ&ミレーナ「「だったら読ませんな!!!」」
きっと誰の目にも止まらない・・・
きっと誰も読んではくれない・・・
だから題名で魂の叫びを!(笑)