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異世界で楽しむ100通りの死に方  作者: アラニン
第一章 共和国編
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6.田舎に住んでると金いらねえな

よっしゃー。今日もお金稼いで冒険者するぞー。


そして朝から農作業をしたのであった。

今回は草抜きと土をほぐす作業だよ。

冒険ってなんだろう。


そして夕方……。


「はいお疲れさまでした」


「ありがとうございますだ。これで所持金は191シルバーかあ」


例のごとく農場で食べ物をくれたので食費は浮いた。違う農家さんだったけど今日は昼ごはんを貰ったぞ! やったぁ!


「ふーむ。2、3日働いてやっと宿1泊なら野宿のほうがいいな」


「転移者でこんなにたくましい人そうそういませんよ……」


受付の人に若干引かれていた。

たしかに今はいいが寒くなってくるときついな。

いやでも不死身だから凍死もしないのか? 下手したら食べなくてもいい?

調べたいけど寒いのもお腹すくのも嫌だなー。そのまま永眠かもしれないし。


とりあえず今日はまた軒下で一泊!


◆◆◆◆◆◆◆◆


翌日。


おはよー! 今日も元気に農作業だ!


「今日は農業の依頼はありませんね」


「うそーん」


「もともと農家さんで人手が足りてないときだけ依頼が来ているので……」


ご飯どうするの? 死活問題ですよ奥さん。

こうなったら仕方がない。


「なんか他のなんか食料も確保できる系のなんか依頼を受けよう」


「今の世の中平和なので、そうそう依頼無いんですよね」


「がーんだな」


「となりのシャングローに行けばたくさん仕事はありますよ。なにせ商業都市ですから」


ほほう。商業都市とな。

ブルジョワが集まってそう。

ところで、


「それ不死身の能力意味ないね」


「それについては保証致しかねます」


「ですよねー」


うーん、でも商業都市だけあって支払いはいいかもしれない。

こんな農業地帯から大都会にいって大丈夫かしら心配よアテクシ。

しかしこのままでは農家に就職する羽目になって能力意味ないし、やっぱ起死回生のお上りしよう。


行く準備。

袋1つ86シルバー。バナナ1本30シルバー。ちょっと良いリンゴ1個12シルバー。さてお釣りはいくら?


では行く準備できたからいざ商業都市シャングローへ!

翌日朝一出発しよう。


◆◆◆◆◆◆◆◆


着きました。


一人じゃ怖いから他の人をストーキングして向かいました。

一日で着いてよかったー。野営とか始めたら困るし。


シャングローの第一印象は大きい街。石造りの街並み。屋台。ちょっと脇に入ると微妙に傷んだ家々。夕方で取り込み遅れている洗濯物。

あ、そうだ。寝るとこどうしよう。都会だから野宿はやばそうだ。


とりあえずこの街のギルドに行ってみよう。


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