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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

大学ぼっちの夏休み

作者: いきつら


行き場のない気持ちが、胸の中で渦巻いている。腹の底がひたすらに重い。

緊張して、ひりついて、この世のどこにも居場所が無いような。

どうしようもなく落ち着かない気分にさせられるのだ。

ここから早く脱却したい。

どうしたらいい?

私は何をしたい?

何が私を幸せにしてくれるのか。


有り余る時間が冷静な視野を奪っていく。

私には何が出来たんだろう…。

今日の私に不幸が訪れたとして、明日の誰がそれを気にするだろう。


良くなりたい。

良くなりたい。

今より少しでも良くなりたい。


ただ立っているだけで針のむしろのようだ。頭がだんだんと真っ白になっていく。もっと明るく笑いたい。自分を一番に誇ってあげたい。自信を持ちたい。今の自分が幸せだと腑に落ちたいんだ。


自分を幸せにしてくれるもの、愛せるもの、真っ直ぐに誇れるもの。

最初から正解だけを選べればいいのにと思う。

結果が出ないうちはまだ。

今もなお、何が最善かわからないのに。


ただつらい。

息をするだけでつらい。

逃げたい。逃げられない。

乗り越えなければ逃げられない。

冷静な目で自分を見たい、あなたは恵まれている、羨ましいと他人から認められたい。

評価が欲しい。

つらい。


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― 新着の感想 ―
[良い点] こんなにも素直に自分の気持ちが書けるのに、何を悩んでいるんでしょうか。凡人以下の私にはわかりません。
2019/11/12 14:38 退会済み
管理
[良い点]  こんにちは☆。はじめましてm(__)m。タケノコです♪。  本作を拝読しました。  煩悶や辛苦といった辛い気持ちや状況がヒシヒシ伝播してきました。  飲み込みやすい描写にも光るもの…
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