表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

掌編小説集1 (1話~50話)

価値観

作者: 蹴沢缶九郎

ここに一枚の絵がある。


赤や青、白や黒といった様々な色が織り混ぜられ、あらゆる直線や曲線が交差し、おおよそ形を成していない。


「これを描くのに一ヶ月かかりました。」と言われれば、そんな気もするし、「目をつぶり見ないで描いた。」と言われれば信じるかもしれない。


見ようによっては芸術にも見えるし、ただの落書きの様にも見えるそんな絵。





ある人は、



「この絵には数十億の価値がある。」



と言い、また、別のある人は、



「この絵には一円の価値もない。」



と言った。




実は宇宙人が描いたこの絵を、どうして地球人の価値で決められるというのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ