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はじめのご挨拶

本編から来られた方も初めましての方も、こんにちは。

「それはきっと、絵空事。」の主人公、立花幸多(たちばなこうた)です。


初めて来られた方のためにまずはこの「それはきっと、」シリーズについてざっくりと。



☆それはきっと、絵空事。

株式会社Partner<パートナー>の企画課の1つ、LTP―Life Total Partner-というチームに所属する立花幸多には想いを寄せる同僚がいる。それが菅野湖陽(かんのこはる)

幸多の一世一代の告白に湖陽は、

「私は、愛を知りません。」

と断りの言葉を口にする。

だが幸多も簡単に諦められる筈もなく。嫉妬に頭を抱えたり湖陽の気持ちが分からず悩んだりしながらも、止められない想いを伝え続けていく。


☆それはきっと、蜃気楼。

湖陽は幸多からの告白を受けてから、捨てたくて忘れたかった自分と向き合う。

「勝手に想うのはいいよな?」

その宣言通りひたむきに、時には鋭く想ってくれる幸多に、これまで抱いた事のない感情を持って戸惑いながらも、自分なりの答えを出していく。


告白から湖陽の答えが出るまでの恋愛、仕事、家族との約8ヶ月間の出来事を綴った物語。



ざっくりしすぎて分からない方は本編へ、と言いたいところですが長いので欲は言いません。

この番外編では立花幸多×菅野湖陽の話に加えて、本編で登場したカップル?達のその後をほんの少し覗き見していただけます。

長いのは鬱陶しいけど番外編だけなら読んでやろう、という優しい方のために人物紹介をしておきますね。本編に載っていない情報も少し。

(年齢、関係性は本編内での完結時、1月中旬時点でのものです。)



〇立花幸多 ♂ (29) LTP所属、リーダー。

身長182cm。アーモンド型の目、高い鼻、薄い唇。少し耳にかかる位の濃茶の髪。

両親は他界、一人っ子。社長と、行きつけの喫茶店baby´S breathのマスターが父親代わり。

千果とは生まれてすぐからの幼馴染。妹の様に見ていたのに最近助けられてばかりで立場逆転と嘆いている。

甘いルックスとさり気ない気遣い、スマートな仕事ぶりと明るいトークに惹きつけられる人間は会社内外を問わず、また男女関係なく多い。

本人は全くの無自覚。女性からの視線に気が付いても自意識過剰だと自己嫌悪に陥る程の鈍感。

約1年の片思いを経て湖陽と恋人に。

  ││

〇菅野湖陽 ♀ (26) LTP所属。

身長165cm。少し切れ長だがぱっちりとした目と大きめな口が特徴。胸位までの黒髪ストレート。

家族は両親と弟の(みのる)。実との諍いがあったが関係は修復している。

綺麗な顔立ちと優しい物腰、真っ直ぐに仕事に向かう姿勢と案外見えない私生活。

社内の男性陣の間では彼女と話すと十中八九惚れる、という噂が立っているがこちらも超のつく鈍感。

コーヒーを淹れるのが上手く

初めての嫉妬に戸惑いながらも、幸多の想いに応え晴れて恋人に。



金城沙希(かねしろさき) ♀ (25) LTP所属。

身長155cm。丸顔で真ん丸な目の童顔。茶色い長い髪をお団子頭にしているのがトレードマーク。

両親と年子の兄が1人。姉という存在に憧れていたため、優しい湖陽が大好き。

賑やかで明るいムードメーカーな気質を活かして、社員の仲を何度も取り持っている。一部の人からは「キューピッドちゃん」と呼ばれている。

幸多と湖陽の関係もきっかけは沙希の応援という名の焚き付けによるもの。

片思いかと思いきや両思いだった貴斗との交際を、一足先に始める。

  ││

竜胆貴斗(りんどうたかと) ♂ (27) LTP所属。

身長185cm。鋭い印象の目を持つ精悍な顔立ち。黒髪で長めのスポーツ刈り。

両親、兄と弟が1人ずつ。均等に2歳違いで、並ぶと身長で見比べるしかない程にそっくり。

基本的に口数は少ないがいつも笑顔を湛えており、おまけにスポーツマンで気配り上手なため幸多に引けを取らない人気を持つ。寸鉄人を刺すところがあるが、それはLTPのメンバーにしか見せていない。

沙希からの好意に薄々は気付いていたものの、告白させたくて待っていた。

最終的に自ら告白して交際をスタートさせたが、いつから好きだったかは不明。



林田徹司(はやしだてつじ) ♂ (25) LTP所属。

身長167cm。小型犬の様な可愛らしい顔立ちで、茶髪に軽くパーマをかけている。

両親と4歳違いの姉。気の強い姉にボールの様にして遊ばれていた過去あり。

無害そうな顔と軽快なトークが売り。頻繁に色々な女性と食事をしていた所為で軽い男だと勘違いされやすいが、本命である千果を落とすために女心を知ろうとした懸命な努力の末の策だった。

「俺が女なら立花さんと付き合う!」と公言している。実はかなりの純情ボーイ。

千果より背が若干低い事に最近真剣に悩んでいる。

一度、中華料理店での2人きりの食事に何とかこぎつけたものの、その後の進展は不明。

  │

鈴村千果(すずむらちか) ♀ (29) 小料理屋みのりを経営。

身長170cm。猫の様なキリリとした目の和服美人。黒髪を腰まで伸ばしているのは結いやすいから。

両親は健在、一人っ子。幸多の幼馴染。幸多を湖陽絡みでからかうのが趣味。

店に出ている時はゆったりとした話し方だが、プライベートでははっきりとした物言い。

引く手数多ではあるが外見と中身の思わぬギャップに離れていく男が多いため、自分の恋愛に関しては少々ドライ。幸多、湖陽、沙希の相談にはよく乗っている。

徹司との食事の日、店を休みにした事から脈大いにありと見られているが、実際のところは不明。



天馬夏依(てんまかよ) ♀ (23) LTP所属。

身長160cm。本人は薄い顔を気にしているが愛嬌のある顔と定評。栗毛、肩につく位のセミショート。

母親と18歳離れた妹の美依(みよ)との家3人族。父親は2年前に他界。

チーム内での会議によく遅刻をしていたが今では皆を迎える程になっている。

幸多を兄の様な気持ちで見ているが、あの鈍感さは何とかしなくてはと思っている。

幼稚園に通う美依の送り迎えや夕飯の用意を、母親に代わって率先して行なっている。料理の腕前はなかなか。意外にも和食が得意らしい。

美依の通う幼稚園の先生が気になっていると、温泉旅行の際に湖陽と沙希に話している。

  │

〇? (33) ♂ 幼稚園教諭。

美依のいる5歳児のクラスを受け持っている。

夏依曰く、「顔は林田さんを柔らかくした感じ。背は私より少し高い位。」との事。

その他、詳細は不明。




この面々がそれぞれ主役として自分達の日常を語ってくれます。

1つのエピソードにつき1話完結形式。カップル毎にまとめてご紹介しますね。

まずは俺達、と言いたいところですが、最初にカップルになったあの2人の話から覗いてみましょう。


それでは、ごゆっくり。


 


今のところ、終わりは未定です。

書きたいシチュエーションが書けたら終わり。

最後までお付き合い頂ければ幸いです。

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