青木ヶ原樹海の青木さん
編集の想いでの物語
青木ヶ原行きてー、って話。
青木ヶ原樹海ってあるだろ?そう富士山の樹海。そうだよ、日本有数の首吊りスポット。まさか知らないなんてこたぁ無いよな?……で、それが何かって?えーっと……あ、そうそう!さっき言ったとおり、あそこは首吊りスポットだよな。あーユー所にはあまりよろしゅう無い……『悪霊』!その手のモノがウロウロしてるんだよ。まぁアレだ、墓場に幽霊がウロついてるよーなモンだ。……で首吊りスポットなんつー、いわゆる“自殺スポット”には輪をかけて『悪霊』がいるんだよ。そ、『人を死へ誘うモノ』がさ。しかも青木ヶ原樹海は悪霊の悪意レベルが高い……つまり人を呪ってる奴が多いんだよ。よくよく考えれば自殺理由なんざ百人それぞれなんだがな、どちらにしろ“自殺”ってことは“この世に嫌気が差した”っつーことだ。って事は?“この世”――“この世の人間を呪ってる”って事だろ?で、その中でも、その樹海にいる霊でもごくまれになんだが……いるんだよ。『悪霊』よりも『妖精』寄りの幽霊がさ。妖精知らない!?あぁ嘘ね。まぁ現実味は無いといわれりゃ無いけどさ、でもその妖精よりの霊がな……『青木ヶ原樹海の青木さん』なんてこっくりじみた名前で呼ばれ方をされてるのがいるんだよ。そういやこういう霊って“~さん”ってよく付くよな。まぁいいや。でその青木さんが何か?あーそうそう。妖精ってイタズラ好きで人を助けたりもするだろ。この青木さんも同じで他の霊のせいで迷っちまった奴を元の遊歩道に戻したり一時的に方位磁石を正しく機能させたり、時と場合によっては姿を現して出口まで案内したりと変わった人たちだ。まぁ大体“青木さん”は白衣を着込んだ首を絞まられた痕のある女の人で描かれるから迷ったらすぐ“青木さん”を探すといいよ。「青木さん、青木さん、正しい道を教えてください」とでも言えばいいからさ。よし!これでお前が青木ヶ原樹海の霊に道を迷わされても大丈夫だ。あ?何の話だって……。『青木ヶ原樹海の青木さん』の話だよ。新しく『都市伝説』書くんだろ。そのネタ。まぁ都市伝説でもなきゃ伝説でもねぇだけどさ。何だその目。……伝説じゃねぇぞ。実話だ。ガキの頃樹海に行って迷っちまってさ。でっち上げで「青木さん、青木さん、助けてください」って叫んだら白衣の人が着てさ。最初は人かと思ったんだけど出口ついて後ろ見たらいなくてさ。ビックリだったよ。最初「青木さん」って誰!?みたいなカンジだし。よし!これで一本いけるだろ!ガンバレー。
昔、中三くらいに書いたと思われるルーズリーフに書いてありました。字が汚ねぇです。
もちろん、元は『青木ヶ原の伝説/ZUN』。
ちなみに段落がひとつしかないのは仕様……と思われる。
誤字脱字、文法がおかしいのはやっぱり過去の私だからです。
ノンストップ・担当編集。




