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【タイトルだけ】THE RUIN'S AIR【本文オリジ】
此からを迎えられないモノの物語
廃墟は死の向こう側で、少年は大切な人の死を目の当たりにする。
安定と安心のトラウマだよねっ☆彡
それは一人の少年が通りすぎていくのを静かに見ていた。彼が走り去ってしまえばその後に残るのは、ただただ寂しい、変わらない風景である。
昔の事を思い出そうと考えて、切なくなってやめた。過去に戻ることはできない。自由なヒトにだって今だにできないのだから――。
とてもじゃないが、そこはヒトの住めるような整備されたものではないし、勿論整備するものもない、整備するものではない。
時間と共に忘れられて、朽ちていく。それでいいのだ。その様が美しかろうが醜かろうが関係ない。始まりがあれば終わりがある。絶対的な生き死にの法則を証明するにすぎない。その為にあるわけでもないが、今出来ることなど、それくらいしかないのである。
彼らへの生き死にの法則の照明、盛者必衰の理、それだけ。
それは世界にも訪れるのである――と。
『からの廃墟』という訳で。『から』は『空っぽ』の『から』。廃墟視点から。
私の話に『死』という単語が出てこなかったことってあるのだろうか……




