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地図と一緒にデータが送られて来た為、先に目を通します。テッポウエビ、なんて聞き慣れない名前のエビですが、……なんかアレですね。海中戦闘だけならサイズを大きくすればもう十分レベルの盛り具合な元ネタです。
怪獣の能力は、
体長約四十メートル。
ハサミを鳴らす度に空間上に泡が発生する。
それは時速百二十キロくらいのスピードで辺りに衝撃波を巻き散らかす。
泡の破裂音は近くで聞くと鼓膜が余裕で破れるレベル。
泡の破裂時に五千度弱の熱が発生する。(参考値としては太陽の表面が五千五百度)
泡は光とプラズマを纏って居る。
……テッポウエビのサイズと泡の発生ポイントと泡の量と泡の原理が弄られているくらいで後は元ネタほぼそのまま。……元ネタが狂っていますって。
……まあ、改造度合いが低いので、こういう所に出て来た感じですかね?……色々と召喚して物量で遠隔で倒しますかね。
テッポウエビの強化種の居る場所の近くに移動して、コスト百人分のフゥシィーと言うか、マンティコア百体を大量に生成して凸をさせます。
テッポウエビは高速で何度もハサミを鳴らしたかと思うと大量に泡を出し、技名を考えるなら、気泡大津波を起こしました。処理も間に合わずマンティコア百体は瞬殺されました。
……ええい、コストを回復してコスト二百人分のマンティコア二百体を全方面から急襲させます。……それなら流石にデモ隊も巻き込むので撃てないと判断したからですが、其処でデモ隊が一斉に消え失せ、全方面へと撃ち出し、辺り一帯が放出される熱でマグマの様に煮え滾り始めました。……超遠距離から泡を避けながら一方的に狙撃を通し続けるくらいしたら倒せそうでは有りますが、……誰が近場でこいつを抑えるのですかね? ……地面削って地下から急襲させてハサミを壊せば、何とか、ですかね。
そう判断した私は召喚した奴に地面を掘らせて地下から急襲し、マンティコアでハサミを不意討ちで破壊した為、後は消化試合、でした。
……勝つ事は出来たけど、結局は初見殺しでなんとか成っただけ。……セットで居る奴がテッポウエビを抱えて空を飛ぶとか、改良版来たらヤバイ事に成りそうです。まあ、良いです。死体を回収して、……と、其処で死体がデモ隊同様消え失せました。
………あー、うん、とびきり嫌な予感がしますね。……ま、まあ、今回は勝てた、それで良いでしょう。……海獣ヤバ過ぎないですかね?
……とりあえず各所に報告しておいて、反省会と行きますか。それにデモ隊を一人も捕まえられなかったし。今後も何かしら似た奴が来るはずです。……今回のテッポウエビが雑兵枠じゃ無い事を祈ります。
気泡大津波は泡を空中に出して挟みをぶん回して大量に飛ばして破裂させて攻撃させる物。




