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体験会を特筆すべき問題なく終わらせた帰り道、星が大爆発を起こした幻視をいきなりしたのですが、……何も無い、ですね、いや、騒ぎには成っています。集団幻覚? ……水霧さんに連絡を取ってみますか。……電話に出ないですね。……なら、ルクト様。……出ない。十津さん……出た。

「あ、ネイト?要件は解って居るわ。だけど、十分待って掛け直すわ」

「解りました」

「それじゃあね」


そして十分待ち、十津さんから連絡が来ました。


「十津さん、何が有ったのですか?」

『端的に言うとレベル一京の奴が百億人侵略者として来ていたからシステム的に無価値にされて処理された、だわね』

「……は?いや、レベルの桁と人数が可笑しいのですが?」

『一応レベルが馬鹿げた数有るゲームも有るわ。それに喧嘩を売るわけじゃ無いけど、世界に於ける評価基準を調整された事で侵略戦争に来るレベルのご自慢な戦闘力(笑)がゴミ化したのよ。オタクは好きでしょう?自分の力は評価基準にそぐわない力だ、なんて』

「……それは代わりに有る力が強いから成立する物だと思うのですがね」

『そもそもレベルシステムとかのゲーム的な仕組みでの計算式に使われない評価基準外の力は他の世界でカンストレベルでも無いのと同じだから、それを侵略者全員の全部のステータスに適用した。即ち全てゴミって感じね』

「……身も蓋もないですよ」

『侵略者に配慮する必要無いもの』

「……何で今来たのですかね?」

『カタログスペック的に勝てる戦力を用意出来たと思ったからじゃ無い? 世界の評価基準変更で全部ゴミ化したけど』

「……評価基準変更って何ですか」

『割と言葉そのままの意味よ?言い換えるなら、この世界に取っての敵のスペックの価値を変更し、無価値扱いにして潰した、かしら』

「……滅茶苦茶ですよ」

『創作なんて拘りが無ければ実際の強さなんて無視して作者の胸先三寸で話を決められる訳で、此処で言う話とは世界の事だもの』

「……敵もそれを知らないはず無いのですがね?」

『後天的に創造主の力を得たド素人ムーブならこう言う事も有り得るわよ。例え世界中全ての創作の能力やキャラに勝てる戦力を造れたとしても、他人の胸先三寸で負ける。と言う事を知らないド素人なら、ね』

「……強い奴を造る意味とは?」

『他人の裁量で他人が絶対的に好き勝手出来る世界に何も対策無く挑む時点で馬鹿の極みよ。他人の創作つまり世界に強権で口を出せる立場じゃ有るまいし』

「……それは不正と言うのでは?」

『侵略戦争してくる奴に言われたくないわね。まあ、創作的に言えば二次創作で普通に勝つ話は造れるわよ? 正史扱いされるわけ無いけど』

「……他所の公式が真似て来てそう言う事をやったら?」

『そこのキャラ相手に似た事をやって良いじゃない? 著作権的に文句言われない形で有ればだけど。文句言うならそのままブーメランだし』

「それ、幾らでも言い逃れされません?」

『言い逃れ出来ない形でやったら後が面倒なのよね』

「……報復推奨とか思いっ切り報復されませんかね?」

『あのねぇ……そもそも既にそれをやる奴が居るからこう言う話に成っているのよ?此方が勝手に作話する分には他所でどれだけ盛られた最強(笑)キャラでも有象無象の雑魚扱い出来ると言う世界観ですって話ね、これは』

「……他所の公式からしてもそうなのでは?」

『俺の造るキャラは最強無敵とか名乗りたい奴が認められる理論じゃ無いと思うけどね、これは幾ら盛られようが他人からすれば無価値って話だし』

「……作り手の胸先三寸でどうとでもされる、ですか」

『他人の只の妄想を止める権利なんて有りゃしない。妄想を一切したこと無い人以外に只の妄想に石を投げる権利なんて無い』

「……いや、公式が二次創作止めろとか言うのは普通に有りますよ」

『だから私は只の妄想をと言ったわよ? エロ同人誌造って不正に売り捌くのはまた別の話だもの』

「……忙しい中わざわざありがとうございます」

『……あー、最後に釘を刺しておくと、別に私でエロ系妄想をしろ、なんて推奨している訳じゃ無いからね。だけど只の妄想まで規制や制限なんて只のディストピアだもの』

「……そう言う事って嫌じゃ無いのですか?」

『どんな事情が有ろうが止めろとか言ってもやる奴はやるもの。それにわざわざ神経を割いていられないわ』

「……」

『……じゃあ、電話切るわね。他にもやる事有るし』

「……わざわざありがとうございます。それでは」


そして連絡を切ると、……其処で気付きます。色々聞きそびれましたね。……ま、良いか。

……ゲーム世界的な世界観の強さとか持ち込まれても一瞬でゴミ化する世界観。

ダメージ計算式に参照されないステータスは幾ら高くてもダメージ計算では無価値……と言う概念は昔ながらの物では有るのですが、それが全部に適用され、対象が幾ら最強無敵で有ろうがゴミ化する……理不尽極まりないですが、元ネタ自体はゲームでよく有る処理では有ります。対抗で根性論とかでシステムを覆すとか言われそうですけど、その前提と成る全部のステータスがゴミ(扱い)ですしねぇ。

……強大な敵が仕掛けて来たら世界の仕様を変更し、どれだけ盛られた存在で有ろうがゴミ化させる、か。まともに戦え、と言う意見が聞こえる様ですが、メタ創作での特定条件下で強い奴をそれ以外の時に倒すとかやっている奴には文句言われる筋合いは無いのでは無いですかね。世界=創作作品、なのですし。……さて、私もやる事やらないと、ですね。


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