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体験会は様々な層の人を招待しました。当然、事前の仕組みとして既に免許を持つ人と持たない人。更に年齢層を分けるなり何なりと、です。

……極光役者の制限の程度を判断する為に、様々な状態のそれを体験させて行くのですが、……完全に制限無しのそれを初手から制御出来た人はごく一部だけでした。……むしろ即順応出来る奴が居た事が驚きですが、……まあ、そう言う才能や能力持ちが少しくらいは居ても可笑しくは無い、か。そもそも極光役者を制限無しで使わせろと言っている方々ですしね。

……不正利用で既に制限無しでの制御に慣れていたパターンで無ければ、ですが。

とは言え全体からすれば精々一割にも満たない程度。……体験者はほぼ全員が極光役者の制御に自信満々な人達等が来たのだろう事を考えると少ないですね。

彼らが下手と言うより、補助輪を付けた操作のみしていた人達が補助輪をいきなり全部外した状態に即座に対応が出来ますか? ……と言う話なのだと思います。

……大惨事は起きませんでしたが、即座の制限無しの制御を誰でもはやれない程度の検証データは取れたのでよしとします。

そして話し合いを行う事に成りました。


「さて、最善のデータかと言われると違う気がするが、まあ、取れたデータを根拠に無制限仕様を無制限に売る展開は防げそうだ。……ランクシステム的に段階を付けて試験をクリアしたら徐々に制限を緩くするシステムを用意する感じで行こうか」


水霧さんは会議の結果をそう一気に良い並べた所で、ルクトさんが追加で加えます。


『で、何段階の仕様を用意する?免許に応じた仕様を逐一用意するなら此方の準備が必要な上、仮に免許を操作の制限解除に使うなら免許の盗難がアレだし』

「前者は商品の販売チャンスだし、後者は何かやらかした結果免許を没収された奴が奪って使う以外は奪った所で上手くは使えないが」

『では、それを潰す感じで行こうか。……極光役者はGPSと連携している、だったな? 使用者が奪われるとか紛失した場合、連携を利用して操作にロックでも掛けるか?』

「それだと連携を切られたらアレだし、連携する事で定期的にパスワードを送信する感じで行こう。それならパスワード変更処理だけで制限が掛かったままに出来る」

『じゃあそれで行こうか』

「他にも色々と足しとこう。次は……」


その後もシステム周りの会議が暫くの間続いたのでした。……事前に色々用意して有ったかもですね、これは、レベルで話がスムーズに決まりましたね。


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