第一の刺客
鳥羽の小説は0歳から100歳まで全年齢対象です。
チョコチップスコーンおいしい
約半年。やっと戻ってきた。
「ようこそ。みなさん。僕たちの世界h...?」
忘れていた懐かしい光景...なんてものはなかった。
「どこここ!?」
やっと着いたと思えば僕たちは薄暗い壁で覆われた四角い大きな部屋にいた。
「あ、来たー!!」
突如どこからか女の嬉しそうな声が聞こえた。
「半年も待つの疲れたよ〜」
すると上の方にあるハンモックみたいな台に左目を髪で隠した女が出てきた。
「誰だお前は!?そんで俺らのラボはどうした!」
レグが叫んだ。
「え?あの四角い家みたいなの?」
「そうだ!あの豆腐建築のことだ!!」
長年使ってきた家を豆腐と侮辱した。レグが。
「隠したYO☆!」
女が元気に答えた。
「フザケんじゃんねぇ!てかテメェ誰だ!!」
「よくぞ聞いてくれた!」
「私の名はケレス!!」
なんかどこかで聞いたことがあるような...
「ようこそ、私の即席迷宮、”エニグマ”へ!!」
「さぁ!早速だけど君たちには今から追跡ゲームをしてもらうYO☆!!」
「ルールは簡単、追跡者から逃げるだけだYO☆!」
「要はオニごっこ?」「鬼ごっこじゃん。」
生徒たちが口々(くちぐち)に言う。
ケレスがふてくされた顔になった。
「もうオニゴッコ?とかゆうやつでもいいYO☆!」
「君たちが異世界から来た子たちなのはわかっているんだYO☆!」
「みたよ!半年前そこの金髪君二人が異世界の扉を開いたのを!!」
そしてニヤリと呟いた。
「おとなしく行き方を教えてくれればオニゴッコってのもやらなくていいし、ラボも返してあげるんだけどな〜。」
「教えるわけねぇだろ!誰の差し金だ!」
「べー!教えないYO☆!!」
「うるせぇ教えろ!」
「...うるさくないし!じゃあ私は君たちの頑張りをゆっくりみてるとしようかな。」
「もし脱出できたら私が正々堂々闘ってあげるYO☆!ファイトだYO☆!!」
するとケレスは指を鳴らした後、壁の方に消えていった。
『ガコン』
『ガタガタガタガタ』
すると前の壁が持ち上がり、薄暗い通路が出てきた。
「ふ~疲れた。」
ケレスが戻って来た。
おそらく滑車かなんかを使って持ち上げたのだろう。
「ここを通るの...?」
如月さんが呟いた。
「行ってみようか。」
『ドコォン!』
「...!?」
みんなが一歩進んだ時、後ろから壁の崩れる音が聞こえた。
あっちの世界で聞いたあの音だった。
壁の中から光り輝く眼がこちらを覗いた。
「...!」
「ちょっとマズイかも...」
壁の中から青緑色に輝く人形の石と銀色に輝く人形の石が現れた。
「ゴーレムだッ!」
僕らは一目散に逃げる。
「さぁ!ゴーレムオニゴッコ開始だYO☆!!」
「あの女ぜってぇ許さねぇ!」
レグが悔しそうに言った。
「ねぇどうすんのレグ!ゴーレムなんて戦ったことないよ!?」
少し考えてレグが言い返した。
「どうするもこうもぶっ壊すか出口まで逃げるっきゃないだろ!!」
「つべこべ言わずに走っとけ!」
そんなことっ、はぁはぁ、言われたってっ、はぁ、体力的にキツイ...
「遥さんは大丈夫ですか!?」
「まだ現役だし、今年25だよ!」
「みんな!分かれ道ッ!」
如月さんが前方を指差す。
二手に道が分かれていた。
「二手に分かれよう!」
「オッケー!!」
そして僕たちは二手に分かれて逃げた。
(僕・遥さん・レグ・他の生徒は左、如月さん・晶さん・他の生徒は右へ)
私たちがついた先には少し広い部屋があった。
「なんだこれ...」
[〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜]
壁に見たことない文字が書いてあり、その文字の下にチュッ○チャップスに棘を刺したような棘ボール付き棒があった。
「なんて書いてあるんだ...?」
ぐっちがボソッと言った。
「日本語っぽいけどなんか違うような...」
【そのころ上の方では...】
そっか!あの子たちここの文字わかんないじゃん!
んー、どーするかなぁ。
しゃんと教えてあげるか〜。
「おいそこの迷える子羊たちYO☆!」
子羊たちが一斉に振り返った。
「...なんです?セレスタイトさん?」
「ケレスだし!」
やれやれ。助言してあげようってゆうのに敬意がないね敬意が!
「壁になんて書いてあるかわからないでしょ!」
「分かるわけないじゃないっすか。」
男の子が真剣な顔で答えた。
「しかたないな〜教えてあげYOU☆!」
「”勇気と力の部屋”って書いてあるんだよ。」
「それで?僕らは何をすればいいんだ?」
もう一人の男の子がめんどくさそうに言った。
「だからそのモーニングスターで君たちを追っている青緑色ゴーレムをぶっ壊せってことだYO☆」
「えー」
子羊たちは微妙な反応を見せた。
【一方シリウス一行】
「ここ長すぎない...?」
今僕たちは焼けるような藤色の炎の一本道の迷路を進んでいる(例えるならイライラ棒の炎版)
「一人ずつ慎重に、だけど素早く移動してね!」
遥さんがみんなに警告する。
こんなゆっくり移動してたら銀色のゴーレム来ちゃうぞ...
『ドドドドド』
「...!」
「マズイぞ!みんな!急げ!」
レグが叫ぶ。
ヤバい...!
ゴーレムがすぐそこまで来ているのが音でわかる。
ゴーレムは火なんて効かないからギミックを無視できるんだ...
「...なんだあれは!?」
炎の迷路を抜けた時一人の生徒が叫んだ。
振り返るとゴーレムの体が太陽のように光り輝いていた。
すごく眩しい。
「...まさか必殺技!?」
ビームか!?それとも変身か!?
ゴーレムが何かをしようとしているのは分かる。
だが今僕らが全力ダッシュをしたって間に合わない。
攻撃が来る!
今までこんなに緊迫した状況に陥ったことがあるから分かる。
これはそう。
死。
今回は文字起こしつけてやったぞ!ありがたく思いな!
知ってますか?セレスって星の名前なんだ




