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over star line  作者: 鳥羽しんじ
序章:プロローグ
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第二の顔(改正予定読むな!)

鳥羽の小説は0歳から100歳まで全年齢対象です。

彼の知られざる一面。

「それで?何しに行くの?」


僕は今 都和太つおた君に連れられどこかに向かっている。


「あー言ってなかったね。」


「2時限目が終わったから水無月みなづき君に部の見学の仕方を教えようと思ってね。」


「ついでに色々話しておこうか。」



【学校のルールやらなどを説明した後】


ほうほう。


要はこうゆうことか。


①入学したらまずはじめにどんな専門分野を学びたいかを決める(専門分野を決めなくてもいい)


②そして平日2時限目まではみんなで共通の授業をする。


③2時限目が終わり次第各々の専門科教室へ行く。


④12時ぐらいになったら各々で昼食をとる(弁当も可)


➄あとは7時まで自由(中等部は7時までだが高等部は10時まで)


ってかんじか。


「んで今から待ちに待った専門科見学(部活見学)しに行くよ!」


「そして!今から行くところは我らが配信科のぶいつー部!」


都和太君が得意げに言う。


「じゃあ今画面に地図出すからそこまで行ってね。」


そして僕たちは3階にある[ぶいつー部]と書いてある看板がある部屋まで来た。


「ここだよ。」


白い壁のすごく大きい部屋があった。


『ガチャ』


「ん?」


中には数人の男女がいた。


白髪にツートンに派手な服装。


体が危険信号を出している。


間違いない。外見から察するに陽の一族だ...


「君部活見学?」


そのうちの茶髪の一人が話しかけてきた。


まあ一旦ここは普通のかんじでいくか。


「そうですね。見学。見学ね。はい。そっすね。」


よし!いいかんじ!


「都和太君に部活案内をしてもらってて。」


すると茶髪Aがあっ!と言って焦りだした。


「そだ!都和太君今日コラボあったじゃん!どこ!?オタクん!」


「あっ!ごめん!忘れてた!」


すると部屋の奥にあるパソコンに都和太君が写りだした。


やっぱり。都和太君はなぜだかわかんないけどスマホやパソコンに移動できるらしい。


「ほらオタクんO○Sつけてディ○コード入っといて!」


「まだ!?あーちゃんもはよ入って配信準備して!いつもみたいに10分遅刻とかやめてよ!!」


何言ってるかさっぱりわからん。


昨日も同じことあった気が...


「あの、都和太君ってやっぱりyoutu○erなんですか?」


あそこで暇そうにしている人(仮に茶髪Bと呼ぶ)に聞いてみた。


すると眠そうにしていた彼の目が見開いた。


「え、知らんすか?Vtub○erっていってアバターを使って配信をする職業でオタクんは今話題の世界で...えーと何人目だったっけ。まあいいやとにかくオタクんは今日本でブームになってるVtub○rの中の゛AI゛Vtu○erすよ〜」


「AIだからOB○の使い方完璧でそれでいて合成音声だから声の出し方も自由自在なんてチートすよね。配信者の鏡っすわ。」


そう言うと彼ははいっと言い、スマホをだして僕に見せた。


[緒志 都和太/Oshika Tsuota]

[チャンネル登録者:38.6万人]


へぇ。都和太君にそんな裏の顔があったとは。38万人ね。38万...



えまって新宿の人口と同じ!?なに都和太君23区の1区分ファンがいるってこと!?


てことは有名人と二日間も一緒に行動していたってことだよね!?


なんかうれしい。


するとスマホの通知が鳴った。


[ごめん!水無月君!コラボ忘れてて...明日また見学しに行こう!見学は一応こんな感じだよ。困ったらいつでも聞いてね!(今は無理だけど...)]


ピロン。もう一通届いたようだ。


[お詫びと言ってはなんだけど水無月君運動できる?あと一時間ちょっとしたら校庭でサッカー部のイベントがあるらしいからついでに遊んで帰ったらどうかな。一般生徒自由参加だからね!]


僕は不敵な笑みを浮かべる。


...伝説、創っちゃうか。


「大丈夫すか?」


茶髪Bが心配そうに聞いた。


「あ、じゃあ見学いいですか?」


どうせなら一時間見学に使ってしまおう。


すると彼は面倒くさそうにうぃと答えた。でもしっかり案内してくれるんだ。優しいなぁ。


「んじゃ金髪君、部員説明をするっす。あそこでゲームしてる典型的なピンク髪のポニテが佐々ささき 瀬奈せなっす。」


そう茶髪Bが言うと佐々木さんはヘッドホンを外して叫んだ。


「うっさいわエルバ!あんただって似たようなものじゃない!カイトみたいに白黒ツートンじゃないくせに!!その茶髪補色のターコイズブルーにしてやろうか!!そっちのほうがイケてるんじゃない!?」


「あと私は自分が好きな色でオシャしてるだけだし!」


辛辣〜。


すると茶髪B (おそらくエルバという)が反撃を始めた。


「上等だよこの野郎ぅ。テメェの髪も補色のグリーンにしてやろうか〜?部長と一緒だぜ〜??」


「...とまあこんなかんじでキレやすい瀬奈っす。一応ここの部の副部長をやってるっす。」


ムスッとしながらお前が悪いし...と彼女は言っていた。


「んー今いるのは瀬奈だけか〜。じゃあ部員紹介終わりすっね。部屋とかはPCとか機械類が置いてあるだけだし。」


そうエルバさん?は言ったけれどその目は向こうの一枚の扉を見ていた。


「...じゃあゲームするすか!?」


少しして急にエルバさんは目を輝かせながら提案した。


ゲームはあまりやったことがないが面白そうだ。


「是非!」


そうして僕たちは様々なゲームをプレイした。


銃を撃って最後まで勝ち残るFPSというゲーム。異世界がメインのRPGというゲーム。


RPGというゲームがとても新鮮だった。


「楽しかったっすよ惺共君。RPGうまいっすね!やったことあるんすか?」


「いえ、ゲームには疎くて...だからこそ楽しかったです!」


たったの一時間がとても長く思えた。


「よかったらどうすか?うちの部。髪染めウケいいっすし、部長も喜ぶっすよ!」


エルバさんは目を輝かせながら言った。


「考えておきます!」


ここに来て不安だったけれど楽しいことも山程あるな。


「ではこれで!頑張ってください!」


今日はいい日だなぁ。


エルバさんにお礼をして校庭へ急いだ。


そしてだだっ広い校庭に着いたとき、もうすでに尋常じゃない数の生徒が集まっていた。なんで?


校庭の中央らへんに来たとき、ユニフォームを着て朝礼台に立った黒髪の男子が会場全体に行き渡るような大声で叫んだ。


「これよりサッカー部VS一般生徒の総力サッカーイベントを開催する!!ルールは簡単。サッカー部11人とここに集まった一般生徒全員でサッカーをし、我々に勝つだけだ!MVPには景品がある!

一般生徒の諸君、遊びだと思わないで本気でかかってきな!!以上!」



...やはりこの学校はおかしい。クレイジーすぎる。


そして前代未聞のサッカーが始まろうとしていた。


もうあとには戻れない。


僕はそれに参戦してしまっていた。

登録者数38.6万人に見覚えないでしょうか。そう、あのツートンさんです。

さて、サッカー未経験でなんもしらんけど次回はサッカー回だと思います。

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