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傷つけてくれ

作者: 善行 望


        僕を傷つけてくれ


        もっと傷つけてくれ



        僕は言葉で復讐してやる



        傷つけられた人なんかじゃない



        傲慢な僕自身にだ




        だから


        僕を傷つけてくれ


        もっと


        僕の心を傷つけてくれ



        切っ先の尖ったもので



        切り裂かれた心の裂け目から


        言葉が淀みなく漏れ出てくれる



        尽きることのない言葉で


        僕は革命の詩を謳う



        傷口の手当てなんかいらない


        やさしさの絆創膏も


        滴る血が瘡蓋になる前に


        止め処なく流れでる言葉で


        僕は傷だらけの詩人になる




************************************

読んでくださりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 僕は傷だらけの詩人になる の言葉、かっこよすぎる
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