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30.モドキすのこと後悔

!感謝!10000PVアンド30話!!

これからも更新していきますので、ブックマークや評価などよろしくお願いします!


おまけがちょっと長いのでその分短めです

朝です。

異世界10日目の朝です。


そろそろ森の中で怪我して動けない冒険者とか、野党に襲われてるお姫様とか、病気のお母さんのために薬草を摘みに来た幼女とかと出会ってもいい頃だと思う。

う~ん全部望み薄。


しかし今日も冷える。

この調子で冷えていくと、次に降るのは雨じゃなくて雪になりそうだ。


早くすのこを完成させて、その上に張った冬用のテントに引っ越ししないと足元から不幸が来てしまう。

通気、大事。


そういえば、昨日食事中に冬用の寝袋がひょっこり開放された。

これで雪が降ってもとりあえず安心。

……いやちょっと不安だから早めに非常用の火魔石を探しに行こう。


ちなみに夕飯はトマト缶とミニハンバーグを使ったゴロゴロスープにした。

マカロニとかペンネとかのパスタが有ったら完璧だった。

炒めたネギネギが甘くて美味しかったぞ。


……こいつスープばっか作ってんな。

今のところ全部余ってる。

だって簡単なんだもん!


後、今朝は女神様のご褒美はなかった。

昨日は木を切り続けたせいで撮れ高ゲージ最後死んでたからな……

そもそも毎朝貰えるってもんでも無いんだけど。


さて今日も朝ご飯食べて作業!

今朝もスープです……ハイ……


あ、鎮火した焚き火を覗いたらタケモドキが放り込んだ時と完全に同じ形を保っていた。

怖いね。



軽く焼いたパンと一緒に昨日作ったコーンスープを食べた。

今日はすのこの加工。完成できればいいなあ。


ひとまずプロトタイプを作ってみる分として、3本のタケモドキを出す。

長すぎるから適度な長さに切り分けていこう。


長さは……2メートル……1メートルあれば十分……?

これがおそらくすのこの基本の幅になる訳だけど……


まあいいや、作ってみて短ければ並べるなり今後長めに切るなりしよう。



ずぼらなので3本まとめて切っちゃう。

1本のタケモドキから15~18個の……モドキ材。モドキ材が出来るので、一回で大体50個のモドキ材が出来た。

輪切りにしただけで「材」って言っていいんだろうか。


とりあえずモドキ材を半分にパカパカ割ってから並べてみる。

試しに立ったり座ったり。


痛い。

丸みが思ったより痛い。

天然の足つぼマットみたいになってる。あと結構硬いから骨に当たる。


さてどうしよう。

最初に思ってたみたいに並べただけだと、無限足つぼマット生活になってしまう。

それは流石につらい。


細い竹があるならそれを並べればいいだろうけど……


そういえば前世でも竹すのこって有ったような……?

う~ん……すのこっていうかすだれみたいなのしか思い浮かばない。


あ~。でも、すだれみたいに細かく分ければ足つぼマット現象は軽減するだろうか?


お試し。


モドキ材を八分割して敷き詰めてみる。

長い定規みたいなのがいっぱい。


お、いい感じじゃない?

立っても座っても痛くない。

厚みが少し足りないけど、2個か3個か重ねればなんとかなりそう。


耐久力は多分大丈夫だろう。

結構細かくしてるのにしなることすらしない。逆に怖い。


ということでこの方針で行こう。

縛らないと散っていってしまうのですだれよろしくロープで縛っていく。


ロープはあんまり細いのだと通気性が悪くなりそうだからそれなりに太めなのを生成。

結ぶ……俺のロープ術ではすだれっぽい結び方なんてわからんので試行錯誤だ。


◇◇◇


しばらくの試行錯誤の末にいい感じの結び方を発見。


結果的にロープはざらざらとしてるけど細い麻紐みたいな物にした。

いい感じにしようとしてたらね、結び目がね、大きくなっちゃったんだ。


なんとか外れたりブラブラしたりしなくなった初期プロトタイプのなんと不格好なこと。

座ってみたら結び目が痛くて座れなかったもん。


故に結び目を小さくするための細い紐。

これでならどうにか結び目の大きさより分割モドキ材の厚さの方が勝っているので快適な感じ。


ここまで4時間。大変。

そこから1時間かけて1メートル四方のモドキすのこを完成させた。


おお~~。達成感。

やっぱりちょっと薄いけど、ひとまずそれっぽい感じにはなった。


これなら二枚重ねにすればテント下のびちゃびちゃは改善出来るだろう。

むしろ結び目の分通気性が良くなっていい感じ。


よ~し!せっかくだからすのこに座ってお昼ごはんにしよう。

おにぎり。2個。ツナマヨと昆布。あと緑茶。


うむ。実践でも問題なさそう。



食後も引き続きすのこ作り。

モドキ材はまだまだ残ってるからまだ追加は大丈夫そうだ。

まだまだ余っているのに。どうしようあれ。


モドキすのこの数についてだが、今のテントを載せられるくらいだと思うと、大きめに取って2✕4メートルくらい並べたい。

それぞれ2重にするから合計で16枚のモドキすのこが当座の目標だ。


ちょっとずつ慣れて作業が早くなってきて5時間で7つ、合計8枚完成したところでとんでもないことに気づいた。


これ紐でガッチリ縛らなくても、ちょっとパテを塗って接着してしまえばよかったのでは……?


パテを練る時間があるとはいえ、こんなに時間をかけて縛るより簡単で頑丈なはず……

試しに作ってみたら1枚に1時間かからずに完成した。しかもガチガチ。Oh.


……逆に考えよう。半分で気づいて良かった。

最後の1枚はたった20分で出来た。なんてこったい。

30話記念 特に活かされることはない森の設定資料②


生物を阻んでいる森の結界は、内部の魔力を容易に通さない役割も持っている。

なぜなら主人公が遠慮しつつもバンバン放出している異世界の魔力は、ちょっと世界に影響が大きすぎるから。


なので、放出された魔力は結界の中に一旦密閉。

拠点側の木で回収し地中に取り込んだのち、地中奥深くで精製、希釈。

結界を貫通しているタケモドキを通じて結界外に放出というプロセスが行われている。


逆に言うと結界の高さはそれくらいしかないので、ドラゴンは地面スレスレを飛んでいた。

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