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28.テコと寒中水泳

今朝書き上げて投稿する気で居たんです……!

でも気が付いたら日付が変わっていて……!!

しばらく行ったり来たりして、自作平均台が橋として十分な能力を持ってることを確認した。


半分に割った片割れの方も同じようにハの字の支えをつけて、耐久力を確認。

うんいい感じ。


2つ並べるとだいぶ足場が太くなって、安定した川渡りを提供できる見た目をしている。

支えが干渉して間に隙間が空いてるけど、落ちるほどのサイズじゃないのでセーフ。


ちょっと表面がささくれ立ってて怖いので、表面をエアカッターで処理。

これで手をついても怪我をしない。


よし、一通りの橋としての機能は完成したはず。

手すりだなんだはついてないものの、流石に贅沢な話。


早速収納して川原に向かう。


足元が石でぐらつかないかは少し心配ではあるものの、いざ設置。

渡れなさそうなほどグラグラするならその時考えよう。


いや設置?……設置ってどうやるんだ。

もしかして結局入水ザブザブ川渡り確定だろうか。


ザブザブは最終手段として、ひとまず河原から濡れないように設置出来るか試そう。


木は、横から真ん中を持って持ち上げるだけならまあ出来る。

でも、河原から反対側にギリギリの長さの橋を渡すためにはかなり端っこの方を持たないといけないわけで。


いや持ち上がらん。いくら馬鹿力なマジックハンドでもテコの原理には勝てないらしい。

腕力はともかく握力が足りないっぽい。大きくしても無理だった。


正面から持ち上げるのは不可能に思えたので横から抱えあげてみる。

いい感じの距離感の大きめの石というか岩2つの上に木を乗せる。


左ハンドを木の下、右ハンドを木の上から回して持ち上げる。

試しに真ん中の方を持つと簡単に持ち上がった。

でも少しずつ右にズレて試していくに連れてキツくなっていって、残り2mくらいというラインで右ハンドが限界を迎えた。


あーー……これはジャブジャブコースか。

試しに空中でアイテムボックスから取り出してみたら、まっすぐ出てきてくれたものの重くて取り落とした。

これ最初に木をマジックハンド使って切ったとき、この馬鹿力で木を持てるから大丈夫だろ~ってしてたの普通に無理だったのでは?えっこわ。


うまいこと支えた所からグルンと真っ直ぐ転がすことが出来れば成功なような気もするが、失敗したらずぶ濡れになりそうだ。


どうせ不可避だろうし、結局濡れるならもうザブザブしてしまおう。はぁ……



この肌寒い気温ででザブザブは間違いなくキツイ。

女神様に貰ったこの体とキュアピュアのお陰で風邪を引くようなことはないんだろうけど、寒いのは嫌だ。


とはいえ濡れるのはどうしようもない。

ゆえにお風呂の準備をしてから川に突入することにする。


幸い前回のお風呂がそのまま放置されているので、これを使ってパパっと準備してしまおう。


残り湯は捨ててたけど、また少しドラム缶の底にゴミが溜まってたから水魔石で洗い流してやる。

キレイになったら火魔石も使ってお湯を沸かす。

放置でいいのでらくらく。


お湯を沸かしている間にもうザブザブしてしまおう。

戻ってくるころには沸いているはず。


速攻で風呂に入るためにも、ドラム缶の横を橋の場所に決定。

いや、そんなに風呂が大事かとかそういうんじゃなくて、単純にここが拠点の正面なの。


さて入ろうという段になって、ふと気づく。

服どうしよう。


ドレスアップでどこからか湧いて出てくる謎服。

もし濡れたとしても、ピュアを使えば乾くしドレスアップをもう一度使えば別の服が出てくるから無問題。


とはいっても無意味に服を濡らす趣味もないし、服が濡れたら動きづらそうだ。


……う、うん。

しょうがないんだ、決して自分から脱いだのでは無く、仕方なく脱ぐの。


必死に言い訳をしながら、下着と足元以外を脱ぎ捨てる。


うわぁ……誰も見てないとはいえこんな明るい開けた場所で脱ぐなんて……ほぼ露出きょ……

なんかちょっと変な気分になってきた。

い、いいいいや!俺は変態……痴女……ち、違う!理由があるの!そういうのではないのだ!


脱ぎ終わった。

Oh……My女体……


なんだかんだ明るいところでマジマジと見るのは初めてだ。

前回のお風呂は日が沈んでたし、トイレのときは薄暗いところな上、なんとなく気恥ずかしくて目を出来るだけ逸らしてたから。


一瞬寒さも忘れて自分の身体を観察しそうになったが、意思の力でそれを打ち消す。

あ、危ない……これ以上は何かヤバい道に続いていた気がする。

無限の爛れた生活がこっちを覗いていた。


どうにか自分の身体から視線を外し、いざ寒中水泳。

一歩踏み入れる。靴とソックスに水の染みてくる嫌な感覚。


冷てえぇ~~!!

脂肪が薄いせいか前世より肌に刺すような冷たさを鋭敏に感じる。


おおおぉぉぉ。頑張ってもう一歩を踏み出す。

もう片方の足にも冷たさが襲い来る。


冷たさに耐えながら歩を進める。

冷たい。つらい。


どうにか進んで川の真ん中あたりに到着。だいぶ冷たさにも慣れてきた。

川の深さはやっぱりそんなに深くなかったみたいで、今の俺でも水面が胸より下くらい。


とっとと設置して帰ろう。俺の体温を取り戻すために。


マジックハンドを掲げてアイテムボックスから橋を取り出す。

しばらく掲げながら前後の位置を調整。たーぶんいい感じ。

そのまま下ろして設置完了。もう一つもおんなじ位置に設置。


最悪渡れれば多少バランスが悪くても大丈夫だろ。

2つ別々にあるんだからもう一方に乗りながら調節すればいいし。

何より早く帰るのだ。



凍えて歯を鳴らしながら河原に帰還。

寒い。死ぬ。


下着と靴を脱ぎ散らかしてお風呂に急ぐ。


ドポン。


ふい~…ッあっつい!

慌てて飛び出る。

俺こんな飛べたのかってくらいのギャク漫画のようなジャンプを決めてしまった。


温度差でこれはこれで死ねる。

足から少しずつ沈めてどうにか入浴。


はぁ~~……じんわりと冷えた足に熱が通っていくのを感じる。

極楽。

おまけの設定


この世界の魔法はイメージが大事なので、「うわこれ流石に持てなさそう」って主人公が思っちゃったせいでマジックハンド君は弱体化している。

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