鉄塔のアエネイス
この二百年紀の間に、人類は飛躍的な進歩を遂げた。プロアニア王国がその衰亡をかけて挑んだ壮大な科学的挑戦によって、今や人類は、馬よりも速く道を駆り、神話の獅子にも劣らぬ武器を手に入れた。この壮大な人類の旅路に、もう一つの大国ムスコール大公国は挑む。
やがて彼らがプロアニア王国に接触してから百年後の現在、大公国はその莫大な財力を振るい、更なる邁進を続けていた。
一方、魔法・農業・鉱業のあらゆる資源を持つ宗教と絶対君主の西の大国カペル王国は、断絶したカペル王家に代わって、デフィネル朝が興り、王は王国の財政立て直しのため、かつて片田舎であった辺境のナルボヌ伯領の娘と結婚を交わす。さらに、王は東の大国であり積年の宿敵エストーラ皇帝との融和政策により、プロアニア・ムスコール大公国間の強固な同盟を東西から包囲する政策転換を図った。
エストーラ帝国は、ムスコール大公国出身の老帝による寛容な統治により、文化的に更なる発展を続けている。
そんな時、ムスコール大公国で、空前の大不況が勃発する。これをきっかけに経済破綻した4か国は、自国の生き残りをかけて、それぞれの方法で、戦いに挑むこととなる。経済、戦争、技術革新……。やがて人類が月へと至るまでを描く、「ムーンショット」ファンタジー。
やがて彼らがプロアニア王国に接触してから百年後の現在、大公国はその莫大な財力を振るい、更なる邁進を続けていた。
一方、魔法・農業・鉱業のあらゆる資源を持つ宗教と絶対君主の西の大国カペル王国は、断絶したカペル王家に代わって、デフィネル朝が興り、王は王国の財政立て直しのため、かつて片田舎であった辺境のナルボヌ伯領の娘と結婚を交わす。さらに、王は東の大国であり積年の宿敵エストーラ皇帝との融和政策により、プロアニア・ムスコール大公国間の強固な同盟を東西から包囲する政策転換を図った。
エストーラ帝国は、ムスコール大公国出身の老帝による寛容な統治により、文化的に更なる発展を続けている。
そんな時、ムスコール大公国で、空前の大不況が勃発する。これをきっかけに経済破綻した4か国は、自国の生き残りをかけて、それぞれの方法で、戦いに挑むこととなる。経済、戦争、技術革新……。やがて人類が月へと至るまでを描く、「ムーンショット」ファンタジー。
殿上のオウィディウス
2023/04/17 19:19
1910年
‐‐1910年、春の第二月第一週、プロアニア、ケヒルシュタイン‐‐
2023/04/22 19:20
‐‐1910年春の第二月第一週、プロアニア、ゲンテンブルク‐‐
2023/04/23 19:11
‐‐1910年夏の第一月第四週、エストーラ、霊峰シュッツモート‐‐
2023/04/27 19:42
‐‐1910年夏の第一月第四週、エストーラ、霊峰シュッツモート2‐‐
2023/04/28 19:00
(改)
‐‐1910年夏の第二月第二週、エストーラ、ノースタット、ベルクート宮‐‐
2023/04/29 19:10
‐‐1910年夏の第二月第四週、プロアニア、ケヒルシュタイン‐‐
2023/05/01 07:16
‐‐1910年夏の第一月第四週、アーカテニア王国、マドラ・スパニョーラ‐‐
2023/05/02 18:28
‐‐1910年、夏の第二月第二週、プロアニア王国、ウネッザ‐‐
2023/05/04 16:11
‐‐1910年、秋の第三月第二週、プロアニア、ゲンテンブルク郊外‐‐
2023/05/05 18:21
‐‐1910年秋の第三月第二週、プロアニア王国、アビス‐‐
2023/05/06 18:02
‐‐1910年秋の第三月第二週、プロアニア王国、アビス2‐‐
2023/05/07 18:23
‐‐1910年、冬の第三月第四週、プロアニア王国、ゲンテンブルク‐‐
2023/05/08 18:35
(改)
‐‐1910年、次代への総括‐‐
2023/05/11 19:40
1911年
‐‐1911年春の第一月第一週、プロアニア、ゲンテンブルク‐‐
2023/05/12 18:07
‐1911年春の第一月第一週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク‐‐
2023/05/13 18:13
‐1911年春の第一月第一週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク2‐‐
2023/05/14 19:46
‐‐1911年春の第一月第一週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク3‐‐
2023/05/19 17:16
‐‐1911年春の第一月第一週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク4‐‐
2023/05/20 18:17
‐‐1911年春の第一月第二週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク‐‐
2023/05/21 20:01
‐‐1911年春の第一月第二週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク、織物通り‐‐
2023/05/26 17:14
‐‐1911年春の第一月第三週、ムスコール大公国、ムスコールブルク大学‐‐
2023/05/27 18:10
(改)
‐‐1911年春の第一月第三週、ムスコール大公国、ウラジーミル‐‐
2023/05/28 18:44
‐‐1911年夏の第二月第一週、プロアニア、ゲンテンブルク‐‐
2023/06/02 18:03
‐‐1911年、夏の第二月第四週、プロアニア王国、ペアリス1‐‐
2023/06/03 17:44
‐‐1911年、夏の第二月第四週、プロアニア王国、ペアリス2‐‐
2023/06/09 19:16
‐‐1911年夏の第二月第四週、プロアニア王国、ブローナ‐‐
2023/06/10 19:31
‐‐1911年夏の第三月第二週、ムスコール大公国、ウラジーミル市外、平原‐‐
2023/06/11 19:56
‐‐1911年夏の第三月第二週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク‐‐
2023/06/16 17:34
‐‐1911年、冬の第三月第四週、プロアニア、ゲンテンブルク‐‐
2023/06/17 19:48
1912年
‐‐●1912年、春の第三月第二週、プロアニア、リエーフ‐‐
2023/06/20 18:54
‐‐●1912年、春の第三月第二週、プロアニア、ペアリス‐‐
2023/06/22 20:01
(改)
‐‐●1912年春の第三月第二週、プロアニア、ペアリス2‐‐
2023/06/23 18:39
‐‐1912年春の第三月第三週、プロアニア、ゲンテンブルク‐‐
2023/06/24 19:00
‐‐1912年、春の第三月第三週、プロアニア領ウネッザ‐‐
2023/06/25 19:00
‐‐1912年夏の第一月第二週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク‐‐
2023/07/02 19:15
氷輪のイカロス
氷輪のイカロス
2023/07/09 19:02
‐‐1912年夏の第一月第二週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク‐‐
2023/07/15 18:29
‐‐●1912年夏の第一月第二週、プロアニア王国、ペアリス‐‐
2023/07/16 20:42
‐‐●1912年夏の第二月第三週、プロアニア王国、アビス‐‐
2023/07/20 17:15
‐‐●1912年夏の第二月第三週、プロアニア王国、アビス2‐‐
2023/07/22 19:18
‐‐1912年夏の第三月第一週、エストーラ、インセル‐‐
2023/07/23 19:32
‐‐1912年夏の第三月第一週、エストーラ、ノースタット‐‐
2023/07/28 19:56
‐‐1912年秋の第二月第一週、プロアニア、ゲンテンブルク‐‐
2023/07/29 17:45
(改)
‐‐1913年春の第二月第二週、ムスコール大公国、ウラジーミル‐‐
2023/08/04 18:31
‐‐1913年、春の第二月第四週、ムスコール大公国、サンクト・ムスコールブルク‐‐
2023/08/05 19:20
(改)
‐‐●1913年秋の第三月第四週、プロアニア王国、ペアリス‐‐
2023/08/11 18:28
‐‐●1913年秋の第三月第四週、プロアニア王国、ペアリス2‐‐
2023/08/13 05:34
‐‐1913年秋の第三月第四週、アーカテニア、マドラ・スパニョーラ‐‐
2023/08/14 19:45
(改)
‐‐1914年春の第三月第一週、エストーラ、ノースタット‐‐
2023/08/15 17:40
劇場のミネルヴァ
2023/08/19 20:09
‐‐おかえり。‐‐
2023/08/20 19:54
‐‐1914年春の第三月第四週、プロアニア、ゲンテンブルク‐‐
2023/08/26 18:00
‐‐1914年夏の第二月第一週、プロアニア王国、ブリュージュ‐‐
2023/08/29 17:25
‐‐1914年冬の第四月第二週、ウラジーミル宇宙基地‐‐
2023/08/31 22:22
静かの海
2023/09/01 18:16
(改)
エピローグ
‐‐1916年夏の第三月第一週、プロアニア、ゲンテンブルク‐‐
2023/09/02 20:11
望む通りに
2023/09/02 05:50
(改)
暁の歌
2023/09/03 21:48
暁の歌2
2023/09/04 18:00
(改)
あとがきに代えて
2023/09/04 19:00