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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

私と詩野ちゃんは森黒駅線路上にて死ぬ

作者: 鬼々


 日光が眩しい朝。

 私は高校へ登校するために、森黒駅に到着予定の電車を一人で待っていた。


「ふわ〜あ、眠い」


 制服姿の私は盛大に欠伸をする。

 何気なくホームの端に目をやると、同じ制服を着た女子達が言い争っていた。

 何の騒ぎだろう……。


『あんたさぁ、最近ウザくない? 』

『そ、そうかな』


『毎日あんたなんかと顔合わせたくないんだけど』

『でも電車に乗らなきゃ行けなくて……ごめん』

 

 派手な髪色をしたギャルが、暗い表情をした地味子ちゃんの肩を乱暴に押している。

 

「ああ、絡まれてるのか」


 強い者が一方的に、弱い者を傷付ける。

 こんなの、どこの学校でもあること。

 だけど、私はこういうの大っ嫌い。


「ね、何してんの」

「……ハァ?あんた誰だよ」

「先に質問したのはこっちなんだけど」


 気が付いたら、私は肩を押していたギャルに向かって話しかけていた。


「コイツがウザいから苛めてただけ」

「その制服着て、そういうことするのやめなよ」


 私がそう諫める。

 するとギャルは逆上して、私の胸倉を強く掴んできた。


「……アンタに関係ないだろ」

「……あるよ。同じ制服着てる人にそういうことされると、私まで馬鹿だと思われるから」


 私とギャルは、しばらくの間睨みあう。

 かなり怖かったけど、私は引かなかった。


「ここで喧嘩したら先生達がうるさいよ」

「……チッ」


 やがてギャルは諦めたのか、私に悪態を吐きながらその場を去っていった。


「あなた大丈夫、怪我は無い?」

「は、はい。ありがとうございました!」


 被害者の地味子ちゃんはペコペコと頭を下げる。

 彼女は私の顔をじっと見つめ、目を瞬かせた。


「今の、凄かったです。あたし感動しちゃいました!」

「そうかな」


 朝は清々しい気分でいたいからね。

 あくまで自分の為にやっただけだ。

 私は彼女に自分の名を教えることにした。


「私は陽和(ひより)、あなたの名前は?」

「あ、あたしは詩野(しの)って言いますっ!」


「詩野ちゃんは同学年でしょ。敬語は無しだよ」

「そうです、あ……そうだね!」


 詩野ちゃんは言い直して、タハハと笑った。

 ショートヘアーに丸顔で、なんだか可愛い。

 守ってあげたくなる感じだ。


「詩野ちゃん、今日から一緒に登校しようか」

「うんっ!」


 こうして私と詩野ちゃんは友達になった。

 ……右手に付けているピンク色の腕時計は、正確に時間を刻み続ける。





 ――チッチッチッチッチッチッチ





 私と詩野ちゃんが仲良くなるのに、大した時間は掛からなかった。


「陽和が言ってた曲、昨日聴いてみたよ!」

「詩野、それ本当?」


「うん。すっごくいい曲だった!」

「ふふ、そうでしょ!」


 私達は屋上に集まり、雑談をするようになった。

 いつの間にか名前を呼び捨てする仲になっていた。

 今では親友と言っても過言ではないくらいだ。


「ねぇ、陽和」

「何?」


「あたし、陽和に言っておきたいことがあるんだ」

「え、何それ!?」


 詩野は顔を真っ赤に染めて俯きながら、モジモジと指先を動かしていた。

 何だろう、凄く気になる。


「う〜ん、でも内緒にするって約束したしなぁ」

「何それ超気になるじゃん。話してよ」


「実はね、あたし……彼氏が出来たの!」

「え⁉︎」


 詩野は恥ずかしそうな顔でそう告白した。

 私は驚愕のあまり、口をあんぐりと開けてしまう。


「そ、それって本当……!?」

「うん。本当だよ」


「よかったじゃん。詩野っ!」

「ありがとう。陽和」


「嬉しいなーっ。やったー!やったー!」

「陽和ってば大袈裟だよぉ。あたしのことなのに」


 私は詩野の報告を素直に喜んだ。

 詩野のことを守ってくれる人が現れた。

 詩野の魅力をわかってくれる人が出来た。

 それってつまり……凄く嬉しいことだよ!


「で、相手は誰なの?」

「三年生の、桂木先輩って人」


「えっ、凄いじゃん!」

「陽和にそう言われると照れちゃうなぁ」


 桂木先輩はサッカー部の部長だ。

 顔がカッコ良くて、高身長で、成績優秀。

 学校の皆んなに好かれている人だ。


「それって所謂、玉の輿ってやつだ!」

「別に結婚したわけじゃないよ!?」


「涙ぐましいなぁ……遂に詩野に彼氏がねぇ」

「なんだか陽和ってば、お母さんみたい」


「確かに。ふふふふっ!」

「あはははっ!」


 私と詩野は爽快に笑い合った。

 隣で笑う詩野は、すこぶる輝いて見えた。

 まるで、心の中に向日葵の花が咲いたみたい。


 一方、私の心には新芽が顔を出し始めていた。

 ドス黒い色をした、生ゴミに似た香りのする、殺意という名の新芽が。





 ――チッチッチッチッチッチッチ





 私達はいつも通り、屋上で雑談を楽しむ。

 今日こそ詩野に本当の事を伝えなければならない。


「詩野、えーっとその、化粧変えたでしょ!」

「わかる?」


「勿論わかるよ。だって親友だもん!」

「やっぱり陽和はいいなぁ〜。桂木先輩ってば全然気づいてくれないんだよ!?」


「仕方ないよ。男って見た目の変化には疎いから」

「あたし達は色んなところに気を遣っているのにね」


 詩野は素直な子だから、きっと何も知らないんだ。

 世の中には醜い現実があるってことすらも。


「詩野さ、その、桂木先輩のことなんだけど」

「…………え」


 詩野から、フッと笑顔が消えた。

 私はここで真実を伝えなければならない。


 例えこの友情に亀裂が入るのだとしても。

 さあ真実を言え私、言え、言え、言え。


「陽和どうしたの?」

「うん、えっとね……」


「凄く顔色が悪いけど」

「あの、そのね……」


「保健室行った方がいいよ。陽和の身体が心配だよ」

「うん……ありがとう詩野」


 ああ、言えない。

 一体どうしたらいいんだろう

 私には、もうわからない。


「それで桂木先輩がどうかしたの?」

「いや、その、だから!」


 問われ、私は必死に言葉を紡ぐ。

 心の中にある真実を無理やりに押し殺し、薄っぺらい虚構を口から吐き散らす。


「大好きな親友が遠くに行っちゃった気がしてさ!」

「……」


「彼氏ができて、明るくなって、別人みたくなって」

「……」


「でも私はそれを、凄く嬉しいと思ってるの!」

「……」


「桂木先輩と幸せになってね、詩野」

「陽和っ!」


 詩野は私の身体に抱きついてきた。

 私の冷えた心身が、詩野の体温で温まる。

 詩乃はつぶらな目から、大粒の涙を流し始めた。


「お願いだから……もう何も言わないで……」

「どうしたの詩野」


「あたしが変われたのは、森黒駅のホームで助けてくれた陽和のおかげなんだよ!」

「……」


「あたしは桂木先輩のことが大好き。だけど、それと同じくらい陽和のことが大好きなんだ!」

「……私もだよ」


 私は詩野の身体を抱きしめ返した。

 涙で化粧がグシャグシャになるのも構わず、詩野は私に頭を預ける。


「私達、何があっても永遠に親友だよね?」

「勿論、そうだよ」


 私は微笑みながら、詩野の髪を優しく撫でる。

 詩野……いつまでも純粋で優しい私の親友。


「詩野、私達はずっと親友だよ」

「陽和ーっ、大好きーっ!」


 私達は抱きあった。

 あーあ、心底複雑な気分だ。


 親友なら私の事情も察してよ。

 言葉にしなくちゃ何もわからないの?

 どうして私一人が悩まなくちゃいけないの!


 純粋で優しくたって、人は傷つけられるんだ。

 何も知らないのだとしても、私はもう許せない。

 私は……詩野を殺害すると決めた。


 昔を思い出しながら、右手の腕時計を眺める。

 相変わらずそれは、時を刻み続けている。





 ――チッチッチッチッチッチッチ





 そして、翌朝。

 私は詩野と二人きりで登校することにした。


 いつもは桂木先輩と一緒に登校しているらしいけれど、今日は久しぶりに私と一緒だ。


「あ〜、まだ電車来ないのかなぁ」

「朝から人が沢山いるところにいると、気が滅入っちゃうよね〜」


 ホームで駄弁りながら、電車が来るのを待つ。

 詩野と共に登校する理由は一つだ。

 彼女を…………惨たらしい方法で殺すため。


「あ、もうすぐ来るよ」

「ねぇ、詩野」


 監視カメラの場所は把握済み。

 なにせ、この人混みの中だ。

 私の犯行は誰にも気づかれない。


「今までありがとう、バイバイ」

「え」


 私は詩野の身体を思い切り強く押した。

 彼女は体重が軽くて、華奢な方だ。

 フラフラと蹌踉めき、ホームから転落する。


『わああああ、人が落ちた!』

『電車が来てしまうぞ!?』

『あなた、早く登ってきなさい!』


 しまった、押すタイミングが少し早かった!

 詩野にホームをよじ登ってこられたら、無事に命が助かってしまう。

 私の犯行計画が台無しになる。


(登ってくるなあああああ!)


 私は眼光と表情で強烈に威嚇した。

 線路の上で、茫然と立ち尽くす詩野。

 やがて電車が音を上げながらやってくる。


『早く登ってこないと轢かれてしまうぞ!』

『どうして登ってこないんだ!』

『ひょっとして自殺するんじゃ!?』

『え、やめて、私見たくないわよ!』


 詩野は線路の上にぼんやりと立っていた。

 虚な表情のまま、私の顔を見据えている。


 目には大粒の涙を浮かべていた。

 そして死の間際、何かを呟く。


「――」


 瞬間、詩野の身体は電車に引き裂かれた。

 駅が一変、阿鼻叫喚に包まれる。


『わあああああっ! 』

『大変だ。人身事故が起きた!』

『とにかく駅員を呼ぶんだ、早く!』


 永遠にさようなら。大好きな親友。

 これも全部、詩野が悪いんだよ。

 涙を流しながらニマリと微笑む。


「私が、殺ったんだ」


 右手の腕時計は、相変わらず時を刻み続ける。

 一年前の記念日に。

 桂木先輩と一緒に買った色違いの腕時計。





 ――チッチッチッチッチッチッチ





 葬式の日。

 私も訪れ、他の参列者と共に泣いた。

 自分が殺したとはいえ、悲しいのは本当だった。


『まさか、あんなにいい子が自殺するなんてねぇ』

『少し前まで苛められていたらしいですよ』


 詩野の死は、自殺として処理された。

 理由はホームから転落したときに、助かろうとするそぶりを見せなかったからだ。


 参列者に目を向けると、端の方に桂木先輩がいた。

 さすが私の彼氏、喪服姿も映えるなぁ!

 私は桂木先輩と少しだけ話をした。


「陽和、お前なんてことしてくれたんだよ……」

「え、何のこと?」


「お前の仕業だろ、どうして詩野を殺したんだ!」

「なーんだ、分かってたんだ」


 熱くなる桂木先輩もカッコいい。

 私は先輩に自分の想いを語ってみせる。


「桂木先輩が詩野と付き合いだしたからだよ。本当の彼女は私なんだから、私だけを見て欲しかったの!」

「……お前、頭がおかしいんじゃないか」


 そんなに変かな。

 彼氏に自分だけを見てほしいっていう想い。

 それは女子の全員が持っている物じゃないの?


「陽和、お前は人として間違ってるよ!」

「二股かけてた人に間違ってるとか言われたくないんだけど!」


「殺人と二股じゃ次元が違うだろうが、この馬鹿!」

「次元って何、殺人と二股のどこが違うっていうの!」


 しばらく言い争った後、お互い黙り込む。

 桂木先輩は頭をかきながら、深い溜め息をついた。


「殺人は法律違反で二股は……ああ、どうせ何言ってもわかんないよな」

「先輩、また私のこと馬鹿する!」


「あのな陽和、もう少し論理的に物事を見ろよ」

「論理的って何、私や詩野の気持ちはどうでもいいっていうの!?」


 脳がグラグラと沸騰してくる。

 桂木先輩は冷静な様子で私の肩を叩いてきた。


「とにかくだ。殺害はお前一人でやったことなんだからな。警察に犯行がバレても俺の話は絶対にするな」


「何それ……私はただ先輩に振り向いてほしくて!」


「だからって殺人なんてするなよ。ったく、こんな事で俺の経歴に傷がついたりしたらどうするんだか」


 ああ、そうなんだ。

 結局、保身に走るんだ。


 桂木先輩は私でも、死んでいった詩野でもなく、自分の身が一番大事なんだね。


 背を向けて帰ろうとする先輩。

 私は先輩の首を後ろから強く絞めた。


「私の桂木先輩、永遠にさようなら!」

「お前、やめろ、うっぐ、は!」


 少し時間は掛かったけど……先輩はちゃんと殺すことができた。


 でも今度は、詩野のときみたいにはいかない。

 素人の私じゃ、遺体をうまく処分できない。

 遺体から証拠が次々と発見されてしまうだろう。


 人生の終わりだ。

 これから私は汚い刑務所に閉じ込められて、友達の顔も家族の顔も見ることができなくなる。


「あーあ」


 なんだか疲れちゃった。

 もう、どうでもいいや。


「…………全部、馬鹿みたい」


 大好きな彼氏も、大好きな親友も失った私。

 もう生きる意味もなくなった。

 私の脚は、自動的に森黒駅へと向かって行った。





 ――チッ、チッチチッ、チッ





 夕陽が辺りを赤く染め上げる。

 空も、人も、車も、真っ赤で綺麗。


 そして今から私はここ森黒駅を通る電車に撥ねられて、誰よりも濃厚な赤に染まる。


「詩野と同じように、私もここで死ぬの」


 ごめんなさい、詩野。

 ごめんなさい、桂木先輩。


 二人の命を奪ってしまい、本当にごめんなさい。

 私も死にますから、どうか勘弁してください。


「私は最低だ。もう死ぬしかない」



 チッ、チッチッ、チッチッ



「二人を殺した。その罪を背負って生きられない」



 チッ、チッチッチッ



「結局、最後まで自分のことばっかりだ」

 


 チッチッ、チ



「この命を二人に捧げます。どうかお許しください」



 チ…………



 腕時計の針は、今止まった。

 私はホームから勢いよく身を投げた。

 ギャラリーが騒ぎたてる。


『あの子、飛び降りたぞ!』

『早くしないと、電車が来ちゃうわ!』

『きみ、早く登ってくるんだ!』


 登るわけないじゃん。

 だって最初から死ぬつもりだから。

 線路の上に立って、電車が通るのを待てばいい。

 あれ…………そういえば。


「詩野も、登らなかった」


 私がホームから詩野を突き落としたとき、詩野は何故か助かろうとしなかった。

 

「それは、今の私と同じように、ここで死ぬつもりだったから……?」


 いや、考えすぎだよね。

 そうだ、そんなはずがない。

 詩野が自殺なんて考えるはずない!


 だって、自殺する理由がないもん!

 苛めはなくなって、交友関係も広がっていた。

 それに桂木先輩という彼氏も――。


「詩野が、優しくて純粋なあの子が、二股を掛けられていることに途中から気付いていたんだとしたら」


 瞬間、私は全てを悟る。

 詩野は桂木先輩に二股を掛けられていることに途中で気付いていたんだ。


 そして、その二股の相手が私だということにも。

 詩野は心の中で、ずっと思い悩んでいた。


 親友と彼氏、どちらへの気持ちを優先すべきか。

 親友を裏切っている事にも、強い罪悪感があった。


 詩野のことだから、自分ばかり責めたに違いない。

 半ば、自暴自棄にすらなっていた。


「……だから。私がホームから突き落としたとき、詩野は助かろうとしなかった」


 電車が駅を通るまでには、かなりの時間があった。

 ホームをよじ登れば、余裕で助かることができた。


 だけど、詩野はそれをしなかった。

 親友への裏切り行為を贖うために。

 自ら、死ぬことを選んだんだ。  


 あのとき詩野は。

 線路の上で茫然と立ち尽くしていた。

 虚な目で私を見つめていた。


 そして、死ぬ間際に何かを呟いた。

 ほんの束の間、電車に轢かれて血肉に変わる前。


 詩野は最後、私に何を伝えたかったのか。 

 涙を流しながら、絞り出すように放った台詞。

 口の形を思い出すと――



『ご、め、ん』



 私の目からも涙が流れ落ちた。

 それは拭いても拭いても、次々と溢れ出てくる。


「私こそ、ごめん……大好きな親友だったのに、本当のことが言い出せなくて……本当にごめんね……!」


 今更言ったところで、もう遅い。

 何もかも遅すぎたんだ、私達は。


「どうして、こうなっちゃったんだろう」


 私は詩野に気持ちを伝えることができなかった。

 詩野は私に気持ちを伝えることができなかった。


 互いが探り合い、気持ちを封じ込めてしまったせいで、運命すらも醜く歪んでしまった。

 言葉を紡ぐ、ただそれだけでよかったはずなのに。


「ああ――来た」


 電車のヘッドライトが私の身体を照らす。

 ギャラリーの阿鼻叫喚。

 ブレーキの軋む音。

 自分の鼻を通る淀んだ空気。


 それらを五感で味わいながら、詩野のことを想う。

 電車がぶつかってきて、私の心身は夏の花火みたいに弾けて散った。


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