花ヨミ小道【詩】
花ヨミ
花読み
花黄泉小道
扉の前で右往左往
顔色窺い行く小道
蜜を奪われ死んだ炎
ツツジ蹴り捨て行く小道
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(2003 高校3年の春)
17歳のころの作品。
詩を書くという密やかな楽しみが、受験勉強の合間のオアシスでした。
今でも詩は手書きでないと書けません。
小説はさすがにワードで書いていますが、手書きの呼吸で書かれるものと、タイピングのリズムで書かれるものって、少し違ってくるような気がするのです。