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星空の下で。  作者: Ruco
8/54

こんにちは(^o^)


今回は少し短めです。


それではお楽しみください☆

杏奈のすすり泣く声が聞こえた。


「ごめん…好きな人いないって言ったのに………諦めようと思ったんだ……でも無理だったみたい……今朝もずっと…泣き出しそうだった」



何も言い返せなかった。

「どうして別れたの?」なんて聞けるわけない…


「…大丈夫、そらは何も気にしなくていいんだよ……ごめん塾だから切るね…また明日」


私が戸惑っていると杏奈がそう言って電話を切った。


「杏奈……大丈夫かな…」








―――――ふと気がつくと寝てしまっていた。慌てて時計を見ると17時を過ぎている。急いで夕食を食べて外に出た。


歩くこと10分


安藤くんに教えてもらった広場に着き、私は家から持ってきた写真を眺めた。


「宙生……宙生と一緒に見たかったな、この景色………」


去年の合唱祭で撮った宙生との2ショットの写真。


私が伴奏者賞で宙生が指揮者賞を授賞した記念に撮った最後の2ショット写真…


笑顔で賞状を見せながら私の肩を抱く宙生。


「……やっぱり寂しいよ………」



涙をこらえることができず、私は暗くなるまでずっと泣いていた。








翌朝、鏡を見たが目は腫れていなかった。


一安心して学校へ向かう。


教室に入ると杏奈と安藤くんが話をしていた。


「お…おはよう」


昨日の杏奈と創くんのことを思い出して杏奈を直視できない。


でも杏奈も安藤くんも「おはよう」と笑顔で返してくれた。


しかし杏奈と安藤くんの様子がおかしい…



「どうしたの?2人とも…」


私が声をかけると杏奈が安藤くんと顔を見合わせて言った。



「そら…どうして昨日あの丘で泣いてたの?」






読んでいただきありがとうございます♪


最近書くスピードが遅くなってきました…。


しかしもうすぐ春休み!

春休みはたくさん投稿できるよう

頑張ります♪(´▽`)

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