キャラクター設定1:アレン・ベッセル
こんばんわ!
毎週土曜日はお話はお休みで、キャラクターの設定などを掻い摘みながら説明していきます!
2020/01/25
なろう定型版に改変いたします。
【生前】
前世で最強を極めた勇者パーティのリーダー。
万能の力を持ち、女神から授かった力によって無敵の力を誇っていた。
職種はなく、腕力・魔力共に最高位の戦力を扱っていた。
得意技はなく、全てが最強クラスの魔力になるスキル『天女の悟り』によって無双する。
また、アレンは特殊魔法陣の『音響反射装甲術式』を取得している。
一つの術式が反響して広がり、音波が新しい術式に変換されて発動する。
狭いステージやダンジョンではこれほどに便利なスキルはないが、開けた場所や無音の地、宇宙空間に近い場所、真空中、水中などでは発動できない。
それと、極めてブサイク。
女性では悲鳴をあげ、子供からは石を投げつけられる有様。
最強の名を手にした勇者にして、蔑まれる。
これまでに女の子とデートをしたことはあれど、大体は「あ、このあと予定があるんだよね」と早々に帰られてしまう。
最強のコミュ障。
女の子と話す際は絶対に目を合わせず、ドモる癖はいつまでも治らない。
【転生後】
最強の力を持ったまま、謎の美少年としてヘルザール王国のヴェノン亭前に転生する。
ヴェノン亭の亭主の娘であるプリム・ヴェノンに拾われ、彼女の宿の居候として働くことになる。
美。
まさに、彼にふさわしい文字である。
アレンの生前とは打って変わり、整った顔立ちに細マッチョな体型、甘い声も備わっている。
初対面の女の子の目を引き、目を合わせただけで失神させるのも容易なほどのイケメンである。
――ただし、コミュ障は健在で、童貞であることが露呈してしまう。
そのことがあり、プリムはアレンに対して好意を抱かず、序盤でオトコとして見てもらえることはなくなった。
だが、生前のアレンの気高さと勇猛さは変わらず、度々アレンの覚悟がうかがえる。
――まさに、人を救うために生まれた人間である。
ただ、彼は子供が欲しいのである。
読んでいただきありがとうございました!
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