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幼なじみを庇ったら幼なじみと親友の娘になりました  作者: ふきゆきのした
1章 銀髪幼女の生活 ~~小学生編~~
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番外編 第6話 もしも光ちゃんが腐っていたら

 光ちゃんがキャラ崩壊するお話なのでご注意ください。


ーーイリス視点ーー


「さて、それじゃあ始めるとするか」


 男たちが光ちゃんの居る牢屋を開けて入る。そして1人の男がアレを出す。


「ほら、早く咥えろよ」


 マジか。この辺はヤバいだろ……


「えっ、いや……それは……」

「早くしろ! さもなくば!」

パクっ……


 光ちゃん!!










 ……あれ?


「なんでお前が咥えるんだよ……」

ちゅぽんっ!

「いや、反射的に……すまん……」


 いやどんな反射神経してんだよ! 

 何が『ちゅぽんっ!』 だよ! ふざけんな!


「おい見ろよ! コイツら興奮してるぜ! 

 きっと俺たちの見て喜んでるんだぜ☆」


 今すぐ解放して帰れ!


「そうだ! ()()()はお前たちのおかげで興奮しっぱなしだ!」


 そうだ! 俺も光ちゃんもそんなやつじゃな……


「「「今なんて言った?」」」

「光たちは興奮しっぱなしだ! って言ったよ?」


 言ったよ? じゃねーよ! 俺はちっとも興奮してねーよ! つーか小1で腐るな!


「ほら、光にもっと見せてよ!」

「うわっ、キメー……じゃあお前の大事なことをお友達に伝えたら見せてやる」

「はいっ! 喜んで!」


 光ちゃんとの接し方変えるべきか……


「イリスちゃん、光ね。自衛隊の特殊部隊なの!」


 ……はい? 自衛隊?


「それでね! たくさんのおじさんたちのチソチソ咥えてるところ見て興奮してたんだよ!

 ほら、おじさん! 言ったよ! 早くチソチソ咥えてよ!」


 この光ちゃんヤバい……もし、本物の自衛隊だとしたらこの国は終わっている。

 だって自衛隊の特殊部隊さんが私利私欲のために秘密をバラしてるんだぞ? もう終わりだよ終わり。


ガキンッ!

「「く、来るなーーっ!!! お前手枷足枷壊すな!! キメーよ!!!」」


 手枷と足枷が……どうみても鉄製だよな? 光さんマジパネーっす……いろんな意味で。


「おう、お前ら楽しんでんじゃねーか!」


 3人目きた! やけにイケメンだな!?


「「ボスっ!」」


 お前ボスかよ!? そんなムッキムキでイケメンな顔しておきながらボスなのかよ!?


「またお前ら女連れて来やがって! いい加減男を連れて来いよ! 俺はな! 女になんぞ興味ねーんだよ! わかったらさっさといい筋肉持ってる男連れて来いよ! お前らのち◯こしゃぶるぞ!」

「はい?」


 え? ちょっと待って、ここまでホモで溢れてる空間、普通はなかなかお目にかかれないぞ。


「いいか、男っていうのはな。男にち◯こしゃぶられてなんぼなんだよ! 男が通り過ぎたらち◯こしゃぶしゃぶして当然なんだよ!

 お前らそんなことも分からねーのか!」


 分かるかい!!! なに常識みたいに語ってんだよ! 全然常識じゃねーよ!? 寧ろいきなりしゃぶる奴は非常識だ!


「めっちゃ分かるよ!」


 光ちゃん!? あなた今の自分の状況理解してる!? 誘拐されてるんだぞ!?


「おおーっ!!! よもやこの常識が分かる若者がいるとは!! お前ら! このお嬢様を見習え!」

「「い、いえ……そいつは危ない奴ですので……」」


 ああ、そうだ。そいつは危ないやつだ。今すぐ離れろ。


「お前ら! 常識というやつを教えてやる! こっちに来い!」

「おじさん! 光も見たい!」


 は? 頭大丈夫か?


「同士よ! 頼む! 一緒に教育してくれ!」


 ボスが子供に向かって土下座するな!


「うん! わかった! さあ行こう!」


 軽っ!? 何二つ返事でOKしてんだよ。


「お前ら行くぞ!」

「「ひえぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」」


 南無…………あれ? 俺は放置?




 2日後……



「さ、寒い……」


 ヤバい! これは不味いぞ! 死ぬ! ブレスレット使っていても床とかが冷たいから無意味に等しい! っていうか手が動かない! もうブレスレット付けられない! 食べ物も食べてないし、飲み物も飲んでない! そして両足骨折中! 色んな意味でヤバい!!!


「アリサ……将吾……小鳥……アリス……ごめんね……」


 アリスか……やっぱりシスコンだったんだな。俺は……ああ、もう無理だ……ごめん……


 俺は目を閉じた。










「イリスちゃん! しっかりして! 将吾! 早く!」

「分かってる! イリス! しっかりしろ! 小鳥! 今すぐ病院だ!」

















 あれ? ……ここは?


「イリス!」

「あれ? ママ?」


 アリサ……か? 少し老けてるような……


「少し老けた?」

「当たり前でしょ……イリスが眠ってからもう20年も経ったのよ……」


 20年!? マジで!?


コンコンっ!


 大人になった光ちゃんであろう人が病室に入ってきた。


「!? イリスちゃん……起きたんだね……良かった……」

「うん、光ちゃん」

「やっほーイリスちゃん」


 後ろから守護霊さんが手を振ってきた。

 守護霊さん!? 何故ここに!?


「えーとね、イリスちゃんを過去に飛ばしに来たんだよ」

「過去っ!? 痛っ!?」

「まあ、20年も体動かさなかったんだからそうなるよ。寧ろよく動いたね」


 それで、過去にというのは?


「えーと、このままいくとイリスちゃんは体の後遺症でまともに動けないんだよ。どれだけリハビリしてもね。だから過去に飛ばして、別の体を用意したからそこに入って貰うよ。まあ、細かいことは任せておいてよ。じゃあ頑張って!」


 それって別に過去にいかなくても新しい体用意すればよくね? と思った瞬間、俺の目の前が真っ暗になった。



 次回、◯◯くん遂に登場。

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