表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奥義の時  作者: 刀真
5/6

5 ベッドの中、子供の頃

刀真は戸惑っていた。


作業場のベッドの中で目をつむりミロク婆の話しを黙って聞いていた。

「この作業場で薬草を加工しておるのじゃ。昔はじいさんと二人だったが、今は一人じゃから大変だ。洞窟の外は、じゃ、薬の元となる薬草がいっぱいなのじゃ。まあ聖なる山のふもとだからと言われておるのじゃ。聖なる野獣がふもとの森を守っておるのじゃ。地元の村から洞窟まで安全じゃ。

そのベッドはわしが使っているものだから安心じゃぞい。わしはじいさんが使っていたベッドじゃ。匂いは大丈夫じゃよ、薬草を乾燥させたものがシーツの下に入れておるから安心なのじゃ。あ、そうそう、お茶の葉っぱと同じじゃ。香りが良いだけじゃないのじゃ。安眠もじゃ。....」

刀真は寝てしまった。


*******************


刀真の実家は剣道道場を営んでいる。だから子供の頃から木刀、真剣などを扱いなれていた。最初はじい様の姿を見て裏庭に落ちていた木の枝を振り回していた。3歳ぐらいから現在17歳まで15年ほど剣術にたずさわっていることになる。

現在、道場の裏山中腹あたりにある山小屋で、道場主とその孫が修行しているのである。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ