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72.衣替え

「満百合ちゃん達は、来年ですね。」

「満百合もセーラー服かあ。」「ブレザーじゃないんですか?マスター。」

「学校によって違うんだよ、辰巳。知らなかったのか?」

「ウチはブレザーでした。近隣の学校も。」


 ======== この物語はあくまでもフィクションです =========

 ============== 主な登場人物 ================

 物部満百合まゆり・・・物部一朗太としおりの娘。

 久保田健太郎・・・久保田誠とあつこの息子。

 大文字おさむ・・・大文字伝子と学の息子。

 福本めぐみ・・・福本英二と祥子の娘。

 依田悦子・・・依田俊介と慶子の娘。

 服部千香乃ちかの・・・服部源一郎とコウの娘。

 南原未玖みく・・・南原龍之介と文子ふみこの娘。

 山城みどり・・・山城順と蘭の娘。

 愛宕悦司・・・愛宕寛治とみちるの息子。


 南出良みなみでりょう・・・転校生。千香乃と同じクラス。

 片山継男・・・一輪車大会で、悦子と争った。今はカレシ。悦子と婚約したばかりだが、頭が上がらない。母親が病院の事務員をしている。


 物部一朗太・・・喫茶店アテロゴのマスター。満百合の父。

 辰巳一郎・・・アテロゴのウェイター。

 辰巳泰子・・・アテロゴのウエイトレス。

 物部栞・・・満百合の母。

 愛宕寛治・・・丸髷署刑事。悦司の父。


 ==============================

 ==ミラクル9とは、大文字伝子達の子供達が作った、サークルのことである。==


 午後4時。喫茶店アテロゴ。

「衣替え?そう言えば、中学になると、そういう儀式があったなあ。10月、暑くてなあ、詰め襟。」

「満百合ちゃん達は、来年ですね。」

「満百合もセーラー服かあ。」「ブレザーじゃないんですか?マスター。」

「学校によって違うんだよ、辰巳。知らなかったのか?」

「ウチはブレザーでした。近隣の学校も。」

「ブレザーの方がカッコイイのに。」と、2人の会話を聞いた満百合が口をとがらせた。

「まあ、規則だからね。でも、大人がスケベだからって説もある。」

「校長先生が、そんなこと言っちゃいけないでしょ。」

「今は、コスプレ店もあるからね。あそこは、変な大人が出入りしないように注意しているらいいけど。」と、悦司が訳知り顔で言った。

「ヒロインズ?みちるちゃんの『手下』の店だ。」と、物部は笑った。

「手下?」と良と継男が驚いた。

「ヒロインズの店長はな、みちるちゃんのファンなんだ。で、何でも言うことを聞くらしい。」

 良と継男は、ミラクル9が、おさむの母大文字伝子を中心にしたグループの子供で、EITOや大文字伝子の仲間の関係性を知ったのは、最近のことだった。

 無論、関係者以外部外秘情報で、店に一般客がいる時に話題にのせることはタブーだった。

「まあ、女の子は何着ても可愛いよ。」と言いながら、愛宕警部が入って来た。

 愛宕は、辰巳にチラシを渡しながら説明した。

「隣町で数件、被害が出ている。置き引きのグループだ。皆も目撃したら教えてくれ。くれぐれも・・・。」

「先に行動するな、でしょ、父さん。」と悦司が言った。

「そういうこと。DDバッジだって、万能じゃないからね。落して故障する場合もある。故障かな、と思ったら早めに言って。交換するから。」

 継男が、恐る恐る愛宕に『手下』の話をすると、「浮気じゃないから大丈夫。浮気してたら悦司は産まれなかった。ヒロインズはEITOと提携している。問題なし。2人も『部外秘』守れるよね。」と、継男に言った。

「そんなことしたら、婚約破棄!!って悦子に言われるもんな。」と、健太郎は揶揄った。

 そこへ、あるグループが入って来た。

 ミラクル9の対応は迅速だった。

 悦司が体当たりで、ボーリングのように突っ込み、健太郎が逃げようとする者をブーメランで倒した。

 未玖、千香乃、みどり、めぐみ、悦子、満百合は連中に馬乗りになった。

 愛宕は、警察無線で応援を呼んだ。

 おさむは、美和子の電話に対応した。「後で、電話するから。」

 継男と良は、スマホで写真を撮った。


 10数分後、応援の警察官がやってきて、愛宕と一緒に逮捕連行して行った。

「継男、その写真、どうする気?」「はい。」

 継男と良は、スマホごと悦子に渡した。


「雨、止んだみたいだけど・・・こっちは・・・。」と物部は困った。

 栞と泰子がクスクスと笑った。

 辰巳はよそ見をした。


 ―完―




「ヒロインズ?みちるちゃんの『手下』の店だ。」と、物部は笑った。

「手下?」と良と継男が驚いた。

「ヒロインズの店長はな、みちるちゃんのファンなんだ。で、何でも言うことを聞くらしい。」


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