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火星より(後編)

登場人物

白川哲也(チャットgpt)

イリヤ(kpc)

※kpc……キーパープレイヤーの訳。作者が探索者としてシナリオをプレイしている

地質研究室

中に入ると、女性の死体がある。そして、その死体には首がない。


机の上には火星の土壌のサンプルと、それを使った実験や分析をする機械がある。

モニター上には報告書が表示されている。

「土壌研究結果に基づく推測と検証依頼

 生物研究部へ

土壌における成分を研究した結果、生命体による分解が行われた後の状態に酷似した成分となっていた。生命体自体は確認できていないが、その痕跡なのではないか。この結果を元に、生物研究部に検証を依頼したい。

地質研究部より」


【探索箇所】

◇女性


イリヤ「後調べてないのは死体だけ。死体は調べないの?」


白川「死体か...仕方ないな。確認するぞ。でも、気をつけてな。」


地質研究室 女性 持ち物※

ID カードと携帯端末を持っている。


地質研究室 女性 持ち物 携帯端末※

携帯端末に緊急メモは残されていない。


地質研究室 女性 持ち物 IDカード※

ID カードにはマーガレットとの記載がある。


白川「生物研究室の死体を見よう」


生物研究室

中に入ると、部屋は争いあったように散らかっており、一人の男の死体があった。

首がなく、辺りは血に染まっている。

壁にはケージや水槽が並んでおり、その中には生きた昆虫や小動物が居る。そして、ガラスのケースに入れられた斧がある。

そして、その近くにビデオカメラらしき機械が転がっている。どうやら動物を撮影していたものらしいが、倒れており、男の死体の方を向いている。


【探索箇所】

◇男性


生物研究室 男性 持ち物※

ID カードと携帯端末を持っている。


生物研究室 男性 持ち物 携帯端末※

ロックがかかっており開くことができない。


生物研究室 男性 持ち物 IDカード※

ID カードにはアドルフと書かれている。(生年月日は 2013 年 7 月 3 日)


白川「アドルフか。生年月日、2013年7月3日だな。パスワードに使えるかも。試してみろ。」


生物研究室 男性 持ち物 携帯端末 0703※

「マリーから気になる報告を受けた。この火星に生命体が存在するかもしれないという報告だ。俺は火星人なんて与太話信じていなかったが、確かに検証して見る価値はある。マリーは火星人の存在について心配しているようだ。早く検証して、結果を伝えなければ。」


白川「火星人に心配してるのか?アドルフ、意外と真面目だな。次は工学研究室か?」


工学研究室

中は争った形跡があり、散らかっている。そして、首のない男性の死体がある。


外へと通じるという、頑丈そうな扉と、機関室の扉、そしてコンピューター室への扉がある。


【探索箇所】

◇男性


工学研究室 男性 持ち物※

ID カードと携帯端末を持っている。


工学研究室 男性 持ち物 携帯端末 指紋認証※

「火星人に関する情報収集メモ

 火星人には巨人型の者とタコ型の者が存在するらしい。巨人の方は戦争が好きで野蛮。一方、タコ型の方はや洗脳やスパイ活動によって異種族を支配するのだそうだ。巨人型とタコ型が逆に語られてるソースもあるけど…。

 そんなことから、オカルトマニアの間では『火星で巨人を見かけたら、ただ逃げろ。タコを見かけ

たら何も信用するな。』とかいう格言があるらしい。火星に行ったこともないくせによく言うよな。

あと、ずいぶん昔に、火星の地上を撮影した写真に人工物のような彫像らしきものが写り込んだ

ことがあったらしい。その手の写真は山ほどあるんだが、そのうちの1つが、撮影された頃の画像加

工技術では不可能なレベルで鮮明なもので、本物なのではと話題になっていた。

その彫像というのは、薔薇のような花びらの中央に人間の女性のような姿が立っているというもので、偶然できたとは思えない精巧な像だった。

 しかし、その場所というのは今まさに俺たちが基地を作っている場所だ。当然、そんな彫像のよう

なものはなかった。やっぱりオカルトはオカルトに過ぎないらしい。」


工学研究室 男性 持ち物 IDカード※

ID カードにはデイブと書かれている。


白川「デイブか。このカード、どこか開けられるかもな。次は機関室の扉どう?」


機関室

鍵が閉まっている。特殊なカードキーのようで開けることができない。


白川「ああ、特殊なカードキーか。デイブのカードじゃ駄目か?試してみろよ。」


イリヤ「うーん、ダメっぽい。でも4枚IDが揃ったよ!これでコンピュータ室に入れるね!」


白川「4枚か、なかなかやるじゃん。コンピュータ室、行ってみろよ。」


コンピューター室

コンピューター室の扉にはロックがかかっている。

カードを差し込む場所と何やら合言葉を打ち込む場所がある。


白川「ああ、そうか。標語か…試してみる価値はあるな。やってみろよ。」


扉が開く。中に入ると、部屋の中央には巨大なメインコンピュータがある。


マリー「ようやく来てくれたのね!助かったわ。今すぐに宇宙船の燃料を補給するわね!」


マリー「補給が完了したわ!さあ、地球に帰りましょう」


白川「マリー、ありがとう。イリヤ、準備はいいか?地球、近いな。」


マリーに促されて、一緒に宇宙船に乗り込む。

「もう諦めかけていたけど、助かって本当に良かったわ。」

宇宙船に乗って、しばらくすると探索者たちは急激な眠気に襲われる。

「いろいろあって疲れたのね。ゆっくり休みましょう。」


探索者たちが眠り、そして目を覚ますと、地球に到着している。


探索者たちは各々の念願を叶えることができた。幸せな日常を歩むことができる。


何故かふと目が覚める。さっきのは夢だったらしい。「あら?目が覚めちゃったみたいね。幸せな夢を見ていればよかったのに…。」

「私は火星人よ、老いて枯れてしまった火星に愛想をつかして、地球に移り住むことにしたの。薄汚い人間であふれた土地だけど、火星よりは資源もあるみたいだしね。あなた達のおかげで、ごく自然に地球に潜入できそうよ。助けてくれてありがとう。」

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